育児

子どもの発達と気を付けること、そしてママの生活の変化に
産後寝不足で困っているママ。 いつまでこれが続くのかって不安になっているかもしれませんね。 子育ての1年間は、子どもの発達と共に様々な変化があります 今回は3か月おきの赤ちゃんの成長について軽く触れてみたいと思います。     0〜3ヶ月 生れたばかりの赤ちゃんは胎外の生活に順応することが役目です。 お腹がすいたらなく、おむつが濡れたらなくなどができます。 1か月を過ぎると、追視といわれる顔を追うことや手を握ることができます。 言葉ではなく、声や触れ合いに反応できるようになります。 哺乳の量も安定していきます。   3か月前後になると首が座ります。 そうすると抱っこして出かけるにも少し楽になります。 それで、ママが一息つくのは3か月ころなのです。 赤ちゃんは主に睡眠と授乳に時間を費やしますが 2~3時間ごとの授乳があるため ママはせいぜい2時間くらいの長さの睡眠が細切れで取れる感じです。 ママは授乳やおむつ替えなどの 育児の基本的なスキルを身に付ければ十分で、身体を休めましょう。   4〜6ヶ月 赤ちゃんは、ママやパパに反応した感情を少しづつ表現します。 首がすわり、物をつかんだり、生後6か月くらいになると 座ったりすることができるようになります。 そうなると一人で遊べる時間が多くなり ママはさらに少しほっとすることでしょう。 離乳食を始める時期ですが急ぐ必要はありません。 赤ちゃんの身体の成長に合わせてゆっくり準備しましょう。 ママは赤ちゃんの成長に伴い、外出や日常生活の再開を考える時期です。   7〜9ヶ月 赤ちゃんは座ったり這ったりすることが上手になり、 物を手に取って遊ぶようになります。 早い赤ちゃんはつかまり立ちをしたりします。   また離乳食が開始され、いろんな味を経験していきます。 コミュニケーション能力が向上し、単語を発し始めます。 ママは赤ちゃんとのコミュニケーションを楽しむことができ 子育てがますます楽しい時期に入ります。 ママは家事や仕事と育児の両立に慣れ、 ストレスを軽減するために自分の時間を確保することも重要です。 家族や周囲の手を借りながら、徐々に社会復帰をしていく場合時期になります。   10〜12ヶ月 多くの赤ちゃんがはいはいを始め、立ち上がったり歩き始める準備をします。 できることが増えてかわいい盛りですが 動き出す範囲が広くなるので、部屋の危険なものなどがないか 気を付ける必要性が出てきます。 言葉の理解や発声が進んで、コミュニケーションがますます豊かになります。 赤ちゃんの食事は多様化し、べたべたや、固形食をとることも増えていきます。 ママはバランスの取れた食事を提供し、食べさせることを気がけて行きます。 市販品を活用するのもいいと思いますよ。 ママは赤ちゃんの成長に合わせて、外出や遊びの場を広げ 子育てを楽しむことが大切です。   まとめ 赤ちゃんの1年は目覚ましい発育をとげます。   ついついおざなりになりがちですが ママは子どもとの関わりを楽しみながら、 自分の健康や生活リズムを整えていくことも大切です。 十分な休息を心がけ、家族との時間を大切にしながら、子育てを楽しんでくださいね。   자세히 보기
オムツのあてかた
べテラン助産師の本村啓子です 赤ちゃんのオムツの着用は、股関節脱臼などの問題を防ぐために正しく行う必要があります。 以下に、オムツのあてかたと股関節脱臼予防のポイントを説明します。     赤ちゃんの股関節 股関節の構造 赤ちゃんの股関節は、生まれたばかりの段階ではまだ完全に発達していません。 この時期の赤ちゃんの股関節は、特に柔らかく、脚を外側に広げることが容易です。 股関節脱臼は、股関節の骨の形や関節の柔らかさなど いくつかの原因が重なっておこるといわれています。 ① 股・膝関節を強く伸ばして筋肉を緊張させる。② 股関節を固定して自由に動けなくする。 この2つがあてはまるようなことがあると脱臼しやすくなります。 股関節の可動域 赤ちゃんの股関節は、健康な発達を促進するために、適切な可動域を確保する必要があります。 脚をM字に広げることで、股関節の屈曲と内旋が促進され、柔軟性と可動域が向上します。 赤ちゃんはO脚で、カエルのようにお股をM字に開いているのが正常で、 股関節の動きを自由にさせる扱いはたいへん良いことです 骨盤の安定性 赤ちゃんの骨盤は柔らかい軟骨で覆われており、脚をM字に広げることで骨盤の安定性が確保されます。 これにより、脚が外側に広がるときの安定性が高まり、股関節の正常な成長をサポートします。 筋肉の発達 赤ちゃんが脚をM字に広げると、内ももの筋肉や股関節周囲の筋肉が適切に刺激され、発達が促進されます。 