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ブログ記事

授乳ブラの選び方(妊娠期間の胸をサポート)
ベテラン助産師の本村啓子です 今回は、授乳ブラの選び方について、説明します。     授乳ブラが必要な理由   マタニティ期間中、ママのバストはサイズや形状が変わり、 これまでのブラでは適切なサポートを得ることが難しくなります。   大きく成長する胸。つわりで気持ち悪くなる位の周辺。 張りのため重くなるバスト。敏感さを増す乳首周辺 授乳ブラは、ママの身体の変化に対応し、快適さとサポートを提供します。 快適でサポート力のあるブラを選ぶことは、 マタニティ期をストレスフリーにする大きな鍵です。 マタニティ期をより楽しく充実したものにするために、 自分に合う授乳ブラを使いましょう。     授乳ブラの選び方   サイズがピッタリ 最初に考慮すべきは、正しいサイズの授乳ブラを選ぶことです。 サイズが合わないブラは、快適さやサポートが不足し、 胸が苦しく、乳房に圧迫感を与えることがあります。 授乳期間中は、平均1サイズ2カップの胸のサイズがアップします。 (70B→75D) 締め付け感に注意 授乳ブラは、サポートと快適さを提供するために設計されていますが、 あまりにも締め付けが強すぎるものは避けた方が良いでしょう。 特に、乳房が圧迫されると乳腺の詰まりや不快感の原因となることがあります。 程よいサポートと伸縮性があるブラを選びましょう。  カップの形状 授乳ブラのカップの形状も重要です。 カップのデザインが適切でないと、授乳の際に乳首や乳頭を取り出しにくくなることがあります。 授乳カップが簡単に開閉でき、赤ちゃんが飲みやすい位置に乳頭を持ってくることができるか確認しましょう。 また、漏れた母乳を吸収するための授乳パッドを挿入するスペースあります。 授乳パッドを使用する予定なら、それに合ったデザインのブラを選びましょう。 これにより、快適で清潔な状態を保つことができます。 着脱のしやすさ 授乳ブラは、赤ちゃんの授乳のために簡単に着脱できるデザインが求められます。 簡単に開閉できると、授乳時のストレスが軽減されますね。 ブラを選ぶ際には、着脱してみて自分に合うものを選びましょう。 素材と通気性 授乳ブラの素材は、肌に触れる部分であるため重要です。 通気性のある素材や肌に優しい素材を選びましょう。 特に、夏場や暑い日には通気性が高いブラが快適です。  ストラップの調整 ストラップは授乳ブラのサポートに欠かせない要素です。 ストラップが調整可能で、肩への負担を軽減できるブラを選びましょう。 長時間の着用でも、また胸が成長しても快適さを保つことができます。 スタイルとデザイン 最後に、自分の好みに合ったスタイルとデザインを選びましょう。 授乳期間中も、自信を持って美しく感じることが大切です。 幅広いスタイルあり、機能性とデザインを兼ね備えた授乳ブラもあります。   今回は授乳ブラについてのお話でした。 では素敵なマタニティ生活をお送りくださいね。 あなたが幸せになることを応援しています! 続きを読む...
乳腺炎
ベテラン助産師の本村啓子です   乳腺炎は、乳房の組織が炎症を起こす状態で、通常、乳幼児を育てる母親によく見られます。 乳腺炎の主な原因と対処方法について説明します。     原因   乳汁の滞留    乳汁が乳腺内で滞留し、通過しきれないことが乳腺炎の主な原因です。 これは、乳房の乳管が詰まることや分泌量よりも哺乳量が少ない場合で起こることがあります。   細菌感染 乳腺炎は時に細菌感染によって引き起こされることもあります。 通常、乳腺の小さな傷口やひび割れから細菌が侵入します。     対処法   乳腺を開通する 自分でできる方法でマッサージをします     母乳をよく吸わせる  乳腺炎の初期段階では、赤ちゃんによく母乳を与えることが大切です。 母乳の排乳が乳腺を刺激し、乳汁の滞留を解消するのに役立ちます。   授乳姿勢などに気を付けて深く授乳します。 炎症を軽減する湿布   自分で行うときは冷たいタオルなどで冷やすことが多いです。 なぜなら、うまく開通できない場合に温めると痛みが増すことがあるからです。 (小さいアイスノンをタオルで包み利用するのも可) 炎症がある場所にキュウレイコンなどの漢方薬を当てることで、痛みと腫れを軽減できます。 またキャベツの葉っぱを数枚乳房に充てることで炎症を抑えることもできます。 昔からの民間療法ではじゃがいも1コをすりおろし小麦粉を混ぜて耳たぶくらいの柔らかさにしてお酢をほんのちょっと混ぜガーゼで挟んで炎症が起きている部分にあてて、下着と胸の間にはさむ方法もあります。 キャベツも、ジャガイモも効果的ではあります。   休息   乳腺炎の症状が重い場合、十分な休息を取ることが大切です。 またストレスや疲れなどで授乳感覚が開いて乳腺炎になる場合も多いです。 十分な休息をとりましょう   病・産院治療   乳腺炎が繰り返し起こる場合や治療が効果的でない場合、乳房の問題について 乳腺専門医や産婦人科医に相談することが重要です。 専門家は適切な診断と治療を提供して、再発を防ぐためのアドバイスをしてくれます。 細菌感染が確認された場合、医師から処方された抗生物質を適切に使用します。 抗生物質は感染の治療に役立ちます。    