こんにちは、35年の経験を持つ助産師、本村啓子です![]()
妊娠という特別な期間中、ママたちが抱える不安や疑問を少しでも和らげるために
今回は妊娠中の薬のについてお話ししたいと思います。
妊娠中の薬
妊娠初期の薬について
妊娠初期、特につわりの時期には、胎児の神経が形成されている大事な時期です![]()
この時期に特定の薬を摂取すると、胎児への影響が懸念されるため十分な注意が必要です![]()
ただ、すべての薬がダメというわけではありません。
母体の健康を維持するために必要な薬もあるため
一概に使用を中断することはおすすめしません![]()
妊娠中の薬の基本
妊娠が判明したら、まず最初にやるべきことは
現在使用している医薬品の成分や効能を確認することです![]()
そして、その薬が妊娠中に安全に使用できるか、医師や薬剤師に相談することが大切です。
月経が予定日を過ぎても来ない、
または最後の月経後に性交渉があった場合、妊娠の可能性が考えられます![]()
妊娠初期は症状が出にくく、妊娠検査で陰性の結果が出ることも。
このような場合でも、安易に薬を使用するのは避けるようにしましょう![]()
薬を使用する際の注意
特定の薬を使用中、あるいは最終使用後に性交渉を行う場合
一定期間避妊が必要な場合があります。
これは、薬が胎児に与える影響を避けるための対策です。
どの薬にどのような避妊方法が適しているか、専門家に相談しましょう。
そして、薬の使用中や使用後に妊娠が判明した場合
自らの判断で薬を中断するのは避けて専門家にご相談ください。
相談できる場所
妊娠中の薬の使用に関する不安や疑問は、
通院中の病院で聞くのが一番いいでしょう![]()
あなたの身体のことをよく知っているかかりつけ医でもいいです。
やむを得ず違う病院に行く場合は、できるだけお薬手帳を持っていきましょう。
より正確な判断ができるからです。
また「妊娠と薬情報センター」での相談も可能です。
詳しくは「国立成育医療研究センター妊娠と薬情報センター」のHPをご参照ください。
最後に、妊娠という特別な期間、母体の健康はもちろん
胎児の健康も考慮しながら、適切な薬の選択と使用方法を心がけることが大切です。
何か不安や疑問があれば、専門家に気軽に相談してくださいね。
安全で健やかな妊娠生活をお過ごしください





