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ブログ記事

妊婦検診について
ベテラン助産師の本村啓子です   本日は、妊娠中のママたちへ、妊婦検診について詳しくお伝えします。 初めての妊娠や出産に不安を感じる方も、安心してお読みいただける内容です。         妊婦検診の重要性     妊婦検診は、母子の健康を守るために非常に重要です。 これらの検診は、妊娠中の問題や合併症を早期に発見し、必要なケアを提供するために行われます。 定期的な検診を受けることで、母子ともに健康な妊娠生活を送ることができます。       検診のスケジュール   妊婦検診のスケジュールは、通常、以下のようになります。   妊娠初期(妊娠8週まで): 初期の検診では、妊娠の確認と基本的な健康状態の評価が行われます。また、妊娠週数の確定も行います。 妊娠中期(妊娠12週から28週まで): この時期には、胎児の成長や異常の有無を確認する超音波検査が行われます。また、母体の健康も定期的にチェックされます。 妊娠後期(妊娠29週から出産まで): 最胎児の発育や子宮の収縮力、分娩の準備状況などが検査されます。     検診の内容   妊婦検診には、血圧測定、尿検査、体重のチェック、胎児の心拍確認などが含まれます。 また、必要に応じて追加の検査が行われることもあります。   妊娠中の不安や疑問に対処するために、検診の際に質問をすることをおすすめします。 助産師や医師は、あなたの健康と赤ちゃんの健康をサポートするためにいます。       まとめ   妊婦検診は、妊娠中のママと赤ちゃんの健康を保つために欠かせないものです。 定期的な検診を受けることで、早期に問題を発見し、適切なケアを受けることができます。 安心して検診を受け、健康な妊娠生活を送りましょう。       妊婦検診のポイントと注意事項   今回は、妊婦検診におけるポイントと注意事項についてお話しします。 初めての妊娠経験の方も、これからの検診で何をするのかがう。   検診のポイント   正確な週数を把握する: 妊娠初期の検診では、正確な妊娠週数を確認します。これは、胎児の発育を適切に評価するために重要です。 超音波検査: 妊娠中期に行われる超音波検査は、胎児の成長と健康を確認するための重要な手段です。胎児の心拍や臓器の発育状況を詳しく確認します。 血圧と体重: 血圧と体重のモニタリングは、母体の健康を確保するために欠かせません。高血圧や適切な体重管理が重要です。 尿検査: 尿検査は糖尿病や尿路感染症などの問題を早期に発見するために行われます。   注意事項   定期的な検診を怠らない: 検診のスケジュールを守ることが重要です。適切なタイミングで検診を受けることで、問題を早期に発見し、対処できます。 質問を恐れない: 検診の際に疑問や不安があれば、遠慮せずに助産師や医師に質問しましょう。あなたと赤ちゃんの健康に関する情報を理解することは大切です。 生活習慣に注意: 健康な妊娠生活を送るために、バランスの取れた食事、適度な運動、ストレス管理などに気を付けましょう。   まとめ   妊婦検診は、妊娠中のママと赤ちゃんの健康を守るために欠かせないものです。 正確な週数の確認や超音波検査、体調のモニタリングなどが重要です。 また、質問をすることや生活習慣に気を付けることも忘れずに行いましょう。 安心して検診を受け、健康な妊娠生活を送りましょう。   続きを読む...
