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ブログ記事

産後の身体
ベテラン助産師の本村啓子です 産後の身体は、出産前と同じ生活ができるまでには およそ2カ月がかかります。 産後の身体のことを知り、順調に回復していきましょう。   産後の身体 乳房の緊満 出産後、ホルモンのバランスが大きく変化し、 母乳育児に適応するための準備が進み、胸が張ります。   腹部の変化  妊娠中に拡大した腹部の皮膚と筋肉は、出産後も時間がかかるまで元の状態に戻りません。 多くの女性は産後しばらくの間、おなかがたるんでいるように感じます。 膣の変化 産後、膣の筋肉は緩むことがあり、膣の周りの組織も腫れたり、裂けたりすることがあります。 これは自然な出産の結果であり、時間とセルフケアによって回復します。 骨盤の変化 出産時、骨盤は拡張し、骨盤の関節(恥骨結合や仙腸関節)が緩みます。 これは胎児の通過を容易にするための生理的な変化です。 しかし、この変化が続くことで、腰痛や骨盤の不安定感を感じることがあります。   腹直筋の分離 妊娠中にお腹が大きくなると腹直筋が横に分離することが多いです。 産後、、もどらないと、腰痛やお腹のたるみにつながります 骨格の変化 妊娠中に骨格にも変化が生じます。 胎児の重さに対応するために、特に胸椎や腰椎のカーブが増加することがあります。 精神的な変化 産後にはホルモンの変化や新しい育児の責任に対するストレスがかかり 精神的な変化も現れることがあります。   また、夜間の授乳などで睡眠不足になりがちで、過敏になったり、神経質になったり、 産後うつ病になることがあります。   寝れるときはできるだけ休みましょう・ 産後間もない時期も家族の協力を得て、長めに3時間は寝る時間を 1日1回でも補えると心身が楽です。 また、産後の身体のケアは非常に重要です。 産後の体操(産後体操)は、筋力を回復させ、姿勢を改善し、腹直筋を引き締めるのに役立つ方法の一つです。 特に産後すぐから始めることが、身体の回復に役立ちます。     産後体操 産後体操の目的 産後体操の主な目的は、腹直筋の分離を縮め、骨盤底筋を強化し、姿勢を改善することです。 これにより、腹部の筋肉を強化し、腰痛の予防や回復を支援します。   産後体操の開始時期 産後体操は、医師や助産師からの許可を得てから開始する必要があります。 通常、出産後数週間から数か月後に開始されます。   産後体操の時間 朝・夕の1日2回行いましょう 毎日行いましょう。   産後体操   産後体操の目的   ●分娩時にのびた腹壁や骨盤底筋の回復を速やかにします。 ●血液の循環をよくし、静脈内のうっ血や血栓を防ぐ。  ●悪露の排出、子宮の回復を早めます。 ●靱帯を強め、関節の屈曲性を増します。 ●筋肉の痛みをとり、疲労を回復させます。  ●内臓下垂を予防し、便秘にならないようにします。 産後1日目から簡単な産後体操で、身体を回復させます それでは方法について説明します。 腹式呼吸 1・ お 腹 に 手 を あ て 、 息をゆっくり吸います(3秒) 2・ゆっくり息を吐きます(5秒) 腹直筋のトレーニング 1・仰向けに寝て、膝を曲げます。 1・息を吐きながら腹部を縮め、頭を上げます。 2・5秒間保持し、ゆっくりとリラックスさせます。 3・これを10回繰り返します。 脚のストレッチ 1・寝ながら両足を伸ばし、つま先も伸ばします 2・片方の足先を上に曲げます。 3・同様に反対の足でも行います。 4・これを交互に10回繰り返します。 骨盤底筋トレーニング   1・寝ながら、膝を立てます。 2・骨盤底筋を収縮さながらおしりを引き上で戻します。 4・これを10回繰り返します。... 続きを読む...
