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ブログ記事

妊娠中からの母乳管理
ベテラン助産師の本村啓子です 今日は妊娠中の母乳管理についてお話します。 妊娠初期から母乳管理を開始することは、 産後の母乳栄養のために重要です。 以下に、妊娠初期からの母乳管理に関するポイントを詳しく説明します。 母乳マッサージの方法   母乳スムーズな分泌促すために、乳房マッサージを行います。 妊娠初期や、お腹が張る場合は、避けましょう 以下は簡単な母乳マッサージの方法です。   母乳マッサージの方法 ・まず、手を温めてからマッサージを始めます。(お風呂で行ってもいいでしょう) ・両手を胸の下から上に向かってゆっくりとやさしく上げるように動かしましょう。  痛みを感じない範囲で行いましょう。 ・指先を使って乳頭を刺激します。三本の指を使い乳首をつまむようにしながら  乳腺を刺激し、乳頭を柔らかく保ちます。   (乳首が硬かったり、引っ込んでいる場合も妊娠中の手入れで   飲みやすい形へと成長します) ・ もう一方の胸にも同じマッサージを行います。 ・マッサージの後はリラックスし、十分な水分を摂りましょう。 妊娠初期から妊娠後期にかけての母乳管理とマッサージは、 母体と赤ちゃんの健康をサポートするために重要です。   ※お腹が張る場合はやめて、医師や助産師のアドバイスに従いましょう。   妊娠初期からの母乳管理   基本的な生活 栄養と水分摂取 妊娠中を通じてから適切な栄養と水分摂取が大切です。 バランスの取れた食事を摂り、水分を豊富に摂ることは 乳腺の健康と母乳の生成に影響します。 適切な栄養素 妊娠中にはいつにもまして、胎児にも栄養が届くために 栄養バランスを考えながら食べましょう。 特定の栄養素が不足することがある場合は、 医師の指導に基づいて妊婦用のサプリメントを取ることも必要です。 特に葉酸やビタミンDなどは母乳の品質に影響を与える重要な栄養素です。 ストレス管理 ストレスは母乳供給に影響を及ぼすことがあります。 ストレスを軽減するためにリラックスや深呼吸を試しましょう。 適度な運動 適度な運動は体調を維持し、母乳供給に良い影響を与えることがあります。 ただし、激しい運動や高負荷のトレーニングは控え、 20分ほどのウォーキングや、ヨガなどがいいでしょう。 妊娠後期からの母乳管理 妊娠後期に入ると、母乳の生成が本格的に始まります。 ここからは、妊娠後期から出産後までの母乳管理に関する重要な情報をお話します。 初乳の重要性  妊娠後期から出産後数日にかけて、分泌される母乳は初乳と呼ばれ、 免疫物質や栄養素が豊富に含まれています。 (黄色みが強いです) 初乳はできるだけ積極的に与えましょう。 初乳は、胎便を排泄し、新生児の免疫力を高めます。   マタニティブラ 妊娠すると、乳房や乳首は大きくなります。 そのため、これまでのブラジャーでは苦しく感じます。 マタニティ期は圧迫のない、広く支えてくれ、妊娠期間を通じて育つ胸に合わせて 伸びの良いものが良いでしょう。  当社では私の35年間の助産師経験と母乳支援20000人の経験から マタニティ期のママに合う授乳ブラジャーを開発しました。   かわいく梱包していますので、ご家族や友人へのプレゼントにも ピッタリです。どうぞご覧ください。 まとめ 母乳はマタニティ期のママが一番悩むことのある問題です。 ただ、個人個人でかなり違う状態になりやすく、丁寧な指導が必要です。 母乳栄養ができればいいに越したことはありませんが ストレスなく、ママと赤ちゃんが笑顔で過ごせることの方が大切ですね。   자세히 보기
知ってほしい妊娠中のスキンケア
新年あけましておめでとうございます。 ベテラン助産師の本村啓子です 今年も皆さんにとって素晴らしい年でありますように^^ 今日はマタニティ期間も皆さんが輝いていられるように 妊娠中のスキンケアについてお話します。   妊娠中、肌は敏感さを増します。 これはホルモンの変化や体内の血液量の増加、免疫系の変化などが影響しています。 肌の敏感さは赤み、かゆみ、乾燥、湿疹などの症状として現れることがあります。 以下に、妊娠中の肌の敏感さに対処するための対策をいくつか紹介します。 優しい洗顔料と水で肌を洗い、過度な洗顔は避けましょう。   妊娠でオイリーになったり、乾燥したりと個々で様々ですので 自分に合った保湿剤を使用して肌を潤すことが大切です。   無香料で刺激の少ない製品を選びましょう。   化粧品やスキンケア製品は、できるだけ敏感肌用 または無添加なものを選んでください。   保湿   妊娠中は皮膚が乾燥しやすいため、保湿が重要です。 特にお風呂上りなどに保湿クリームやローションを塗ることで 肌の水分を保持しましょう。       特に妊娠線は保湿によって予防できます。 妊娠線は産後もかゆみがのこる場合もあるので 保湿とお腹のマッサージで予防しましょう。   