ブラジャーの大切さ   それまでワイヤー入りのブラを付けていた方でも ワイヤーなしの適切なブラジャーを着用し、乳房をしっかりサポートすることが大切です。 妊娠中からの乳腺の成長を阻害しないように ワイヤーがないのに、垂れないようにホールド力が抜群です。 妊娠中に大きく成長する胸に合わせてホックで調節で来るよう延長ホックもついています。 また、フロントオープンで夜間の授乳時の方の冷えなどを予防します。 サイズ展開やカラーバリエーションも業界トップクラスです。     まとめ 妊娠中からの乳腺の成長を阻害しないことや、乳首の管理が大切です。乳腺炎の症状が現れたら早めに対処することがです。 適切な対処法をすことで、乳腺炎から早く回復し、母乳育児を続けることができます また、母乳育児中に乳腺炎が頻繁に発生する場合は、 助産院や病院などで指導を受けることも検討しましょう。 何しろ、エンドレスで大変な育児を皆さんが 幸せに乗り越えれるように、私も頑張って発信していきますね^^   インスタライブ 第1回目 「ゆるーく安産になる方法!」終了しました。 mamano_mikata_monna インスタにアーカイブ残っています。 3000人の出産の介助経験を持つ ベテラン助産師がインスタライブで、ママの質問に答えます 次回は皆さんの希望の内容で行いたいと思います。 知りたいことや、質問を直接聞いてみたいことなどがあれば あらかじめこちらブログにコメントお願いしますね。 続きを読む...
母乳とミルクの決定的な違い
ベテラン助産師の本村啓子です   母乳とミルクは、赤ちゃんに栄養を提供するため必要不可欠なものです。 どちらも赤ちゃんの成長と発育に必要な栄養を提供しますが、 成分、免疫効果、利点、注意点など、いくつかの違いがあります。 今回は、母乳とミルクの決定的な違いについて、初めてのママにわかりやすく説明します。   母乳とミルクの成分の違い 母乳の成分 母乳には、赤ちゃんの成長に必要な栄養素が均等に含まれています。 タンパク質、脂肪、炭水化物、ビタミン、ミネラル、水分など、バランスの取れた栄養が含まれています。 右のホエイの消化のよい部分が多いです  母乳は赤ちゃんの未熟な消化器官に優しい形で提供され、吸収が効率的です。 さらに初乳と生乳でも成分は違います。   初乳(妊娠16 週頃から産生,産後2 日くらいまで)  ① たんぱく質濃度が高く,特に乳清蛋白中には免疫グロブリンやラクトフェリンなどの感染防御 因子が豊富である。  ② βカロテンを多く含むため黄色っぽい。  ③ ナトリウム(Na),クロール(Cl)を多く含みたい便の排泄をうながす    成乳(産後3 日以降)  ① 初乳と比べて蛋白質濃度が低く,乳糖と脂肪の濃度が高くなる。  ② 成乳になるにしたがって青白色で半透明の母乳へ変化する。  ③ 初乳と比べてNa,Cl 濃度が低い。   ミルクの成分 栄養素の調整 ミルクは母乳に似た栄養素を含むように設計されていますが、 厳密には母乳の成分と異なります。 ミルクは、乳タンパク質、乳脂肪、糖類、ビタミン、ミネラルを含み緑色の 固まりやすいカゼインが多いため消化が母乳に企画するを遅いです。   抗体と免疫成分   母乳には、抗体、免疫グロブリン、白血球などの免疫成分が含まれており 赤ちゃんを感染症から保護し、免疫系の発達をサポートします。 免疫物質である分泌型 IgA,ラクトフェリン、リゾチーム,マクロファージ(リンパ球の一種)が入っており 胃腸や粘膜に広がりウイルスや細菌,アレルギー物質の侵入を防いでくれます。 ※ ラクトフェリンー鉄結合性の糖たんぱく質で,含量は哺乳類の中でヒトの乳で最も高く特に成乳より初乳に多く含まれ ます。 また母乳は、将来のアレルギーや喘息のリスクを低減させることが示されています。    ミルクには母乳に含まれる抗体や免疫成分がほとんど含まれていません。 そのため、免疫システムのサポートが限られています。   赤ちゃんのあごの発育   母乳を吸うことは直接授乳により上あごや口周りの筋肉が発達し,歯並びや顔面形成がよくなる ミルクも現在は、吸啜しにくい乳首などが出ており、乳首を選ぶことで歯並び効果は得られます。 母親側のメリット    射乳ホルモンのオキシトシンが子宮の収縮を促し(子宮復古),出血量を減少させる  乳汁産生ホルモンのプロラクチンが,排卵の再開を遅くすることで自然な出産間隔を調節する  母親の閉経前乳癌,卵巣癌,子宮体癌を予防するなどの効果もあります。   母子の絆 母乳による授乳は母子の絆を強化し、スキンシップを増します。 ミルクの場合も、しっかりと抱っこしたりスキンシップを取ることで補えます。   利便性   母乳は、持ち歩く器具もなく手軽の上げれます。 ミルクは準備が簡単で、家族などが育児協力をするのに役立ちます。     まとめ   母乳は最適な栄養と免疫効果があります。 母乳とミルクのどちらを選ぶかは、個々の状況や好みに依ります。 母乳をあげれない場合も、ミルクをあげる場合も 育児はじゅにゅうだけではないので 自信をもって行うことが大事です。   さらに言うと、信頼と愛情が赤ちゃんには一番大事ですね^^ インンスタライブ   第1回目 「ゆるーく安産になる方法!」終了しました。 mamano_mikata_monna... 続きを読む...
