助産師の本村です。

妊娠・出産・育児の現場で38年、3000人以上のママと赤ちゃんに寄り添ってきました。

こんにちは、助産師歴38年、本村啓子です。

先日ぺこぱさんMCのTVに出演いたしました。

 


今日は、産後の体を内側から整えたいママに向けて
「食べたものがどうやって体になるのか」というお話をします。



食べたら太る、食べなければ痩せる。
そんな単純な話ではないことを、知っていただきたいのです。




食べたものは、そのまま体になるわけじゃない


食事は、体に取り込まれて終わりではありません。


口に入った瞬間から、私たちの体は
かみくだく、溶かす、分ける、吸収する、運ぶ、使う…といった

働きを休みなく続けています。



この一連の流れを
消化 → 吸収 → 代謝といいます。





この流れがスムーズにいって初めて、
食べたものがエネルギーになったり、筋肉や血液や母乳になったりするのです。


消化がうまくいかないと、体に残る「未消化物」



産後はホルモンの変化や寝不足、ストレス、冷えなどで、
この消化の力が落ちやすい時期です。



すると、こんな不調が出てきます。


・食べた後に眠くなる
・お腹が張る、ガスがたまりやすい
・便秘や下痢を繰り返す
・むくみやすい、肌が荒れやすい



これらは、食べたものをうまく「使い切れていない」サインかもしれません。



消化・吸収・代謝が整うと、産後の体は自然に戻っていく





逆に、消化と吸収が整えば、体は勝手に回復に向かいます。


・代謝が上がって、自然に脂肪が燃える
・腸が元気になって、便通が改善される
・睡眠の質が上がり、ホルモンバランスも整う


体の中の「工場」がスムーズに動き出すイメージです。



今日からできる、消化を助ける習慣



難しいことは必要ありません。


産後でも無理なくできる、体にやさしい習慣をいくつか紹介します。




1.よく噛んで食べる(ひと口30回を目安に)


2.冷たい飲み物を控えて、常温か温かいものにする


3.食事中はスマホやテレビを見ず、ゆっくり味わう


4.お腹が空いてから食べる(なんとなくの間食は避ける)


5.食後はすぐ動かず、10分ほどゆったり過ごす




これだけでも、胃腸はしっかり反応してくれます。


おわりに


産後の体は、見た目以上に忙しく働いています。



「ちゃんと食べてるのに疲れが取れない」
「食べてないのに痩せない」

そんな時は、食べたものの「行き先」に目を向けてみてください。




栄養をちゃんと受け取って、使い切れる体になることが、
じつは一番確実なダイエットであり、元気な毎日への近道です。




焦らず、自分の体の声に耳を傾けながら、やさしく整えていきましょう。


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