これにより、将来的に健康な姿勢や歩行パターンを確立するための基盤が整います。      股関節脱臼のためのオムツの当て方 オムツのサイズ選び 赤ちゃんの体型に合った適切なサイズのオムツを選びます。 オムツが小さすぎると窮屈に感じ、大きすぎるとずれて、股関節に圧が加わります。 フィット感の確認 オムツを着用する際には、前後左右に均等にフィットしていることを確認します。 特に股間部分がしっかりカバーされていることを確認しましょう。 おへその位置 オムツを着用する際には、おへその位置よりも少し下にオムツを配置します。 オムツが高すぎる位置に着用すると、股関節が適切に曲がらず、股関節脱臼のリスクが高まります。 脚の位置  オムツを着用する際には、赤ちゃんの脚を自然な形でM字に広げた状態で着用します 脚を無理に外側に広げたり、内側に寄せたりしないように注意しましょう。 重要なポイントの確認 オムツを着用した後、太ももの付け根や股関節周辺に折り目ができていないか、 赤ちゃんの肌が窮屈になっていないかを確認します。 窮屈な着用や圧迫は股関節の正常な発達を妨げる可能性があります。   まとめ 先天的な股関節脱臼よりも、生活の中での脱臼が多いため 以上のことを気を付けて、足はM字になるようにオムツを当てましょう。 자세히 보기
赤ちゃんのオムツを選ぶ際に
べテラン助産師の本村啓子です   赤ちゃんのオムツを選ぶ際には、 いくつかの重要な要素があります。 今回は、赤ちゃんのオムツを選ぶ際のポイントを説明します。 サイズとフィット感   赤ちゃんのオムツは、赤ちゃんの体型や体重に合わせて適切なサイズを選ぶことが重要です。 オムツメーカーは通常、赤ちゃんの体重や年齢に基づいたサイズガイドを提供しています。 また、オムツのフィット感も重要であり、赤ちゃんの体にしっかりとフィットし、 漏れやすさを防ぐことができるオムツを選ぶことが大切です。 大まかな目安です。 新生児サイズ(〜5kg) Sサイズ(4〜8kg) Mサイズ(5~10kg) Lサイズ(9〜14kg)   テープタイプと、パンツタイプがあります。 テープタイプ 新生児期から使います。 サイズの調節がしやすく、赤ちゃんの体形に合わせやすいです。 まだ寝返りをしない赤ちゃんにとって、横になったままでオムツを交換しやすいです。 オムツの交換が比較的簡単にでき、寝ている間の交換や外出時にも便利です。 小さな赤ちゃんのうちは、便の状態を頻繁にチェックする必要があるため、 テープタイプの方が開け閉めが簡単で便利です。 パンツタイプ はいはいや歩き始めた赤ちゃんに適しています 動きやすく、オムツ替えも立ったままできるため、活発に動く赤ちゃんには便利です。 下着のように上げ下げできるため、トイレトレーニング期の子供への移行がスムーズです。 自分でオムツを上げ下げすることができるため、自立心を育みます。     吸収力   オムツの主な機能の1つは、尿や便を吸収し、赤ちゃんの肌を乾燥させることです。 したがって、吸収力の高いオムツを選ぶことが重要です。 吸収力の高いオムツは、赤ちゃんが快適な状態で過ごせるようにし、 お肌を乾燥させ、かぶれを防ぐことができます。    各オムツメーカーで特に問題は感じたことはありません。 むしろ横漏れ防止のために立体ギャザーをちゃんと 立ててテープを付けることが大事です。   素材と肌への優しさ  赤ちゃんのお肌は非常にデリケートで敏感です。 したがって、肌にやさしい素材で作られたオムツを選ぶことが重要です。 通気性のある素材や柔らかな素材を使用したオムツは、赤ちゃんのお肌を優しく保護し、 かぶれを防ぐことができます。 また、無香料であることも肌にやさしいオムツを選ぶ際のポイントです。 これは赤ちゃんによって違いますが、うちの子供は、パ●●―スでは蒸れてかぶれました。 他のお子さんもメーカーで、合う合わないがあるようです。   価格とコスト   オムツは赤ちゃんの生活に欠かせないアイテムであり、毎日使うものなので 価格も重要な要素です。 高価なオムツは高い吸収力や肌への優しさを提供することがありますが、 低価格のオムツでも品質の良いものがあります。 自分の予算や赤ちゃんのニーズに合ったオムツを選ぶことが大切です。 合うものを見つけたら「通販サイトのセール時期にまとめ買いする」といいでしょう。 最近では、環境にやさしい素材やリサイクル可能なオムツも増えています。 環境への配慮が重要な場合は、エコフレンドリーなオムツを選ぶことを検討してみてくださいね。 終わりに   私が育児していた時は、子供の肌が弱くてすぐに赤くなるので 1か月間は紙おむつを利用しました。 1年間の育児休業中は昼間は布オムツを、夜は紙おむつを使用していました。 オムツかぶれについてはまた明日。 자세히 보기