母乳育児の成功のママ側の3つの因子
ベテラン助産師の本村啓子です 母乳育児の成功には、いくつかの大切なコツがあります。 今回はその3つについて話をします。   1. 頻回な授乳 赤ちゃんの成長に合わせて、頻回な授乳が成功の鍵です。 ここで大切なのは、赤ちゃんが必要なだけ飲むようにサポートすることです。 1: 頻繁な授乳タイムを設ける 母乳育児では、赤ちゃんのペースに合わせて頻繁に授乳しましょう。 赤ちゃんが吸うことにより母乳が作られるためのホルモンが大量に分泌されます。 通常、新生児は1日に8回以上、授乳が必要です。 母乳の場合は消化がいいので2時間おきの授乳も普通に起こります。 リズムが整う1か月までは、頻回に飲ませて母乳が出るサポートをします。 2: 夜間も授乳を続ける 夜間でも授乳を続けることが大切です。 夜間の授乳は母乳分泌を促進し、赤ちゃんの安眠にも貢献します 授乳枕や足りない時のミルクを近くに置くなど 快適な環境を整え、暗い部屋で授乳し、授乳中もリラックスした雰囲気を作りましょう。 3: 赤ちゃんのサインを注意深く観察する 赤ちゃんは泣くだけでなく、授乳を求めるさまざまなサインを示します。 手を口に持っていったり、唇をなめたり、小さな唸り声を出したりすることがあります。 これらのサインに敏感に反応し、授乳を提供しましょう。 ただし、飲んですぐの場合はおむつだったり、げっぷが出ていないためだったりしますので 授乳以外の要因もあるので気を付けましょう。     2. 乳房と乳首の管理   正しい飲ませ方や乳房の健康を保つために、乳房と乳首の管理が欠かせません。 妊娠中期から、乳房や乳首のマッサージも行いましょう (別日に詳しく説明) 4: 母乳分泌を促すマッサージ 乳房のマッサージは母乳分泌を増やすのに役立ちます。 授乳前にも毎回乳房をマッサージして、母乳の分泌を良くしましょう 5: 正しい飲ませ方を心がける   正しい飲ませ方には、乳頭を丸くふくませ、深く赤ちゃんの口に入れることが重要です。 上の右の絵の様に、赤ちゃんの唇を内側にめくり、口を大きく開かせましょう。 これにより、乳首への負担を軽減し、赤ちゃんが効果的に授乳できます。 授乳時の赤ちゃんの高さにも気を付けましょう。 授乳枕などで高さ調節をしましょう。 おちょぼ口で浅くくわえたり(上の絵の左側) 乳頭をつぶし飲みしたりする赤ちゃんの飲み方には注意が必要です。 これらの飲み方は乳頭や乳輪を傷つけ、乳房の健康に悪影響を及ぼす可能性があります。 大きく口を開けて深く飲ませる、正しい飲ませ方をサポートしましょう。 6: 授乳後の乳首のケア 授乳後、乳首のケアも大切です。 母乳がまだ残っているときは20分を目安に搾乳しましょう 搾乳したものは冷蔵庫に保存し次回の授乳時に温めて足します。 (冷凍なら1日まで保存可)     栄養、睡眠 7: 栄養を十分に摂る   母乳を供給するためには、母親自身が健康で栄養を十分に摂ることが不可欠です。 バランスの取れた食事を心がけ、水分補給も忘れずに行いましょう。 必要な栄養素を摂ることで、母乳の品質と分泌量が向上します。 8: 十分な睡眠を確保する   睡眠不足は母乳育児のストレスを増加させ、母乳分泌にも悪影響を及ぼす可能性があります。 赤ちゃんの睡眠サイクルに合わせて、十分な休息を取るように努力しましょう。   パートナーや家族のサポートを受けることも大切です。 これらのコツを実践することで、母乳育児を成功させる確率が高まります。 赤ちゃんの成長と健康をサポートするために、母乳育児を楽しんで取り組みましょう。 ※以上はママ側の因子です。赤ちゃん側の問題で飲めない場合もあります。   インスタライブ   第1回目 「ゆるーく安産になる方法!」終了しました。 mamano_mikata_monna インスタにアーカイブ残っています。 3000人の出産の介助経験を持つ ベテラン助産師がインスタライブで、ママの質問に答えます 次回は皆さんの希望の内容で行いたいと思います。 知りたいことや、質問を直接聞いてみたいことなどがあれば あらかじめこちらブログにコメントお願いしますね。 続きを読む...