知ってほしい哺乳量たりてるかの目安。
ベテラン助産師の本村啓子です 初開催決定! 1月26日(金)10時から(30分予定) 「ゆるーく安産になる方法!」 ※初めてなのでミスなどおおめに見てね^^; 今日は新生児の哺乳量についてお話します。 新生児の哺乳量 新生児はどんどん成長し、胃も大きくなっていくため 1日に飲む母乳量も日々増えていきます。   3時間おき1日8回の授乳をする場合 赤ちゃんの体重にもよりますが、 1回に飲む母乳量の目安は「生後日数×10ml+10ml」といわれています。 ※先日ブログでお話したように母乳の場合は1日12~15回ということもあります。 生後1週間以内に飲む1回の母乳量の平均は以下の表のとおりです。     ※その後はあまり増えず1か月で80~120㏄/ 回ほどです。 生後2~3週間になると胃も大きくなってくるので、1回に飲む母乳量が増えてきます。     母乳量が不足しているサイン 飲んでいる母乳量が不足しているときのサインを紹介します。 以下のような状態が見られる場合は飲んでいる母乳量が足りない可能性があるので 授乳回数を増やす、授乳姿勢や吸い方を見直すなどしてみましょう。 体重が増えない 元気がなく機嫌が悪い おしっこの回数が1日6回以下で少ない うんちの回数が少ない 授乳後1時間以内にすぐ泣く 授乳量が少ない原因   出産後間もない場合   出産後間もない場合はまだ十分に母乳が生成されていない場合があります 頻回の授乳を試し、最低1日に8回以上の授乳を行って分泌を待ちます。 ストレスと疲労 母親のストレスや睡眠不足、疲労は母乳量に影響を与えることがあります。 リラックスし、十分な休息を取ることが大切です。   栄養不足  母親の栄養状態が不良だと、母乳の質や量に影響を及ぼすことがあります。 バランスの取れた食事や水分摂取を確保し、必要な栄養素を摂ることが重要です。 授乳の仕方   授乳の際に正しい姿勢や乳首の位置、赤ちゃんの吸い付きを深くするなど、 授乳テクニックを改善することが必要です   乳腺の詰まりや炎症 乳腺の詰まりや乳腺炎が発生すると、母乳供給が一時的に減少することがあります。 これらの問題は早期に対処することが大切です。 対処については別のブログでお話します。   赤ちゃんの健康問題   赤ちゃんが吸う力や能力に問題がある場合や横断など赤ちゃんの健康状態に問題がある場合もあります。   授乳量が少ない時の対処   頻繁な授乳 正しい授乳テクニック 良い睡眠と休息をとり、リラックスしストレスを軽減 バランスの取れた食事を摂り、十分な水分 乳房マッサージを授乳前に毎回行う(体に覚えこませる)    SMC母乳マッサージより マッサージ方法 ①おっぱいを持ち上げて、外側から押す 右手の手のひらと指で、バスケットボールをつかむように 指を広げておっぱいを持ちます。左手親指の付け根下にある、母指の付け根をおっぱいの上部にあてて 右側に向かって横に押します。この動作を4~5回くり返しましょう。痛い時はもう少し外側から、軽く触れるように押しましょう。 ②手の位置を少しずらして、押していく 右手の位置を少し下方にずらし、小指側をおっぱいの外側斜め下にあてます。右手は左手の上にあて、力を入れる点(図)に注意しながら、右の肩に向かって押すようにします。この動作を4~5回くり返しましょう。また、右の手のひらでおっぱいを潰さないようにだけ気を付けましょう。 ③おっぱいを下から上に持ち上げる 右手の手のひらの小指側を、おっぱいの下にあてます。 左手はその下にそえるように置いておっぱいを真上にすくい上げるようにします。 この動作を4~5回くり返しましょう。前から手のひらが見えるくらいがちょうどいい位置です。   乳頭マッサージ SMC母乳マッサージより   母乳量が過剰なサイン  飲んでいる母乳量が過剰になっているときのサインを紹介します。 以下のような状態が見られる場合は、飲んでいる母乳量が多い可能性があるので 授乳回数を減らす、少し搾乳してから授乳するなどして、授乳量を減らしてみましょう。 よく母乳を吐き出す げっぷやおならが多い 授乳中に口から母乳がこぼれる お腹にガスがたまりやすく張っている 授乳後に水平に寝かせると泣き出す 授乳後にうなる 苦しそうにいきむ... 続きを読む...
子供の結婚後と出産直後に親として気を付けたいこと
ベテラン助産師の本村啓子です お嫁さんや義理の息子との関係を築くことは、家族関係の中でやや緊張としてとらえられることがあります。 なぜなら、育った環境の違ういわば他人が、家族としてこれから暮らしていくのです。 以下に、父母として、お嫁さんや義理の息子との良好な関係を築くためのいくつかのアドバイスを紹介します。 最初に家族として迎えた時、あとに出産直後の対応についてお話します。   家族として迎えた時 受け入れ   まずは、家族としての伝統や、しきたりはおいておき若い二人に任せながら 成長を手助けします。 自分たちで作り上げる理想の家族の形を見守りましょう。   新しく家族になる側もとても緊張しています。 暖かく見守り、息子や娘の幸せを願いましょう。 立場 お嫁さんや義理の息子との関係は対等であることを意識しましょう。 尊重と信頼を築くために、対等な関係を保つことが大切です。 お互いに尊重し、愛情をもって接することが大切です。 家族全体が協力し、幸せな関係を築く手助けをしましょう。 経験値的には、親がたくさんあるとは思いますが 失敗や悩みも経験しながら、若い2人は成長していきます。 失敗をしないような親心が逆に経験値を奪うことになるので 求められたときだけのアドバイスにとどめておきましょう。 特に子育てについてのアドバイスは、過去の古いやり方を押し付けたりせずに 親の決定や方法を尊重し、必要なときに助言を求められるようにサポートしましょう。 できることや長所がそれぞれ違うと思いますので 認めて、お互いが得意なことを尊重しましょう。 孫との関係 孫に愛情をたっぷり注ぎ、感情的なサポートを提供しましょう。 孫にとって祖父母は特別な存在であり、あたたかい関係が大切です。 