妊娠中の不眠
こんにちは。助産師歴35年のベテラン本村啓子です。   今日は妊娠中の不眠についてお話しします           妊娠中の不眠   妊娠中の不眠は、多くの場合、ホルモンバランスの変化によるものです。   妊娠初期には特に、以下の要因が不眠の原因となります。     1. ホルモンバランスの変化:  妊娠初期(13週6日まで)では、妊娠を継続するために hCGホルモン、エストロゲン、プロゲステロンなどのホルモンが急激に変化します。 これらのホルモンの増加は、睡眠に影響を与え、不眠の原因となります。       2. つわり(悪阻):  妊娠初期にはつわりが起こり、日中に体調が悪化し、 夜に回復するため、昼夜逆転することがあります。       3. 寝汗:  プロゲステロンの増加により、妊娠初期には寝汗が増え、寝苦しさを引き起こすことがあります。     4. 頻尿: 妊娠初期から尿量が増え、頻尿が起こります。 特に夜間に頻繁なトイレが不眠を引き起こすことがあります。       5. 不安:  妊娠初期には流産や胎児の先天性疾患、高齢出産に対する不安が増えることがあり、 これが不眠の一因となります。 これらの要因は、ホルモンバランスの変化による身体的な変化や不安感から生じるものです。             妊娠中の不眠の解決方法   妊娠中の不眠を解決するためには、以下の方法が役立ちます。 ただし、個人差がありますので、自身の状態に合った方法を選ぶことが重要です。         1. お風呂はぬるめのお湯に入る:  ぬるめのお湯に入浴することで体温が上昇し、その後体温が下がりやすくなります。 就寝前にぬるめのお風呂に入ることで、眠りにつきやすくなります。     2. 日中に軽い運動をする:  日中に軽い運動を行うことで、睡眠の質が向上します。 ウォーキングやマタニティヨガなど、負担のかからない運動を選びましょう 20分程度の軽い運動でも十分です。       3. 呼吸法を活用する:  ヨガの呼吸法は、ストレスを軽減し、睡眠の質を向上させる効果があります。 妊婦さんでも安全に行える呼吸法を試してみると良いでしょう。       4. デジタルデバイスの使用を控える:  夜寝る前にはパソコン、スマホ、テレビなどから出るブルーライトを避けることが大切です。 ブルーライトはメラトニンの分泌を抑え、睡眠を妨げます       5. 仮眠は短時間にとどめる:  昼間の仮眠は短時間にとどめ、夜の睡眠を妨げないようにしましょう。... 続きを読む...
妊娠中の食事
こんにちは、助産師の本村啓子です 今回は妊娠中の食事についての記事を書かせていただきます     妊娠中、ママはつわりや、ホルモンの変化、また体重の増加など いろんな変化が起きて、大変なことも多いです。   とても大変なことも多いですが、身体には存在の大きな 小さな命を育む役目を果たしているからです。   ストレスを感じないようにしながら つわりが収まってきたら 赤ちゃんの健やかな成長のために、少しずつ妊娠中の食事のバランスを考えていきましょう   一番大切なのはバランスの良い食事です。       基本の食事   基本の食事の組み合わせは難しく考えず色味がよくて 美味しそうだなと感じる色味にできたらいいです。 主食: ごはんやパン、麺などの炭水化物を。 副菜: 野菜やきのこ、豆などでビタミンやミネラルを。 主菜: 肉、魚、卵からたんぱく質を。 乳製品: チーズやヨーグルトでカルシウム補給。 果物: ビタミンCやカリウムを取り込みましょう。 上記のような中身がバランスよく取り入れられたらいいですね     妊娠中に特に摂りたい栄養素   葉酸: 赤ちゃんの成長や脳の発達には欠かせません。(妊娠を考えた時からとりたい栄養です)特にのりや緑の野菜やいちごに多く含まれています。 鉄分: 妊娠中は妊娠前の3倍以上が必要です。アサリや納豆、小松菜に豊富です。 カルシウム: 赤ちゃんの骨作りに必要です。乳製品や小魚に多いです。 ビタミンB群: エネルギー代謝に欠かせない栄養素。全般的に食事のバランスが大切です。  ビタミンB1:豚肉、穀類など ビタミンB2:レバー、ハツなど ビタミンB6:にんにくや肉類、魚類など ビタミンB12:貝類や魚卵、レバーなど   注意が必要な食品や成分   ビタミンA: うなぎやレバーは摂りすぎに注意。 ヨウ素: 昆布の過剰摂取には注意しましょう。 ヒ素: ひじきは週2回の摂取を目安に大量には食べ過ぎない 水銀: 一部の魚類の過剰摂取は控えめに。     水銀の多い魚については以下の通りです   以下の魚は週に1回、80g(片手のひらサイズ)までとしてください。 キンメダイ メカジキ クロマグロ メバチマグロ 次に、週に2回、80gまでとして良い魚は以下となります。 レンコダイ(キダイ) マカジキ ユメカサゴ ミナミマグロ クロムツ 水銀の心配が少ない、安心して食べられる魚は次の通りです。 サケ アジ サバ イワシ サンマ タイ ブリ カツオ キハダマグロ ビンナガマグロ メジマグロ これらの魚は、妊娠中も気軽に楽しんでいただけます。   魚はDHAやEPAといった健康に良い脂肪酸、さらにはタンパク質やミネラルも豊富。 特にDHAは、赤ちゃんの脳や目の発育に役立つ重要な栄養素です   しかし、水銀が多い魚は摂取制限が必要ですが、 たまに食べる分には大きな心配はいりません。... 続きを読む...