正しい抱き方
ベテラン助産師の本村啓子です 赤ちゃんの授乳時の抱き方が母乳の飲み具合に影響を与えることを知っていますか? もし赤ちゃんの授乳がスムーズでない場合、抱き方を見直すことで解決できるかもしれません。 今回は授乳時の抱き方のコツと、それが母乳育児に与える影響について説明します。 さらに、まちがった抱き方をすると腱鞘炎のリスクがありますので 覚えておきましょう。     主な3種類の抱き方 授乳をする時の赤ちゃんの抱き方には、大きく分けて3つの方法があります。 赤ちゃんの3通りの抱き方     横抱き 横抱きは一番オーソドックスな方法です。 方法 横抱きの上手な抱き方のポイントは、 赤ちゃんの体が一直線になるようにし おっぱいに対して赤ちゃんの体の向きが平行であることです。 ママは前かがみにならず、背筋を伸ばして授乳を行うようにしましょう。   Q: ママの乳首と赤ちゃんの口の高さが合わない時は? 授乳クッションやバスタオルを使って高さを調整しましょう。 正しい抱き寄せ方によって、トラブルを減らし、乳首の痛みを軽減できます。 ポイント 赤ちゃんの首や頭の後ろにちょうどママの肘がくる。 ママの体(お腹)の真ん中あたりに赤ちゃんのお尻がくる。     縦抱き   ↑ 右が立て抱き 縦抱きは、小さな赤ちゃんや深く吸うのが苦手な場合に有効な授乳方法です。 縦抱きは、ママの太ももの付け根あたりに赤ちゃんをまたがせます。   方法   片手で赤ちゃんの首の後ろを支え、反対側の手でお尻を支えます。 赤ちゃんの背中をややまっすぐにします。 赤ちゃんの体が安定していることを確認し、口の高さとおっぱいの高さを合わせることが重要です。   赤ちゃんの背中は真っ直ぐに伸ばすの? 赤ちゃんの背中が完全に真っ直ぐに伸びる必要はありません。 自然な姿勢で飲むことができるように、背中がねじれないように注意しましょう。 フットボール抱き(脇抱き) おっぱいが脇に溜まっている場合や、赤ちゃんの飲み方が浅く感じる場合に試してみましょう。 赤ちゃんを引き寄せるため、ママは胸を張りながら授乳を行います。 前かがみにならず、楽な体勢を心がけましょう。 方法 左のおっぱいをあげる場合は赤ちゃんを左側の脇に抱え、左手で赤ちゃんの首の後ろを支えます 赤ちゃんの体はやや斜めになります。 赤ちゃんの身体全体が、おっぱいに向いているようにします。 赤ちゃんのお腹がママの脇腹にくっつく感じです。 赤ちゃんのお尻の高さを調整し、ママの乳首の高さと赤ちゃんの唇の高さを合わせましょう。 ママの体に無理がかからないように工夫することが大切です。   授乳枕か、バスタオルを重ねて抱きやすい姿勢を保ちましょう   まとめ 授乳はママと赤ちゃんがリラックスした雰囲気で楽しむことが大切です。 授乳の際の抱き方は一般的な方法がありますが、 赤ちゃんの体重や体型、口の大きさ、乳首の形などには個人差があります。 最も重要なのは、ママと赤ちゃんが快適に授乳できる方法を見つけることです。 正しい抱き方だけでなく、自分たち親子に合った方法を見つけましょう。 インスタライブ 第1回目 「ゆるーく安産になる方法!」終了しました。 mamano_mikata_monna インスタにアーカイブ残っています。 3000人の出産の介助経験を持つ ベテラン助産師がインスタライブで、ママの質問に答えます 次回は皆さんの希望の内容で行いたいと思います。 知りたいことや、質問を直接聞いてみたいことなどがあれば あらかじめこちらブログにコメントお願いしますね。 続きを読む...