孫と一緒に学び、遊びましょう。 小さいころから、孫の喜ぶ読み聞かせや、一緒に遊ぶなど、楽しい時間を共有しましょう。 コミュニケーションを大切にし、孫の興味や関心を尊重し、 対話や、一緒に過ごす時間を通じて信頼関係を築きましょう。 孫の安全を最優先にして、家の中や庭で遊ぶときには、 危険な物品や場所に注意を払い、安全な遊び環境を提供しましょう。 子どもにとって家の中は危険がいっぱいです。 机の角、椅子、落ちている小銭、薬・・いろんなものが 危険なものに早変わりします。 遊べる空間を確保し、危険を取り除きましょう。 パパママとの協力やコミュニケーションを円滑にとり 親の教育方針にはあまり口出しをしないようにしましょう。 (命の危険や、社会的に大きく違うような場合は別です) 孫の個性や特長を尊重し、受け入れましょう。 孫との共有した楽しい思い出を大切にしましょう。 写真を撮ったり、一緒にアクティビティを楽しんだりすることで、 素晴らしい思い出ができます。 自分自身の健康 自分自身の健康を大切にし、孫と過ごす時間を楽しむために元気でいることが大切です。 祖父母として、孫にとって安全で愛情に溢れ、親の支えとなる存在であることが大切です。 尊敬されるべき立場を磨きながらも 楽しい家族の一員としての役割を全うしましょう。   出産時 出産時に親として、以下のような配慮をすることが大切です。 出産時の祖父母としての役割は夫婦の意向を尊重し 安全と配慮を提供して、家族全体が幸せな瞬間を作るサポートです。 出産のときや授乳時はプライバシーを守り配慮する お嫁さんや義理の息子のプライバシーを尊重しましょう。 適切な距離を保ちつつ、必要なサポートを提供しましょう。 出産に立ち会うかどうかは、各家庭で違うと思いますが 一般的には緊張を伴いますので、よほど頼まれない限りは遠慮しましょう。 まずは親の意向を尊重しましょう。 ※私も、たくさん産婦さんに、義父母は分娩室に入れないでくださいと お願いされました。 これは、処置自体が恥ずかしさを伴うものだったり 陣痛で苦しんでいる姿を見られたくなかったり、義父母に気を使える状況ではないからです。 その辺りのことを配慮してあげましょう。   尊重と理解   お嫁さんや義理の息子の価値観を尊重し、理解を示しましょう。 彼らの意見や価値観を尊重し、適切な理解を示すことが大切です。 特に名前を決めたりと、夫婦にとって楽しいことには口出ししないようにしましょう。 昔の感覚と、今の感覚は違う場合も多いので、余計な一言が後々の緊張関係を産むこともあります。 繊細な配慮 出産後、新しい家族が一緒に過ごす大切な時間があります。 父母として、夫婦のプライバシーを尊重しましょう。 産後は疲れているので、あまり長い時間の面会は避けます。 特に義理父母の立場ですと入院中は10~15分くらいまでが負担にならないようです。 赤ちゃんを見て一緒に喜びたい気持ちは十分わかりますが 産後は睡眠が十分にとれないことも多いので、面会時間も幅をもって予定し 連絡をとって、睡眠時間などを配慮したものにしましょう。 授乳時間や、赤ちゃんの育児に合わせて、ママは休める時間もバラバラですので。   また、出産時はホルモンの変化が激しい時期ですので、大きな感情的な変化があります。 祖父母として、産後の感情を理解しましょう。   協力とサポート   父母の先輩として、また家族として新しい命を祝福し、お祝いの言葉を贈りましょう。... 続きを読む...
出産後の母乳管理 出産当日~1日目
ベテラン助産師の本村啓子です 今日は出産後の母乳管理についてお話します 出産当日 初回授乳 初回の授乳は、通常、出産後30分以内に行うことが推奨されています。 (母児に問題がないことが前提です)   初乳の授乳   出産直後の母乳は初乳と呼ばれ、非常に栄養価が高く、 赤ちゃんの免疫を強化する成分を含んでいます。 初回の授乳で初乳を提供することが重要で、出産後すぐに授乳を始めることで、 赤ちゃんに免疫物質や栄養素を供給できます。 また、胎便と呼ばれる緑色の便を早く排泄できます。 授乳の早期開始 初回の授乳が早く行われれば、母乳の供給と需要の調整がスムーズに始まります。 授乳によりオキシトシンというホルモンが分泌され 母乳分泌量も増え、子宮収縮が進みます。 オキシトシンは愛情ホルモンともいわれ、児への愛情と絆が深まります。 また、初回の授乳は母子の絆を強化する貴重な瞬間でもあります。 親子の肌と肌の接触や相互作用は、感情的なつながりを促進し、 赤ちゃんの安心感を高めます。 体温調節 カンガルーケアは早産児や低体重児などの新生児に対して 親とのスキンシップを通じて行うケアのアプローチです。 この方法は、母親や父親が新生児を胸に抱きかかえ、肌と肌を密着させることを特徴としています カンガルーケアは、新生児の体温調節がサポートされます。 母親の体温を借りて赤ちゃんの体温が安定しますが まだ生まれたばかりで呼吸状態が安定しませんので、赤ちゃんから目を離さないようにしましょう。   頻繁な授乳   新生児は通常、2〜3時間ごとに授乳が必要です。 授乳の頻度は母乳の分泌を増加し、乳腺を刺激して母乳の量の増加を促します。 これは夜間も変わりませんが当日は同室することは少なく 産後1日目に授乳の指導とともに母児同室されることが多いです。  自分でできる母乳マッサージを行ってから授乳しましょう。   基底部マッサージ 両手を胸の下から上に向かってゆっくりとやさしく上げるように動かしましょう。 痛みを感じない範囲で行いましょう。 乳頭マッサージ ・指先を使って乳頭を刺激します。三本の指を使い乳首をつまむようにしながら  乳腺を刺激し、乳頭を柔らかく保ちます。   (乳首が硬かったり、引っ込んでいる場合も妊娠中の手入れで   飲みやすい形へと成長します)   授乳のタイミング   授乳は赤ちゃんが泣いたら行うようになります。 赤ちゃんが授乳を求める兆候を観察し、 泣き声や口を舐める動作などがあれば、授乳の合図と考えます。   3時間おきというのを聞いたことがあると思いますが それはちゃんと分泌が出てきた場合でなおかつミルクの場合が多いです。 