日焼け対策   妊娠中の肌は紫外線に対して敏感になっています。 妊娠中はホルモンにより肌のメラニン色素が増加し 肌が日焼けしやすくなります。   メラニンは紫外線から肌を守るために生成される色素で これが増加すると肌が敏感になり、肌が着色します。   外出時には日焼け止めを使用し、帽子や手袋を着用して肌を守りましょう。   食事と水分摂取 ビタミンCやE、亜鉛、オメガ-3脂肪酸を含む健康的な食事を摂ることで 肌の健康をサポートできます。   肌も、髪も爪も食事からできていることを忘れないでください。 妊娠中に限らず食生活は大切ですね。   十分な水分を摂取し、肌を内側から保湿することも重要ですね。 身体の細胞からサポートしていきましょう。   適切な睡眠とストレス管理 睡眠不足やストレスは肌の敏感さを悪化させるます。 十分な睡眠を確保し、ストレスを軽減するための リラクゼーションを試してみましょう。   妊娠中は何かとストレスにさらされやすいですが 赤ちゃんが生まれたら、なかなかこれまで思うようにできていたものも できなくなります。   そのストレスへの準備だと思って 考えすぎることはやめましょう。   医師のアドバイスを受ける 重度の肌のトラブルや湿疹、アレルギー反応などがでた場合、 医師に相談しましょう。 妊娠中でも安全性の高い薬や適切な治療があります。   香りの刺激を避ける   香りの強い香水は肌に付いたときに肌トラブルを引き起こすことがあります。 また妊娠中は香りに敏感なことが多いため、 香りの強い製品や香水を避けることが賢明です。   衣服と繊維の選択   着用する衣服は柔らかく通気性のある素材を選び 刺激を最小限に抑えることが大切です。   肌の敏感さは妊娠中に一時的に増加することがあります 適切なケアと注意を払うことで管理できます。   自身の肌の状態に合わせて、上記の対策を組み合わせて実施しましょう。   絹などの自然素材は、比較的肌トラブルは少ないです。 素材にも気を付けましょう。   妊娠中の肌は一時的に、負荷が多いものですから... 자세히 보기
妊娠出産の外国との違い
ベテラン助産師の本村啓子です 今回は妊娠出産の外国との違いについてお話します     日本と他の国々との間で、妊娠や出産に関連して受け入れられている習慣や 医療慣行にはいくつかの顕著な違いがあります。       分娩方法の選択   日本では、自然分娩が一般的です。 妊婦の体力や赤ちゃんの状態を重視し、 可能な限り自然な方法での出産が奨励されます   無痛分娩は、日本ではまだ一般的ではありませんが、 近年徐々に受け入れられつつあります     対照的に、アメリカやヨーロッパなどの西洋諸国では 出産の際の痛みを和らげるための無痛分娩が広く利用されています。     この方法は、腰部に麻酔を行い、痛みを軽減するものです。 文化的な違いや医療システムの違いが、 このような分娩方法の選択に影響を与えています       産後ケア     日本の伝統的な産後ケアには、「産褥期」が含まれます。 これは出産後の女性の体を回復させるための期間で、通常は約1ヶ月間です この期間中、新しい母親は休息を取り、特定の食事を摂り、体の回復に専念します。 一方、多くの西洋国では、産後の女性は比較的早く日常生活に復帰することが一般的です。 西洋の産後ケアは、より短期間での体の回復と 社会への迅速な復帰に重点が置かれています     食事と生活習慣     昔の日本では、妊娠中の生魚の摂取が一般的であり 新鮮で質の高い魚介類が利用されてきました。 現在では生モノの感染などによるリスクより摂取は進められてはいません これに対し、西洋諸国では昔から、生魚の摂取を避ける傾向があります。 また、日本の妊婦はお風呂に入ることが普通ですが、 他の国では妊娠中の高温の浴槽やサウナの使用を避けることが一般的です これは、海外では高温が胎児に悪影響を及ぼす可能性が あると考えられているためです。       出産前の検診   日本では、妊娠中の定期的な検診が定期的にあります 妊娠中の母親は、通常、月に1回以上の検診を受けます。 これには超音波検査、血液検査、尿検査などが含まれ、 母体と胎児の健康状態を密に観察し以上についてのスクリーニングを行います 他国、特に西洋諸国では、検診の頻度や方法が異なります。 また通うのに遠いところも多く、あまり受診率は高くありません。 検査内容についても各諸国で様々です       まとめ   これらの違いは、文化的な背景や医療システム、そして社会的な価値観によって異なります。   それぞれの国のアプローチには独自の利点があり、 最終的には母親と赤ちゃんの健康が優先されればいいと思います   私もたくさんの海外の方の出産をお手伝いしてきましたが 日本の方の出産と一番違うなぁと感じたのは 陣痛に対するリアクションです   日本の方は比較的、静かに陣痛に立ち向かうのですが 海外の方はオーバーリアクションだなと感じることも多くありました。   大声を出してリラックス(になるのかは不明)したり 分娩台から飛び降りて点滴が抜けたりと かなり自由な感じがしました   こうでなければいけないなんて、ないと思いますので 母児の安全が保てるなら、自分なりのスタイルで マタニティ期を乗り切ればいいと思いますよ ありますように あなたのマタニティ生活が楽しいものでありますように​​​​​​​ 자세히 보기