妊娠!!!
こんにちは、助産師の本村啓子です 今回は妊娠の判明についての記事を書かせていただきます       妊娠の判明       妊娠の発覚にはさまざまなサインや症状があります。     実は、私自身も妊娠を知ったとき、胃の痛みが初めてのサインでした 1人目の時は、つわりは感じませんでした   2人目の時は、早くから妊娠と同時につわりがしっかりと訪れました     このように、妊娠の判明は人それぞれ異なり 同じ人でも前回とは違う体験があります。       妊娠の可能性を示す主な兆候や症状     以下は、妊娠の可能性を示す主な兆候や症状です。       生理の遅れ: 生理が予定日を過ぎても来ない場合、これは妊娠の一番明確な兆候のひとつです。   着床出血 :     受精卵が子宮内膜に着床する際に、少量の出血が見られることがあります。   乳房の変化: 乳房が張る、敏感になる、色が濃くなるなどの変化が見られることがあります。   頻尿:          膀胱に圧迫感を感じやすくなり、トイレの回数が増えることがあります。   疲れやすさ: 体のだるさや異常な眠気を感じることがある。   つわり:       朝を中心に、吐き気や嘔吐を感じること。                  ただし、必ずしも朝だけに限らず、一日中続く場合もあります。   嗅覚の変化: ある特定の匂いに敏感になることがある。   食欲の変化: 一時的に食欲が減退したり、特定の食品を強く求めたりすることがあります。   心拍数の上昇: 妊娠すると心拍数が上昇することが一般的です。   基礎体温の高止まり: 妊娠すると、基礎体温が高温期が続くことがよくあります。   腹部の膨らみ: 進行する妊娠に伴い、腹部が徐々に膨らんでくる。   胃の不調:    胃のムカツキや胃酸の逆流などの消化器系のトラブルが起きることがあります。   情緒の変動: ホルモンのバランスの変化から、気分が不安定になったり 怒りっぽくなったりすることがあります。 これらの兆候や症状がいくつか当てはまる場合や、生理の遅れを感じる場合には 妊娠検査薬での検査や産婦人科での診察を受けることをおすすめします。     妊娠の診断が遅くなると、ママと胎児の健康に様々なリスクが関連してきます。    ... 続きを読む...
妊娠中の薬の取り扱いについて
こんにちは、35年の経験を持つ助産師、本村啓子です     妊娠という特別な期間中、ママたちが抱える不安や疑問を少しでも和らげるために 今回は妊娠中の薬のについてお話ししたいと思います。       妊娠中の薬       妊娠初期の薬について    妊娠初期、特につわりの時期には、胎児の神経が形成されている大事な時期です この時期に特定の薬を摂取すると、胎児への影響が懸念されるため十分な注意が必要です       ただ、すべての薬がダメというわけではありません。 母体の健康を維持するために必要な薬もあるため 一概に使用を中断することはおすすめしません         妊娠中の薬の基本    妊娠が判明したら、まず最初にやるべきことは 現在使用している医薬品の成分や効能を確認することです   そして、その薬が妊娠中に安全に使用できるか、医師や薬剤師に相談することが大切です。         月経が予定日を過ぎても来ない、 または最後の月経後に性交渉があった場合、妊娠の可能性が考えられます   妊娠初期は症状が出にくく、妊娠検査で陰性の結果が出ることも。       このような場合でも、安易に薬を使用するのは避けるようにしましょう         薬を使用する際の注意    特定の薬を使用中、あるいは最終使用後に性交渉を行う場合 一定期間避妊が必要な場合があります。     これは、薬が胎児に与える影響を避けるための対策です。 どの薬にどのような避妊方法が適しているか、専門家に相談しましょう。       そして、薬の使用中や使用後に妊娠が判明した場合 自らの判断で薬を中断するのは避けて専門家にご相談ください。     相談できる場所    妊娠中の薬の使用に関する不安や疑問は、 通院中の病院で聞くのが一番いいでしょう   あなたの身体のことをよく知っているかかりつけ医でもいいです。   やむを得ず違う病院に行く場合は、できるだけお薬手帳を持っていきましょう。 より正確な判断ができるからです。     また「妊娠と薬情報センター」での相談も可能です。   詳しくは「国立成育医療研究センター妊娠と薬情報センター」のHPをご参照ください。   