母乳は消化がいいので2時間おきということもありますし、私は最初は1時間おきでした。 そこまで頑張る必要はないですが、身体を休めつつ頻回に上げることも多いということを知っておいてください。 初めの1日の授乳回数の平均は12~15回のことが多いようです。 ※産院によっては3時間おきを守りましょうと指導されることもありますが 母児とも人間なので、機械的にはなかなかいきませんね。   注意 授乳したばかりで泣く場合はおむつが汚れていないか、げっぷがたまり苦しくないか 暑くないか、かぶれはないか などほかの場合もあるため、おむつを替えて抱っこしてみましょう。   適切な姿勢 授乳中、適切な姿勢を保つことが大切です。 背中を丸めずに、赤ちゃんと母親が快適な姿勢を保つことで、授乳がスムーズになります。 親と赤ちゃんが快適な姿勢になるように、授乳クッションやサポートを利用し、 赤ちゃんの口の位置と乳房の高さを調節しましょう。 母乳の量 出産後の嘔吐がなくなったタイミングで便が出たのを確認しながら 糖水や、ミルクを与える病院もあります。 病院の指導内容にはやや違いはありますが 疑問があれば聞いてみましょう。   1回に飲む量 1回に飲む量は10か月で生まれた正期産の場合は 当日から1日目 10cc 産後2日目   20㏄ 産後3日目   30㏄ 産後4日目   40㏄ 産後5日目   50㏄ 産後6日目   60㏄ 産後7日目   70㏄ ※±10㏄の場合もあります    ・   ... 続きを読む...
安産のために夫ができること
ベテラン助産師の本村啓子です   今回は分娩の夫(パートナー)の役割について説明します。 出産において夫(パートナー)の役割は非常に重要です。 昔は、女性が頑張るものであるようにも伝えられていましたが 実際に分娩すること以外で夫の役割はたくさんあります。 安産になるには夫(パートナー)の精神的な支えは大きく影響します     夫(パートナー)の役割 理解とサポート 妊娠中や出産の際には、妻は身体的、感情的な変化を経験します。 夫はこれらの変化を理解し、妻が感じる不安や疲労に寄り添い、サポートしましょう。 妻の話を聞き、共感し、必要な支援を提供しましょう。 どうしても忙しい時などは、妻が気分転換できるように 実家に頼ったり、お友達との時間を取ってあげたりしましょう。 優しい心と思いやり 妊娠中や出産時には、妻が特別なケアと思いやりを必要とします。 妻が疲れたり、ストレスを感じたりする場面で、夫が優しく接し、励ますことは非常に効果的です。 感謝の気持ちを表すことも大切です。 もちろんお互いですけどね。 共感と共同参加   妊娠と出産は夫婦の共同の経験です。 夫は積極的に妻の体験に共感し、一緒に参加しましょう。 できる限り、市町村や病院の両親学級に参加し、妊娠育児を理解し妻と共同で 子育てしましょう。 出産は緊張や不安を引き起こすことがあります。 夫も呼吸法やリラックスの方法を妻と一緒に学び、出産時に安心感を提供することが大切です。 赤ちゃんのお世話 育児においても夫の役割たくさんあります。 妊娠中から、赤ちゃんの育児について学びを深め、家事を分担し、妻が安心できる環境を整えましょう。 赤ちゃんの世話を通じて家族全体が協力し、愛情と絆を築くことが重要です。 夫の理解、思いやりは家族全体の幸福度を増します。   分娩時   分娩時の夫の心構えと行動は、妻の安心感と安産に大きな影響を与えます。 以下は、分娩時に夫が実際にできることについてのアドバイスです。 冷静でいること 分娩中は予測不可能な出来事が起こる可能性があります。 夫は冷静な判断力を持ち、急な状況にも対応できるようにする必要があります。 ですが、実際冷静になどなれなくても、医療者を信じて 妻のそばにいるだけでも実際は安心するのです。   妻の意向を尊重 妻が分娩に関してどのような希望やプランを持っているか確認しておきましょう。 夫婦で相談できることもあれば、妻の意向が重視される場面と、医療的な判断により実際は進みます。 ポジティブな姿勢 分娩は時に困難な瞬間を含みますが、ポジティブな姿勢を持つことが大切です。 妻に対して希望と励ましを提供しましょう。 分娩は夫婦の共同の経験であり、夫の存在は非常に重要です。 妻をサポートし、分娩室での経験をポジティブなものにするために、冷静さ、理解、そして愛情が必要です。 夫としての役割を果たすことで、妻とともに特別な瞬間を共有しましょう 頑張りを応援するとともに、妻の要望に応じて、枕を調整したり マッサージを行ったり、飲水を促したり、できる限り快適な環境を整えましょう 分娩の進行状況や妻の状態に変化があれば、適切なタイミングで医師や助産師に連絡しましょう。 呼吸法とリラクゼーション 深呼吸やリラックスした状態は、痛みの軽減に役立ちます。 陣痛で乱れがちな呼吸を妻に正しく教え、リラックスできるよう声を変えましょう。 呼吸法がうまくいくと、力が抜けて出産が早まる傾向にあります。 妻が手を握りたいときや、身体的なサポートが必要なときに手を差し伸べ、力強く支えましょう。 妻が安心感を感じることがとても大切です。   まとめ 分娩時のことは痛みは忘れても夫の行動や言動は、皆さん、意外と覚えているものです。 分娩時の夫の態度は、一生忘れないというママがたくさんいました。 一部は、思いやりのない身勝手な夫の態度についてのこと 一方で、献身的な夫の付き添いに長い時間がたっても感謝しているママもいました。   どちらのほうが今後いい家族関係を続けていけるかは一目瞭然ですね。 家族は片方が頑張るものではなく お互いに育てていくものです。 赤ちゃんとの幸せな時間をこれからも築いていくことができるよう 応援していますよ。   インスタライブ 3000人の出産の介助経験を持つ ベテラン助産師がインスタライブで、ママの質問に答えます 質問があればあらかじめこちらブログのコメント欄にお願いしますね。 mamano_mikata_monna ↑インスタフォロー願います   続きを読む...