産後の身体
ベテラン助産師の本村啓子です 産後の身体は、出産前と同じ生活ができるまでには およそ2カ月がかかります。 産後の身体のことを知り、順調に回復していきましょう。   産後の身体 乳房の緊満 出産後、ホルモンのバランスが大きく変化し、 母乳育児に適応するための準備が進み、胸が張ります。   腹部の変化  妊娠中に拡大した腹部の皮膚と筋肉は、出産後も時間がかかるまで元の状態に戻りません。 多くの女性は産後しばらくの間、おなかがたるんでいるように感じます。 膣の変化 産後、膣の筋肉は緩むことがあり、膣の周りの組織も腫れたり、裂けたりすることがあります。 これは自然な出産の結果であり、時間とセルフケアによって回復します。 骨盤の変化 出産時、骨盤は拡張し、骨盤の関節(恥骨結合や仙腸関節)が緩みます。 これは胎児の通過を容易にするための生理的な変化です。 しかし、この変化が続くことで、腰痛や骨盤の不安定感を感じることがあります。   腹直筋の分離 妊娠中にお腹が大きくなると腹直筋が横に分離することが多いです。 産後、、もどらないと、腰痛やお腹のたるみにつながります 骨格の変化 妊娠中に骨格にも変化が生じます。 胎児の重さに対応するために、特に胸椎や腰椎のカーブが増加することがあります。 精神的な変化 産後にはホルモンの変化や新しい育児の責任に対するストレスがかかり 精神的な変化も現れることがあります。   また、夜間の授乳などで睡眠不足になりがちで、過敏になったり、神経質になったり、 産後うつ病になることがあります。   寝れるときはできるだけ休みましょう・ 産後間もない時期も家族の協力を得て、長めに3時間は寝る時間を 1日1回でも補えると心身が楽です。 また、産後の身体のケアは非常に重要です。 産後の体操(産後体操)は、筋力を回復させ、姿勢を改善し、腹直筋を引き締めるのに役立つ方法の一つです。 特に産後すぐから始めることが、身体の回復に役立ちます。     産後体操 産後体操の目的 産後体操の主な目的は、腹直筋の分離を縮め、骨盤底筋を強化し、姿勢を改善することです。 これにより、腹部の筋肉を強化し、腰痛の予防や回復を支援します。   産後体操の開始時期 産後体操は、医師や助産師からの許可を得てから開始する必要があります。 通常、出産後数週間から数か月後に開始されます。   産後体操の時間 朝・夕の1日2回行いましょう 毎日行いましょう。   産後体操   産後体操の目的   ●分娩時にのびた腹壁や骨盤底筋の回復を速やかにします。 ●血液の循環をよくし、静脈内のうっ血や血栓を防ぐ。  ●悪露の排出、子宮の回復を早めます。 ●靱帯を強め、関節の屈曲性を増します。 ●筋肉の痛みをとり、疲労を回復させます。  ●内臓下垂を予防し、便秘にならないようにします。 産後1日目から簡単な産後体操で、身体を回復させます それでは方法について説明します。 腹式呼吸 1・ お 腹 に 手 を あ て 、 息をゆっくり吸います(3秒) 2・ゆっくり息を吐きます(5秒) 腹直筋のトレーニング 1・仰向けに寝て、膝を曲げます。 1・息を吐きながら腹部を縮め、頭を上げます。 2・5秒間保持し、ゆっくりとリラックスさせます。 3・これを10回繰り返します。 脚のストレッチ 1・寝ながら両足を伸ばし、つま先も伸ばします 2・片方の足先を上に曲げます。 3・同様に反対の足でも行います。 4・これを交互に10回繰り返します。 骨盤底筋トレーニング   1・寝ながら、膝を立てます。 2・骨盤底筋を収縮さながらおしりを引き上で戻します。 4・これを10回繰り返します。... 続きを読む...
知ってほしい哺乳量たりてるかの目安。
ベテラン助産師の本村啓子です 初開催決定! 1月26日(金)10時から(30分予定) 「ゆるーく安産になる方法!」 ※初めてなのでミスなどおおめに見てね^^; 今日は新生児の哺乳量についてお話します。 新生児の哺乳量 新生児はどんどん成長し、胃も大きくなっていくため 1日に飲む母乳量も日々増えていきます。   3時間おき1日8回の授乳をする場合 赤ちゃんの体重にもよりますが、 1回に飲む母乳量の目安は「生後日数×10ml+10ml」といわれています。 ※先日ブログでお話したように母乳の場合は1日12~15回ということもあります。 生後1週間以内に飲む1回の母乳量の平均は以下の表のとおりです。     ※その後はあまり増えず1か月で80~120㏄/ 回ほどです。 生後2~3週間になると胃も大きくなってくるので、1回に飲む母乳量が増えてきます。     母乳量が不足しているサイン 飲んでいる母乳量が不足しているときのサインを紹介します。 以下のような状態が見られる場合は飲んでいる母乳量が足りない可能性があるので 授乳回数を増やす、授乳姿勢や吸い方を見直すなどしてみましょう。 体重が増えない 元気がなく機嫌が悪い おしっこの回数が1日6回以下で少ない うんちの回数が少ない 授乳後1時間以内にすぐ泣く 授乳量が少ない原因   出産後間もない場合   出産後間もない場合はまだ十分に母乳が生成されていない場合があります 頻回の授乳を試し、最低1日に8回以上の授乳を行って分泌を待ちます。 ストレスと疲労 母親のストレスや睡眠不足、疲労は母乳量に影響を与えることがあります。 リラックスし、十分な休息を取ることが大切です。   栄養不足  母親の栄養状態が不良だと、母乳の質や量に影響を及ぼすことがあります。 バランスの取れた食事や水分摂取を確保し、必要な栄養素を摂ることが重要です。 授乳の仕方   授乳の際に正しい姿勢や乳首の位置、赤ちゃんの吸い付きを深くするなど、 授乳テクニックを改善することが必要です   乳腺の詰まりや炎症 乳腺の詰まりや乳腺炎が発生すると、母乳供給が一時的に減少することがあります。 これらの問題は早期に対処することが大切です。 対処については別のブログでお話します。   赤ちゃんの健康問題   赤ちゃんが吸う力や能力に問題がある場合や横断など赤ちゃんの健康状態に問題がある場合もあります。   