妊娠と薬について知りたい方へ | 国立成育医療研究センター妊娠中の薬剤使用に不安を持つ女性への安全情報の提供や、集積した相談者の服薬データと妊娠転帰データからのエビデンスの創出を目的に、2005年に「妊娠と薬情報センター」を開設しました。当センターの作成した回答書をもとに、主治医や拠点病院に設置された「妊娠と薬外来」で情報提供を行っており、相談数は年間約2000例で年々増加しています。さらに、欧米のネットワークにも…www.ncchd.go.jp     最後に、妊娠という特別な期間、母体の健康はもちろん 胎児の健康も考慮しながら、適切な薬の選択と使用方法を心がけることが大切です。   何か不安や疑問があれば、専門家に気軽に相談してくださいね。   安全で健やかな妊娠生活をお過ごしください   続きを読む...
胎教について
こんにちは、助産師の本村啓子です。 今回は胎教についての記事を書かせていただきます 胎教って何? 「胎教」と聞くと、英才教育を思い浮かべる方もいるかもしれませんが、 現代の胎教はそうした厳格なものではありません   むしろ、親子のコミュニケーションと、ママのリラックス効果 を重視したアプローチが主流です   では、具体的に胎教が赤ちゃんにもママにもどのような効果をもたらすのでしょうか?   胎教の効果は? 胎教にはさまざまな説があり、効果についての科学的な証拠はまだ不足しています   例えば、胎教を行った子供が夜泣きが少なかった、情緒の発達に良い影響があった、 赤ちゃんがお腹の中で聞いた音楽を覚えているなど、様々な話があります。   しかし、これらの効果について確たる証拠があるわけではなく、 子供の個性や状況による要因も影響しているかもしれません   赤ちゃんの脳機能や記憶力についても未知の領域が多く、 胎教の効果に関してはまだ多くの疑問が残っています   そこで、現代の胎教では親子のコミュニケーションと、 ママのストレス軽減が主要な効果とされています。   赤ちゃんとの穏やかな時間を共有し、愛情を育む機会として、 胎教を楽しんでいただければと思います   胎教を始めるタイミング 胎教を始めるタイミングはいつからでもいいでしょう。   妊娠が判明した瞬間から胎教を始める方もいれば、 胎動を感じるようになってから始める方もいます     また、お仕事を持つママなら、産休に入ってから始めることも一つの方法です。   ただし、特におすすめなのは妊娠7ヵ月頃です。     なぜなら、この時期になると赤ちゃんの聴覚器官が発達し 音を認識できるようになるからです   胎動を感じることが増えるこの時期に胎教を始めると 赤ちゃんの反応を実感しやすく、モチベーションも高まることでしょう   赤ちゃんからの反応が得られるこの特別な時期を逃さず、胎教を楽しんでみてください。   おすすめの胎教方法 それでは、具体的な胎教方法をいくつかご紹介しましょう。 自分の好きな方法で楽しみながら、赤ちゃんとのコミュニケーションを深めていきましょう。   1. 話しかける:  赤ちゃんの聴覚は発達しており、ママやパパの声を聞き分けることができます。 簡単な言葉や会話を楽しんでください。初めてのママでも、簡単な挨拶や天気の話から始めてみましょう 2. お腹を撫でる: 優しくお腹を撫でると、赤ちゃんが反応することがあります。 パパや上の子供さんにもお腹を触らせてみてください。信頼関係を築くための素晴らしい方法です   3. 音楽を聴かせる: 赤ちゃんは外部の音にも興味を示します。 好きな音楽を楽しんで、赤ちゃんに聞かせてみてください。 クラシックからJ-POPまで、ジャンルは問いません。   赤ちゃんが生まれてからも同じ音楽を聞かせることで、安心感を与えることもできます   4. キックゲームをする:  赤ちゃんの胎動が活発になったら、キックゲームを試してみてください。 お腹を優しく叩いてみると、赤ちゃんが反応してくれることがあります。   コミュニケーションの楽しみ方の一つです 胎教を楽しむためのポイント 最後に、胎教を楽しむ際に気を付けたいポイントをご紹介しましょう。   無理に続けない:  妊娠中は気分が不安定になることもあります。 無理に胎教を続ける必要はありません。 ストレスを感じず、楽しんで取り組むことが大切です   静かな場所で行う: 赤ちゃんには特別な聞こえ方があります。 静かな部屋で胎教を行うと、ママやパパの声や音楽が赤ちゃんにも届きやすくなります   胎教Q&A 最後に、よく寄せられる胎教に関する質問にお答えしましょう。... 続きを読む...