里帰り出産について
助産師の本村啓子です。 里帰り出産について、その意味や重要性を知っていますか?   出産が近づくと、多くのママたちが実家で出産とその後の生活を考え始めます。 では、里帰り出産のメリットやデメリットは何か、そして具体的な期間や スケジュールはどうなっているのでしょうか。   これを詳しくご紹介します。   里帰り出産とその目的   里帰り出産とは、出産を迎えるために一時的に実家に戻ることを指します。 具体的なタイミングはママそれぞれですが、その背景にはさまざまな理由があります。   主な理由として、実家の家族に囲まれて、安心感を持ちながら 出産と産後のケアを受けたいという思いが挙げられます。 また、産前・産後のサポートを家族から受けることで ママの身体的、精神的ストレスを和らげるためでもあります。     里帰り出産のメリット・デメリット   里帰り出産には明確なメリットが存在します 精神的安定:実家の環境でリフレッシュし、出産を迎えることができる。 両親や親戚のサポート:育児の経験豊富な家族の手助けやアドバイスが受けられる。 日常生活の支援:家事や育児のサポートを受けることができる。 一方、デメリットも考慮する必要があります 夫との時間が減少:一緒の時間が少なくなり、夫の育児参加が難しくなる。 育児方針の違い:家族間での意見の不一致が生じる可能性がある。 経済的な負担:里帰りの費用や、生活費の増加。     里帰り出産のタイミング   ママが実家に戻るタイミングは一概に決められませんが、 妊娠中期(14週から27週6日)は移動がしやすい時期とされます。 一方、妊娠後期、特に37週以降は出産が近づくため 移動のリスクを考慮する必要があります。 飛行機での帰省は出産予定日の28日前まで(妊娠36週まで)は、 特に診断書などは不要とする航空会社が多いですが各空港会社に尋ねましょう   里帰り出産の準備   病院の選定:事前に希望する病院をリサーチし、分娩予約をする。 紹介状の取得:現在の病院からの紹介状が必要な場合があるので、要確認。 必要な持ち物の準備:実家での生活や病院での入院に必要なものを揃える。   注意点   里帰り先の家族との相談が必要です。受け入れ可能か 家事育児のお手伝いなど、事前にしっかりと話し合うことが重要です。     まとめ   里帰り出産は、多くのメリットがある一方で、計画と準備が求められます。 出産を迎えるママたちが最良の選択をするために、情報をしっかりとキャッチし、 家族やパートナーとのコミュニケーションを大切にしてください。   자세히 보기
母乳育児について
こんにちは、助産師の本村啓子です。 今回は母乳育児についてお話ししようと思います 少し前に、母乳育児でないと肩身の狭い思いをするママがいた時代がありました   従来の考えの根底にあるのは、   「母乳で育てるのは当然のことである」 「母乳はだれしも必ず出るものである」   という考えです     この考え方は、ミルクがない時代から子育てしていた多くの人の根底にある考え方で あることを理解しておきましょう。     しかし、体質的に母乳が出にくいママもいます   敏感なこの時期に、何気ない「私は沢山出たんだけど」のような 義母の言葉で傷つくこともありますね         昔と違って母乳に代わる代替え品もありますので、自分の生活スタイルや 考え、体質などで利用することは素敵な時代が来たのだと思います     ただ、母乳は、自分の赤ちゃんに必要な成分で作られていて 吸収しやすく、また免疫が含まれているので、 赤ちゃんが病気をしにくいという利点があります。 (生まれた週数で母乳の成分は違います)   また、出産後の早期の授乳は、オキシトシンという愛情ホルモンが分泌されて 赤ちゃんを可愛いと思えるようになったり、さらなる分泌を促し 産後の子宮の収縮を促して出血を止めたりする大切なホルモンです。 母乳をあげることはそのようメリットもあります。 母乳で育てるためには、産後からの支援だけでは不十分で 妊娠、出産、そしてその後の育児期間にわたり、継続的なサポートが必要です。   母親学級に参加して妊娠中のケアを教えてもらったり 分娩室での早期授乳、出産後の母乳管理など受けながら 産後の身体が無理をしないように行っておく必要があります   心身共に忙しいマタニティ期ですので、無理をせずにできることを ぼちぼち心掛けて行っていきましょう。 자세히 보기