嫁と姑の関係って特別なこと?
いいお嫁さんになりたい、いいお姑さんになりたい お互いがそう願うのになぜうまくいかないの? ママの味方の、ベテラン助産師の本村啓子です 今回は嫁と姑の関係性についてお話します。 初めに言っておきますが、自分が悪い、相手が悪いではなく 習慣の違いや、相性なので自分を責めたり、相手を責めたりしないようにしましょう。 沢山のママをサポートしてきましたが 嫁姑に限らず、家族の問題は悩みのベスト3にいつも入っていました。 誰もが悩むことだと割り切って、あまり気にしないことです。     嫁姑問題の原因   価値観と信念の違い 文化的な背景が異なる場合、嫁と姑は家庭、教育、仕事、宗教 などに関して異なる価値観があります。 例えば、伝統的な価値観を重んじる姑と、より現代的な価値観を持つ嫁との間で 育児や家庭の役割に関する意見の相違が生じることがあります。   コミュニケーションスタイルの差 世代によってコミュニケーションの方法やスタイルが異なるため、誤解が生じることがあります。 年配の世代は直接的なコミュニケーションを好むことが多く、 一方で若い世代はラインなど間接的なアプローチを取ることがよくあります。   技術との関係:   デジタル技術とソーシャルメディアの普及により、世代間でのコミュニケーションのギャップが生じています。 若い世代はこれらの技術に精通していることが多いのに対し、年配の世代はそれらに馴染みがないことがあります。   家庭内の役割と期待 文化的な背景によっては、姑は家族や家庭内の伝統的な役割を重んじることがあります。 一方で、嫁はより平等で現代的な家庭の役割を期待するかもしれません。   教育とキャリアの重視 現代の若い世代は、教育やキャリアを重視する傾向にあります。 一方で、姑の世代は家庭生活に重きを置くことが一般的です。 この違いは、家庭における優先順位の衝突を引き起こすことがあります。 また逆の場合もあります。   家庭内領域の競合 家庭内での領域や権力の配分についての意見の違いは、 特に新しい嫁が家族に加わった時に顕著になることがあります。     関係を円滑にするためのヒント 相互理解と尊重: お互いの立場や感情を理解し、尊重することが重要です。 異なる生育環境や視点を受け入れ、価値観の違いを認めることが大切です。   コミュニケーションの強化 開かれたコミュニケーションは、誤解や衝突を避けるために不可欠です。 率直かつ敬意を持った会話を通じて、お互いの期待や懸念を共有することが大切です。   境界線の設定 お互いのプライバシーと独立性を尊重するために、明確な境界線を設定することが役立ちます。 これにより、過度の干渉や誤解を防ぐことができます。   家族のサポート 家族全体のサポートと協力を得ることで、嫁と姑の関係はより円滑になります。 家族が中立的な立場でサポートし、両者が快適に感じる環境を提供することが重要です。   柔軟性と忍耐 互いに対する理解と関係を深めるには時間が必要です。 柔軟性を持ち、忍耐強く接することが、長期的な良好な関係構築に繋がります。   最終的に、嫁と姑の関係は個別の家庭ですので ある意味、他人の家庭と割り切り、気を楽にすることで うまくいくことはあります。     まとめ   嫁と姑だけではなくて,舅や相手の家族、また自分との実家との関係で悩む ママはたくさんいます。 実は私も悩みました。 環境や、また信念にも似た強い価値観など押し付けられて 呼吸ができない時期もありました。   解決方法はいろいろあるとは思いますが そのさいは主人が間に入り、私と家庭を守ってくれました。 おかげで幸せな家庭生活を送ることができました。   今、嫁姑関係で悩んでいる場合は、自分のパートナーと、赤ちゃんと幸せになることを 一番に考えて、そのほかは適度(場合によっては無視)でいいと思います^^ 子供のためにも自分が幸せでいてくださいね。 あなたの幸せをこころから願っています^^   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 3000人の出産の介助経験を持つ ベテラン助産師がインスタライブで、ママの質問に答えます 質問があればあらかじめこちらブログのコメント欄にお願いしますね。 mamano_mikata_monna ↑インスタフォロー願います。... 続きを読む...