赤ちゃんの能力の発達
べテラン助産師の本村啓子です   今回は目覚ましく成長する赤ちゃんの成長と能力の発達を 月齢ごとに具体的に説明します。     視力 生後0〜2ヶ月  新生児の視力はかなり低く、 30cm程度の距離にある物や人の顔しかはっきりと見ることができません。 この時期の赤ちゃんは光や動く物に反応を示し追視という行動が少し出てきます。 生後3〜4ヶ月 赤ちゃんの視力が徐々に発達し始め、色の識別が可能になります。 また、物体を追う能力(追視能力)がさらに向上します。 生後5〜8ヶ月  赤ちゃんは遠くの物体を認識し、視界の中心で物体を捉える能力が発達します。 この時期になると、手の動きと視覚を連動させる「手と目の協調」が向上します。       聴覚 生後0〜1ヶ月 新生児は生まれた時から聴覚が発達しており、 特に人の声や親の声に敏感です。 他の機能同様、胎内から聴覚は発達しています。 生後2〜4ヶ月 赤ちゃんは特定の音や声により積極的に反応し始め、 声の方向を向くようになります。 生後5〜6ヶ月 音源の位置をより正確に特定できるようになります。   味覚 生後0ヶ月 新生児は甘い味に反応し、これが母乳やミルクへの好みにつながります。 生後4〜6ヶ月 固形食を導入する頃、赤ちゃんはさまざまな味に対する反応を示し始めます。   笑顔 生後1〜2か月: 生後1〜2か月の赤ちゃんは、主に睡眠から目覚めたときや、 お腹が満たされて満足したときなど、心地よい状況下で微笑むことがあります。 これは基本的な生理的な反応であり、まだ意識的な笑顔とは異なります。 生後3〜4か月 生後3〜4か月になると、赤ちゃんの笑顔はより意識的で明確になります。 特に親や身近な人との視線の交換やコミュニケーションの中で、 にっこりとした笑顔を見せることが増えます。 この時期の笑顔は、赤ちゃんが周囲の人との関係性を楽しんでいる証拠です。 生後5〜6か月 5〜6か月になると、赤ちゃんの笑顔はより多様化し、 より明確に表現されるようになります。 赤ちゃんは遊びや視覚的な刺激に反応し、笑顔で喜びを表現することが増えます。 また、声や仕草で笑いを引き起こすこともあります。 生後7〜9か月 生後7〜9か月になると、赤ちゃんの笑顔はより社交的になります。 他の赤ちゃんや親しい人との関わりの中で、笑顔を交換することが増えます。 赤ちゃんは周囲の人々との関係を楽しんでおり、 コミュニケーションを通じて喜びを共有します。 生後10〜12か月 10〜12か月になると、赤ちゃんの笑顔はさらに発展し、より意味を持つようになります。 赤ちゃんは自分の行動や表現に対する反応を見て、自己肯定感や社会性を育みます。 また、笑顔は赤ちゃんのコミュニケーション能力を向上させ、周囲の人々との関係をより強固にします。   運動能力 生後0〜3ヶ月  頭を少し持ち上げたり、手足を動かしたりしますが、大きな動きは限られています   赤ちゃんの指しゃぶりは、個人差はありますが 生後2~4ヶ月ごろからみられる場合が多いとされます  生後4〜6ヶ月  赤ちゃんは首がしっかりと支えられるようになり、 腹ばいの姿勢で頭を持ち上げることができます。 生後7〜9ヶ月 はいはいを始める子もいます。 座ることができるようになります。 生後10〜12ヶ月  多くの赤ちゃんがつかまり立ちをし、一部は歩き始めます   発語 生後1〜2か月 この時期の赤ちゃんは、基本的に泣くことや唸ることが主なコミュニケーション手段です。 泣き声や唸り声を通じて、赤ちゃんは不快や飢餓、眠気などを伝えます。 生後3〜4か月 赤ちゃんは、より多くの音を発声するようになります。 単音の「あー」「うー」といった音や、笑顔や喜びを示す「コーン」といった声が聞かれることがあります。 また、赤ちゃんは声を上げて話しかけると、声を返してコミュニケーションを試みることがあります。 生後5〜6か月 この時期には、赤ちゃんの声のパターンが豊かになります。 単音だけでなく、二つの音を組み合わせて「あーが」「うーぱ」といった音を出すことがあります。 また、感情表現が豊かになり、喜びや不満を声に出して表現することが増えます。 生後7〜9か月: 赤ちゃんは、より複雑な音のパターンを模倣し始めます。 短い言葉や単語のような音を発することがあります。 また、周囲の音や言葉に反応し、模倣することも増えます。 生後10〜12か月: この時期には、赤ちゃんの発語がさらに進化します。 単語のような音を発することが増え、身近な物や人の名前などを理解し それに反応するようになります。... 자세히 보기