授乳量が少ない時の対処   頻繁な授乳 正しい授乳テクニック 良い睡眠と休息をとり、リラックスしストレスを軽減 バランスの取れた食事を摂り、十分な水分 乳房マッサージを授乳前に毎回行う(体に覚えこませる)    SMC母乳マッサージより マッサージ方法 ①おっぱいを持ち上げて、外側から押す 右手の手のひらと指で、バスケットボールをつかむように 指を広げておっぱいを持ちます。左手親指の付け根下にある、母指の付け根をおっぱいの上部にあてて 右側に向かって横に押します。この動作を4~5回くり返しましょう。痛い時はもう少し外側から、軽く触れるように押しましょう。 ②手の位置を少しずらして、押していく 右手の位置を少し下方にずらし、小指側をおっぱいの外側斜め下にあてます。右手は左手の上にあて、力を入れる点(図)に注意しながら、右の肩に向かって押すようにします。この動作を4~5回くり返しましょう。また、右の手のひらでおっぱいを潰さないようにだけ気を付けましょう。 ③おっぱいを下から上に持ち上げる 右手の手のひらの小指側を、おっぱいの下にあてます。 左手はその下にそえるように置いておっぱいを真上にすくい上げるようにします。 この動作を4~5回くり返しましょう。前から手のひらが見えるくらいがちょうどいい位置です。   乳頭マッサージ SMC母乳マッサージより   母乳量が過剰なサイン  飲んでいる母乳量が過剰になっているときのサインを紹介します。 以下のような状態が見られる場合は、飲んでいる母乳量が多い可能性があるので 授乳回数を減らす、少し搾乳してから授乳するなどして、授乳量を減らしてみましょう。 よく母乳を吐き出す げっぷやおならが多い 授乳中に口から母乳がこぼれる お腹にガスがたまりやすく張っている 授乳後に水平に寝かせると泣き出す 授乳後にうなる 苦しそうにいきむ... 続きを読む...
出産後の母乳管理 出産当日~1日目
ベテラン助産師の本村啓子です 今日は出産後の母乳管理についてお話します 出産当日 初回授乳 初回の授乳は、通常、出産後30分以内に行うことが推奨されています。 (母児に問題がないことが前提です)   初乳の授乳   出産直後の母乳は初乳と呼ばれ、非常に栄養価が高く、 赤ちゃんの免疫を強化する成分を含んでいます。 初回の授乳で初乳を提供することが重要で、出産後すぐに授乳を始めることで、 赤ちゃんに免疫物質や栄養素を供給できます。 また、胎便と呼ばれる緑色の便を早く排泄できます。 授乳の早期開始 初回の授乳が早く行われれば、母乳の供給と需要の調整がスムーズに始まります。 授乳によりオキシトシンというホルモンが分泌され 母乳分泌量も増え、子宮収縮が進みます。 オキシトシンは愛情ホルモンともいわれ、児への愛情と絆が深まります。 また、初回の授乳は母子の絆を強化する貴重な瞬間でもあります。 親子の肌と肌の接触や相互作用は、感情的なつながりを促進し、 赤ちゃんの安心感を高めます。 体温調節 カンガルーケアは早産児や低体重児などの新生児に対して 親とのスキンシップを通じて行うケアのアプローチです。 この方法は、母親や父親が新生児を胸に抱きかかえ、肌と肌を密着させることを特徴としています カンガルーケアは、新生児の体温調節がサポートされます。 母親の体温を借りて赤ちゃんの体温が安定しますが まだ生まれたばかりで呼吸状態が安定しませんので、赤ちゃんから目を離さないようにしましょう。   頻繁な授乳   新生児は通常、2〜3時間ごとに授乳が必要です。 授乳の頻度は母乳の分泌を増加し、乳腺を刺激して母乳の量の増加を促します。 これは夜間も変わりませんが当日は同室することは少なく 産後1日目に授乳の指導とともに母児同室されることが多いです。  自分でできる母乳マッサージを行ってから授乳しましょう。   基底部マッサージ 両手を胸の下から上に向かってゆっくりとやさしく上げるように動かしましょう。 痛みを感じない範囲で行いましょう。 乳頭マッサージ ・指先を使って乳頭を刺激します。三本の指を使い乳首をつまむようにしながら  乳腺を刺激し、乳頭を柔らかく保ちます。   (乳首が硬かったり、引っ込んでいる場合も妊娠中の手入れで   飲みやすい形へと成長します)   授乳のタイミング   授乳は赤ちゃんが泣いたら行うようになります。 赤ちゃんが授乳を求める兆候を観察し、 泣き声や口を舐める動作などがあれば、授乳の合図と考えます。   3時間おきというのを聞いたことがあると思いますが それはちゃんと分泌が出てきた場合でなおかつミルクの場合が多いです。 母乳は消化がいいので2時間おきということもありますし、私は最初は1時間おきでした。 そこまで頑張る必要はないですが、身体を休めつつ頻回に上げることも多いということを知っておいてください。 初めの1日の授乳回数の平均は12~15回のことが多いようです。 ※産院によっては3時間おきを守りましょうと指導されることもありますが 母児とも人間なので、機械的にはなかなかいきませんね。   注意 授乳したばかりで泣く場合はおむつが汚れていないか、げっぷがたまり苦しくないか 暑くないか、かぶれはないか などほかの場合もあるため、おむつを替えて抱っこしてみましょう。   適切な姿勢 授乳中、適切な姿勢を保つことが大切です。 背中を丸めずに、赤ちゃんと母親が快適な姿勢を保つことで、授乳がスムーズになります。 親と赤ちゃんが快適な姿勢になるように、授乳クッションやサポートを利用し、 赤ちゃんの口の位置と乳房の高さを調節しましょう。 母乳の量 出産後の嘔吐がなくなったタイミングで便が出たのを確認しながら 糖水や、ミルクを与える病院もあります。 病院の指導内容にはやや違いはありますが 疑問があれば聞いてみましょう。   1回に飲む量 1回に飲む量は10か月で生まれた正期産の場合は 当日から1日目 10cc 産後2日目   20㏄ 産後3日目   30㏄ 産後4日目   40㏄ 産後5日目   50㏄ 産後6日目   60㏄ 産後7日目   70㏄ ※±10㏄の場合もあります    ・   ... 続きを読む...