妊婦へのおすすめギフト
ベテラン助産師の本村啓子です。   寒い冬が続きますね。もうすぐクリスマスです。 大切な方への贈り物を選ぶのもうれしいものです。     妊娠中の女性へのギフトは、彼女の快適さ、健康、癒し、喜びを考えて選ぶことが大切です。   以下は、妊婦へのおすすめギフトのアイデアです。     1. 妊婦のためのリラックス体験     妊娠中は身体の不調や疲れが増えることがあります。 ストレスを軽減し、リラックスできる機会が重要です。   妊婦用のスパ体験、ヨガリトリート、瞑想クラスへの参加券など リラックスをサポートする体験ギフトを贈ることで 妊婦が心身ともに癒される機会を提供できます。   ただし、妊婦用のマッサージに特化したスパやセラピストを選ぶことが大切です。     2. 暖かグッズ   寒い季節に贈る妊婦へのおすすめギフトとして、暖かグッズはいかがでしょう。   毛布や暖房パッド   暖かくてふわふわの毛布や電気暖房パッドは、妊婦が快適に過ごすのに役立ちます。特に冷え性の方には喜ばれるアイテムです。   妊婦用ホットウォーターボトル    寒い季節には、ホットウォーターボトルが妊婦にとって心地よい暖かさを提供します。特に背中やお腹に当てることで、疲れや不快感を和らげることができます。   冬用のマタニティウェア   冬の寒さに対応したマタニティ用コートやセーター、厚手の妊婦用タイツなど、寒さから妊婦を守るファッションアイテムも考慮してみてください。     3. 妊婦向けの健康食品セット   妊娠中は栄養が特に重要です。   妊婦向けの栄養補助食品や健康食品セットは、栄養不足を補うのに役立ちます。   特にビタミンや、たんぱく質、ミネラルのバランスよく入っている食品セットは喜ばれます。   出産後にも食事を作る間もなく忙しいことがあるので ストックできるものだとうれしいですね。   4. 妊婦用ウェアや寝具   妊娠中は体型が変化し、快適な服や寝具が重要です。   妊婦用のマタニティウェアや優れた品質の妊婦用寝具セットは、妊婦の快適さを向上させます。 特に、腹部や背中のサポートを提供する妊婦用の枕やなどが喜ばれるアイテムです。       5. 妊娠中のヨガクラスへの参加券   ヨガは妊娠中のストレッチやリラックスに適したエクササイズです。   妊婦用のヨガクラスへの参加券を贈ることで、 妊婦が健康的な運動を楽しむ機会を提供できます。   ヨガクラスは妊娠中の体調に合わせたプログラムを提供するため 安全で効果的な運動が可能です。     妊婦対応のクラスをえらびましょう。   6. 妊婦用の美容ギフトセット     妊娠中も美容とリラックスを楽しむことができます。   妊婦用の自然派スキンケア製品や入浴剤、アロマセラピー用品などが含まれる美容ギフトセットは、妊婦が自己ケアをするのに役立ちます。   ただし、妊娠中は肌が敏感になっていますので 使用する製品が妊娠中に安全であることを確認しましょう。  ... 続きを読む...
パタニティブルー(パパのマタニティブルー)
ベテラン助産師の本村啓子です。     今回はパタニティブルーについてお話します。   パタニティブルーは、パパが子供が生まれた直後やその後の数週間から数か月にかけて感じる一時的な感情的な状態を指します。   この状態は、母親の「マタニティブルー」と類似していて 近年問題とされるようになってきました。   父親が新しい親としての役割や責任に適応しようとする過程で生じることがあります。     パタニティブルーの割合   パタニティブルーはパパによって経験される一般的な感情的であり その割合は新しいパパの約10%から20%と言われています。   ただし、個々のパパやその状況によって異なるため、具体的な割合は幅広いです。     パタニティブルーの原因   パタニティブルーの原因は複雑で、個人や状況によって異なりますが 一般的な要因には以下のようなものが含まれます。       新しい役割への適応    パパが新しい親としての役割や責任に適応しようとすると ストレスや不安を引き起こすことがあります。 赤ちゃんの世話や新しい家庭環境に対する適応が難しい場合 パタニティブルーが発生する可能性が高まります。 睡眠不足   新生児の夜間の世話や授乳などの活動により 睡眠不足が父親に影響を与えることがあります。   睡眠不足は感情的な不安やイライラを増加させる要因となります。       パートナーシップの変化   子供が生まれることで、夫婦関係に変化が生じることがあります。   夫婦での2人の関係から、手のかかる赤ちゃんが生まれたことで パートナーとの会話が減ったり、お互いのことを気にかける時間が無くなり パパにとってストレスの要因となりえます。     社会的・経済的圧力       子供の出生に伴う社会的および経済的なプレッシャーは パパにとっても感情的なストレスを増加させることがあります。   子供の養育に関連する費用や生活の変化に対処することは 主に家計を担うことの多いパパにストレスになる場合があります。         パタニティブルーを避ける方法   パパがパタニティブルーを避けるためにできることは次の通りです。     サポートを求める   家族、友人、専門家など、信頼できる人々とのコミュニケーションを通じて 感情を共有することが大切です。   これまでと違う環境に一人で考えるのではなく 経験者に感情的なサポートを求めることで安心が得られます。   また、赤ちゃんのケアや育児に関する情報を収集し 自信を持って子育てに取り組むことがパタニティブルーの予防に役立ちます。     パートナーシップを強化する:   子育てを中心とした会話な中で 夫婦関係を強化し、コミュニケーションを行います。   パートナーと共同で子育てに取り組むことは 家庭の中での孤独を感じることが減り パタニティブルーのリスクを軽減します。   自己ケア:  ... 続きを読む...