つわり
こんにちは、助産師の本村啓子です。     妊娠してから、つわりに悩む妊婦さんも少なくないですね。   つわりは、喜びの中にも辛さを抱えるものですが その辛さは他人にはなかなか理解されないことが多いですよね。       また、妊娠ををまだ知らせていない場合、 仕事や家庭でのストレスが加わることもあるでしょう。 今回は、つわりとその対処法についてお話ししましょう。       つわりの症状とは つわりは、妊娠初期(5〜6週目から)に 悪心、嘔吐、食欲不振、胸焼け、多量の唾液分泌などを伴う症状です。 さらに、眠気、頭痛、イライラ、食の好みの変化なども含まれます。     実際、多くの妊婦さんがこれらの症状を経験します。 嘔吐が続くと、脱水や栄養素の不足を引き起こし、さらに体調が悪く入院する場合もあります。     赤ちゃんはこの時期、ママがつわりで食べれなくても、 栄養はママの身体を通してもらいますが、さほど影響ありません。     水分さえ取れていれば最低限は大丈夫ですが、 ママとしてはつらいし、気になりますよね。   つわりの詳細な原因は分かっていませんが、 妊娠とともに女性ホルモンであるホルモンの変動と関連していることがわかっています。     通常、胎盤が完成する12〜16週までに症状が軽減することが多いですが 胎児が成長するにつれて胃が圧迫され、16週以降もつわりの症状が続くことがあります。     つわりは、朝起きたときに症状が強いとされていますが、実際にはいつでも起こります。     朝のつわりがひどい場合は、ベッドサイドに軽食や水を用意すると良いでしょう。 こまめに分けて食べることが有効な場合もあります。 つわりが悪化しないよう、過度な労働を避け、休憩を取ることが重要です。 また次のようなことが有効な場合があります。   ・匂いに敏感な人は、誘発する匂いを避ける。   ・歯磨きやうがいをすることで、口の中をスッリさせる。 (歯磨き自体が吐き気を誘発する場合はうがいのみでOK)   ・タンパク質や野菜を中心に食事を摂り、少量かつ頻繁に食べる。   ・マルチビタミンや葉酸のサプリメントを検討する (医師や助産師に相談することをお勧めします)。   ・手や足の特定のつぼを刺激することで症状の緩和が期待できます。   つわりの感じ方や対処法は人それぞれ異なります。   自分に合った方法を見つけ、つわりの期間を乗り越えましょう。       つわりは一時的な辛さですが、 あなたの健康と赤ちゃんの成長のために大切な時期でもあります。   徐々に改善されるものですから、焦らずに乗り越えましょう。   あなたと家族の幸せな未来を応援しています。 続きを読む...