出産後まもなくに出る初乳って何?
ベテラン助産師の本村啓子です なんと、母乳は血液からできています。 そんな母乳の成分は実は赤ちゃんの成長とともに変化するんです。 続きを読む...
赤ちゃんが胎内で無菌状態でいるところから菌の獲得の仕方
ベテラン助産師の本村啓子です   今回は赤ちゃんが胎内で無菌状態でいるところから いろんな菌の獲得の仕方。産道や、初回授乳などで獲得していく様子をお話合しします。   胎内での赤ちゃんは膜に囲まれ、羊水も無菌状態です。 胎児の胃腸や、体内にも菌は存在しません。 ではどのように赤ちゃんは菌を獲得していくのでしょうか。   菌の獲得 産道からの最初の接触 赤ちゃんが菌と最初に接触するのは、出生時に母親の産道を通るときです。 母親の産道にはさまざまな微生物が存在し、赤ちゃんはこの過程で母親から細菌を受け取ります。 これにより、赤ちゃんの腸内細菌叢(腸内フローラ)が形成されます。 初回の授乳 初回の授乳でも、赤ちゃんは細菌を取り入れます。 ママの肌にいる肌を守る常在菌などを獲得します。 また、母乳には赤ちゃんの腸内細菌叢をサポートするための プレバイオティクス(腸内細菌を増やす食物成分)が豊富に含まれています。 母乳に含まれるこれらの成分は、赤ちゃんの腸内細菌叢の形成に役立ちます。 スキンシップ 産後、スキンシップ接触は母親と赤ちゃんの間で非常に重要です。 この接触は、母親の皮膚と赤ちゃんの皮膚が直接接触することを意味し、 感情的な結びつきを促進するだけでなく、微生物の転送にも役立ちます。 母親からの微生物は、赤ちゃんの皮膚にも影響を及ぼします。 環境からの微生物 赤ちゃんは、家庭環境や周囲の人々からも微生物を獲得します。 触れる、抱っこする、なめる、家の中をはうなど、赤ちゃんは自然な方法で微生物を取り入れます。 兄弟姉妹やペットとの接触も微生物の獲得に影響を与えることがあります。 食事 一定の年齢に達すると、食事が開始され、 いろんなものを食べるようになり 腸内細菌叢は多様性を増します。 納豆やヨーグルト初め、多くの異なる食品を摂ることが、健康な腸内細菌叢の形成に重要です。   まとめ 赤ちゃんの菌の獲得は、免疫系や消化器系の発達にとって非常に重要であり、 赤ちゃんの健康に大きな影響を与えます。 産道からの細菌受け渡しや母乳の授乳、親との接触、環境との関わりなど、 さまざまな要因が赤ちゃんの腸内細菌叢の形成に寄与します。 この細菌の受け渡しは赤ちゃんの免疫系の正常な発達と、将来の健康に関連しています。 妊娠中から、ママ自身も健康な菌を持ち、赤ちゃんにいいものを渡していきたいですね。   インスタライブ 3000人の出産の介助経験を持つ ベテラン助産師がインスタライブで、ママの質問に答えます 質問があればあらかじめこちらブログのコメント欄にお願いしますね。 mamano_mikata_monna ↑インスタフォローお願いします   続きを読む...