簡単胎教の5選
こんにちは、助産師の本村啓子です。 今回は、胎教(たいきょう)について説明します。     胎教とは何か? 胎教は、妊娠中のお母さんがお腹の中にいる 赤ちゃんとコミュニケーションを取り 赤ちゃんの健康な発育を促進するための活動です。   この期間は赤ちゃんの脳と身体が急速に発達する時期であり、 環境や刺激が赤ちゃんに影響を与えます     胎教の目的 知識と意識の形成:    赤ちゃんはお腹の中で学び始めます。    音楽、言語、感情など、外部の刺激を通じて知識や意識を形成します 結びつきの強化    赤ちゃんは母親の声や触れ合いを通じて、母親との結びつきを感じます。    これは安心感を提供し、赤ちゃんの心の安定につながります   感情とストレスの調整    赤ちゃんは母親の感情やストレスを感じることができます。    母親がリラックスし穏やかな環境を提供することで、    赤ちゃんの感情とストレスを調整できます     胎教の方法     1. 声かけと話しかけ   妊娠中はお腹に赤ちゃんがいることを意識し、 毎日穏やかな声で話しかけましょう   自己紹介や愛情表現、お話をすることで赤ちゃんは母親の声を覚え 安心感を得ます   パートナーや家族も一緒に声かけをすることで 赤ちゃんとの結びつきが強化されます   胎児は特定の音を聞き分けたり、 高度な音楽の鑑賞ができるわけではありませんが、 一定の音やリズムに反応することが知られています   以下は、胎児が聞きやすい音や影響を受けやすい音についてです     母親の声:    胎児は母親の声を最もよく聞くことができます   母親の声はお腹の中に響き渡り、 赤ちゃんにとって安心感を提供します。   母親が話しかけたり歌ったりすることで、赤ちゃんは母親の声を覚え、 出産後も安心します   心臓の鼓動音:    赤ちゃんはお腹の中で母親の心臓の鼓動音を聞くことができます このリズムは赤ちゃんにとってリラックス効果があり、安定感を提供します。   胎教音楽:    赤ちゃんは穏やかな音楽やリズムに反応することがあります   特にクラシック音楽や穏やかなメロディは赤ちゃんにとって 心地よい刺激となります。 穏やかなクラシック音楽やママのお気に入りの歌を聴かせましょう   音楽のリズムは赤ちゃんの心拍数と調和し、リラックス効果もあります。 また、楽器の音を鳴らすことも良いアイデアです。     外部の音:    赤ちゃんはお腹の中で外部の音も聞くことができます 周りの環境音や家族の声、パートナーの声なども赤ちゃんに影響を与えます   リズミカルな音:    リズムやパターンがある音に赤ちゃんは反応しやすいです。 たとえば、規則的な音楽やリズミカルな声が赤ちゃんを楽しませることがあります   胎児の聴覚は妊娠中に発達し、おおよそ妊娠の20週から24週ごろから 音を感じ始めるとされています   母親や家族との声や音楽、リラックスした環境が 赤ちゃんにとって良い影響を持つことは確かです   したがって、妊娠中に穏やかな音楽を聴いたり、... 続きを読む...