母乳育児について
こんにちは、助産師の本村啓子です。 今回は母乳育児についてお話ししようと思います 少し前に、母乳育児でないと肩身の狭い思いをするママがいた時代がありました   従来の考えの根底にあるのは、   「母乳で育てるのは当然のことである」 「母乳はだれしも必ず出るものである」   という考えです     この考え方は、ミルクがない時代から子育てしていた多くの人の根底にある考え方で あることを理解しておきましょう。     しかし、体質的に母乳が出にくいママもいます   敏感なこの時期に、何気ない「私は沢山出たんだけど」のような 義母の言葉で傷つくこともありますね         昔と違って母乳に代わる代替え品もありますので、自分の生活スタイルや 考え、体質などで利用することは素敵な時代が来たのだと思います     ただ、母乳は、自分の赤ちゃんに必要な成分で作られていて 吸収しやすく、また免疫が含まれているので、 赤ちゃんが病気をしにくいという利点があります。 (生まれた週数で母乳の成分は違います)   また、出産後の早期の授乳は、オキシトシンという愛情ホルモンが分泌されて 赤ちゃんを可愛いと思えるようになったり、さらなる分泌を促し 産後の子宮の収縮を促して出血を止めたりする大切なホルモンです。 母乳をあげることはそのようメリットもあります。 母乳で育てるためには、産後からの支援だけでは不十分で 妊娠、出産、そしてその後の育児期間にわたり、継続的なサポートが必要です。   母親学級に参加して妊娠中のケアを教えてもらったり 分娩室での早期授乳、出産後の母乳管理など受けながら 産後の身体が無理をしないように行っておく必要があります   心身共に忙しいマタニティ期ですので、無理をせずにできることを ぼちぼち心掛けて行っていきましょう。 続きを読む...
妊娠されたママへ
こんにちは、助産師の本村啓子です。     お祝いの言葉   今日は、妊娠について、お話しします。   妊娠おめでとうございます。   妊娠という喜びに包まれる瞬間は、何とも言えない幸せですね ご家族にとっても素晴らしい喜びです!    新しい生命が母体の中で芽生え、成長し続けているという奇跡を感じる瞬間です。 その小さな命にも、あなたの愛と温かさがつたわっていることでしょう    ご主人との共感や喜びは、この世に誕生する命への愛情を一層深めてくれるでしょう一緒に赤ちゃんの成長を楽しむこと、将来の夢や期待を分かち合うことは、 絆を強化する特別な体験です   妊娠中のお母さんの身体は、新しい生命を育てるために驚くほどの変化を遂げます。 胎児のために、心臓が頑張って血液を流し、栄養を吸収し、赤ちゃんの成長のためへと頑張っています。   すべてが何にも代えがたい愛情のこもる変化です。 妊娠中のお母さんが、体の変化に向き合うことだけでも 赤ちゃんへの最高の贈り物になります     愛情、サポート、そしてお互いへの感謝の気持ちを忘れずに この素晴らしい妊娠・出産に臨んでください   妊娠は家族全体にとっての新たな出発点です。 赤ちゃんが誕生する瞬間まで、きっと楽しい驚きと幸せに満ちた日々が待っています。   この素晴らしい旅路を共に歩み 愛と幸福に満ちた家庭を築いていくことを願っています。   最後に、もう一度おめでとうございます   新しい命が誕生する喜びと奇跡を感じながら、幸せな妊娠期間をお楽しみください。   そして、これからの家族の新たな日々が 愛と幸福に満ちていることを心から願っています。   どうぞお身体と心を大切にして、素晴らしい未来を育んでください 続きを読む...
助産師が贈る家族応援プログ
はじめまして、助産師歴35年の本村啓子です。   このブログでは、私がこれまでに培ってきた知識や経験を活かして、 妊娠・出産・子育てに関する情報をお届けしていきます。   また、私がおすすめする商品やサービスについてもご紹介していきます。   子育ては何かとお金がかかるものですが、 安心して使える優良な商品を選ぶことはとても大切です。 私自身もこれまで多くの商品を使ってきましたが、 その中で特におすすめしたいものを厳選してご紹介します。   さらに、子育てにまつわるエピソードや、 私自身が感じた悩みや苦労、そしてその解決策などもお話ししていきます。 子育ては楽しいこともたくさんありますが、時には困難な局面もあります。 そんなときには、私のブログが少しでもお役に立てれば嬉しいです。   それでは、私の豊富な経験から得た知識を活かして、皆さんの子育てを応援していきましょう! 続きを読む...