妊娠中からの母乳管理
ベテラン助産師の本村啓子です 今日は妊娠中の母乳管理についてお話します。 妊娠初期から母乳管理を開始することは、 産後の母乳栄養のために重要です。 以下に、妊娠初期からの母乳管理に関するポイントを詳しく説明します。 母乳マッサージの方法   母乳スムーズな分泌促すために、乳房マッサージを行います。 妊娠初期や、お腹が張る場合は、避けましょう 以下は簡単な母乳マッサージの方法です。   母乳マッサージの方法 ・まず、手を温めてからマッサージを始めます。(お風呂で行ってもいいでしょう) ・両手を胸の下から上に向かってゆっくりとやさしく上げるように動かしましょう。  痛みを感じない範囲で行いましょう。 ・指先を使って乳頭を刺激します。三本の指を使い乳首をつまむようにしながら  乳腺を刺激し、乳頭を柔らかく保ちます。   (乳首が硬かったり、引っ込んでいる場合も妊娠中の手入れで   飲みやすい形へと成長します) ・ もう一方の胸にも同じマッサージを行います。 ・マッサージの後はリラックスし、十分な水分を摂りましょう。 妊娠初期から妊娠後期にかけての母乳管理とマッサージは、 母体と赤ちゃんの健康をサポートするために重要です。   ※お腹が張る場合はやめて、医師や助産師のアドバイスに従いましょう。   妊娠初期からの母乳管理   基本的な生活 栄養と水分摂取 妊娠中を通じてから適切な栄養と水分摂取が大切です。 バランスの取れた食事を摂り、水分を豊富に摂ることは 乳腺の健康と母乳の生成に影響します。 適切な栄養素 妊娠中にはいつにもまして、胎児にも栄養が届くために 栄養バランスを考えながら食べましょう。 特定の栄養素が不足することがある場合は、 医師の指導に基づいて妊婦用のサプリメントを取ることも必要です。 特に葉酸やビタミンDなどは母乳の品質に影響を与える重要な栄養素です。 ストレス管理 ストレスは母乳供給に影響を及ぼすことがあります。 ストレスを軽減するためにリラックスや深呼吸を試しましょう。 適度な運動 適度な運動は体調を維持し、母乳供給に良い影響を与えることがあります。 ただし、激しい運動や高負荷のトレーニングは控え、 20分ほどのウォーキングや、ヨガなどがいいでしょう。 妊娠後期からの母乳管理 妊娠後期に入ると、母乳の生成が本格的に始まります。 ここからは、妊娠後期から出産後までの母乳管理に関する重要な情報をお話します。 初乳の重要性  妊娠後期から出産後数日にかけて、分泌される母乳は初乳と呼ばれ、 免疫物質や栄養素が豊富に含まれています。 (黄色みが強いです) 初乳はできるだけ積極的に与えましょう。 初乳は、胎便を排泄し、新生児の免疫力を高めます。   マタニティブラ 妊娠すると、乳房や乳首は大きくなります。 そのため、これまでのブラジャーでは苦しく感じます。 マタニティ期は圧迫のない、広く支えてくれ、妊娠期間を通じて育つ胸に合わせて 伸びの良いものが良いでしょう。  当社では私の35年間の助産師経験と母乳支援20000人の経験から マタニティ期のママに合う授乳ブラジャーを開発しました。   かわいく梱包していますので、ご家族や友人へのプレゼントにも ピッタリです。どうぞご覧ください。 まとめ 母乳はマタニティ期のママが一番悩むことのある問題です。 ただ、個人個人でかなり違う状態になりやすく、丁寧な指導が必要です。 母乳栄養ができればいいに越したことはありませんが ストレスなく、ママと赤ちゃんが笑顔で過ごせることの方が大切ですね。   続きを読む...
母乳育児について
こんにちは、助産師の本村啓子です。 今回は母乳育児についてお話ししようと思います 少し前に、母乳育児でないと肩身の狭い思いをするママがいた時代がありました   従来の考えの根底にあるのは、   「母乳で育てるのは当然のことである」 「母乳はだれしも必ず出るものである」   という考えです     この考え方は、ミルクがない時代から子育てしていた多くの人の根底にある考え方で あることを理解しておきましょう。     しかし、体質的に母乳が出にくいママもいます   敏感なこの時期に、何気ない「私は沢山出たんだけど」のような 義母の言葉で傷つくこともありますね         昔と違って母乳に代わる代替え品もありますので、自分の生活スタイルや 考え、体質などで利用することは素敵な時代が来たのだと思います     ただ、母乳は、自分の赤ちゃんに必要な成分で作られていて 吸収しやすく、また免疫が含まれているので、 赤ちゃんが病気をしにくいという利点があります。 (生まれた週数で母乳の成分は違います)   また、出産後の早期の授乳は、オキシトシンという愛情ホルモンが分泌されて 赤ちゃんを可愛いと思えるようになったり、さらなる分泌を促し 産後の子宮の収縮を促して出血を止めたりする大切なホルモンです。 母乳をあげることはそのようメリットもあります。 母乳で育てるためには、産後からの支援だけでは不十分で 妊娠、出産、そしてその後の育児期間にわたり、継続的なサポートが必要です。   母親学級に参加して妊娠中のケアを教えてもらったり 分娩室での早期授乳、出産後の母乳管理など受けながら 産後の身体が無理をしないように行っておく必要があります   心身共に忙しいマタニティ期ですので、無理をせずにできることを ぼちぼち心掛けて行っていきましょう。 続きを読む...