ずぼら育児の勧め
ベテラン助産師の本村啓子です   今回は、神経質にならず、ずぼら育児の良さについてお話ししましょう。   出産と育児、楽しんでいきましょう 出産と育児は、新しい命を迎える素晴らしい経験です。 しかし、多くの新しいママたちにとって、神経質になりがちな時期でもあります。   赤ちゃんの健康や安全はもちろん大切ですが、同時にリラックスし 楽しむことも大切です   ずぼら育児とは、完璧を求めずに、ストレスを減らし、楽しさを重視する育児スタイルです。   では、なぜずぼら育児がおすすめなのか、その理由を見ていきましょう。   ずぼら育児のメリット       1. ストレス軽減 完璧主義的な育児は、ストレスをため込みやすく ママの心身の健康に悪影響を及ぼすことがあります   赤ちゃんにとっては、食事とおむつ、お風呂以外は 時にはゆるいアプローチで良いこともあります。   ずぼら育児は、無理せずに楽に育児を進める方法として ストレスを軽減できるでしょう。     2. 自己評価を下げない   完璧を求め続けることは、自己評価を下げる原因にもなります。 赤ちゃんが成長する過程には不確定要素が多く すべてをコントロールできないこともあります   ずぼら育児では、自分自身に優しく、自己評価を害することなく子育てができます。     3. 子供の自立心を促進   ずぼら育児は、基本的に子供たちが自分で考え 行動する能力を育てるのに役立ちます   成長した時には親が過度に介入しないことで 子供たちは自分で問題を解決し自己主張する機会を得ることができます。 (ベビー期の授乳、おむつ、お風呂だけはやってね^^)   ずぼら育児のコツ     では、ずぼら育児を実践するための具体的なコツをいくつかご紹介しましょう。     1. 柔軟性を持つ 計画通りにいかないことはよくあります。 赤ちゃんのスケジュールや行動は予測困難なこともあるので 柔軟性を持って適応しまやっていきましょう   逆にハプニングを楽しむくらいの気持ちがいいですね   2. 支援を受ける   ずぼら育児といっても、助けが必要な時には頼ることは大切です。 家族や友人からの支援を受けることで、育児が楽になります   たまには頼ることを覚えましょうね^^     3. 自分の時間を大切に   ママ自身の時間も大切です。時には自分をリラックスさせる時間を取りましょう。 リフレッシュしたママが元気で、子供たちにとっても良い影響を与えます   思った以上に子どもはママの感情に敏感ですよ^^       まとめ   出産と育児は喜びと不安の連続です。   しかし、神経質になりすぎず、ずぼら育児の考え方を取り入れることで ストレスを軽減し、楽しさを増すことができます   自分のペースで子育てを楽しんでいきましょう。   そして、何よりも大切なことは、愛情と温かさを子供たちに伝えることです あなたは愛されて生まれてきたのよと伝えるだけで 個人的には99点と思っています... 続きを読む...
妊娠中のメンタルヘルスを保つ9つの考え方
ベテラン助産師の本村啓子です。 今回は妊娠中のメンタルヘルスを保つ 考え方についてのお話をします   妊娠中にはさまざまな不安やストレスが生じることがありますが 以下の9個の考え方を取り入れることで、メンタルヘルスを保ちましょう。     ①感情を受け入れる   妊娠中はホルモンバランスの変動でいろんな感情が訪れます。 不安や悲しみ、イライラなどの感情は自然なものです これらの感情を受け入れ、否定しないようにしましょう。 感情を抑えるのではなく、表現する方法を見つけましょう。   ②自分を許す   まじめな人ほど自分を責めて苦しくなります。 完璧である必要は全くありません   自分に対して厳しい要求をかけないようにし、 今は仕方ない時だと自分を許すことを学びましょう。       ③自分を大切にする   自分のケアを怠らないことが大切です   できるだけを心掛け、趣味や興味を大切にして、 居心地のいい時間や空間を大切にしましょう。       ④サポートを受ける   一人で抱え込まず、サポートを受けましょう   パートナーや友人、家族、医療専門家と話すことで 感情を共有し、新たな視点を得ることができます。 悩んでいたことが一瞬で解決することもあります。   ⑤一歩一歩進む   妊娠は10か月もの長い期間です。 全てを一度に解決しようとせず、一歩一歩進んでいくことを考えましょう 妊娠は思った以上に体に負荷をかけます。 完璧主義をやめて小さな成長を喜びましょう。   ⑥ストレスリリーフ     ストレスを軽くする方法を実践しましょう。   深呼吸、瞑想、ヨガ、ウォーキングなど、 気分をリフレッシュさせる活動を取り入れることで、ストレスを軽減できます 何かに短時間集中することで、悩みを忘れることができ 心が軽くなることも多いようです。   ⑦情報収集   不安を減らすために妊娠に関する情報をある程度収集しましょう。 ある程度の情報は不安を軽減し、自信を高めます   ですが、標準通りにいかないのが当たり前ですので 参考程度にするくらいがちょうどいいですね。     ⑧未来を楽しみに   出産や育児に対する未来を楽しむことを忘れないでください   新しい家族の一員を迎えることは素晴らしい経験です。 楽しみを感じることで、不安を軽減できます。     ⑨ポジティブな言葉と思考   ポジティブな感情を育てるために、肯定的な言葉と思考を持つよう心がけましょう   自分自身に対して優しく、自信を持つことが不安を軽減します。 妊娠中の不安やストレスは自然なものですが これらの考え方を取り入れることで、より穏やかな妊娠期間を過ごし 健康的な出産に向けて前向きに進むことができるでしょう   自分自身に対する思いやりとケアを忘れずに、この特別な時期を楽しんでください。 続きを読む...
11月3日「いいお産の日in荒尾」が近づきました^^
11月3日「いいお産の日in荒尾」が近づきました^^
  11月3日「いいお産の日in荒尾」     コンセプト     ・核家族化や、ネットでの情報過多で真の情報がわからず  逆に出産・育児情報難民の若い世代に提供するものである   ・日本の異次元の少子化対策で何かできないかと  助産師、産科看護師が集まったものである   ・荒尾市の2院が出産の取り扱いを9月いっぱいでやめたため  ベテラン助産師や看護師の地域からの放出による  地域の出産育児環境の低下を避けるものである   ・地域の助産師・参加看護師によるネットワーク作り   (内容)   題名 いいお産の日in荒尾 時間 11月3日祝(金) 9時30分〜12時まで 場所 荒尾文化センター (練習室1) 内容 女性の身体とホルモン... 続きを読む...