ベテラン助産師の本村啓子です

今日は乳首が飲みにくい場合についてお話します

  

ママの乳首は、硬さや大きさなど人によって様々で、

赤ちゃんにとっても吸いやすい・吸いにくいがあります。

 

やっと生まれてほっとしたはいいけど

いざ授乳が始まると、あかちゃんが飲んでくれなくて大変なこともあります。

今回は、乳首の飲みにくい場合の方法についてお話します。

 

  問題のある乳首の形

 

小乳頭


赤ちゃんの口の大きさに比較して小さすぎて飲みにくい場合のことを言います。

赤ちゃんの口と乳頭が密着しにくいため、乳輪全体を深くくわえさせましょう。

場合によっては乳頭保護器を利用して授乳をします。


大乳頭

赤ちゃんの口の大きさに比較して大きすぎて飲みにくい場合のことを言います。


大乳頭は赤ちゃんが小さいうちは上手に飲めないかもしれませんが、

成長にするにつれて飲めるようになっていきます。

授乳のたびに直接母乳も練習して、残りは絞ってあげます。


赤ちゃんの月数が大きくなってから直接母乳を再開します。


扁平乳頭


乳房が緊満すると乳輪全体がかたくなって、くわえられなくなります。

授乳前に乳首を柔らかくして飲ませましょう。

 

なかなか飲みにくいので、あきらめずに直接飲ませます。

保護器を利用してもよいでしょう。

張ってきたら絞ってあげます。



陥没乳頭


さく乳するときのように親指と人差し指で乳輪をはさみ、乳頭が出れば問題ありませんが

引っ込む場合は直接飲めるようになるまで時間がかかります。


授乳前に乳首を柔らかくして飲ませます。

少し搾乳してから飲ませるのもいいでしょう。


  問題がある乳首の場合の手順


乳房全体のマッサージ


乳房全体を柔らかくするために、乳房周りの軽いマッサージを行いましょう。

乳房を胸の肋骨からはがす感じで行います


乳首のマッサージ


乳首を柔らかくするために、乳首周りのマッサージを行いましょう。

指を使って円を描くようにマッサージすると、乳首が柔らかくなりやすくなります。


最初は痛いかもしれませんので、優しくマッサージすることから初めてみましょう。

徐々に柔らかくなってきたら、少し強めに行います。


授乳


授乳の目安は交互に5分ずつを2セットが目安です。

長くなりすぎると母子ともに疲れますので、20分くらいにします。


授乳姿勢の見直し



赤ちゃんとの授乳姿勢を見直し、正しい位置に乳首を持っていきましょう。

授乳クッションと使ったりしながら赤ちゃんの口が、乳首の高さと同じになるように

正しい位置に姿勢を整えます。

下の右の図のように立て抱きの方法が吸いつきが深くなることもあります。

首と頭をもって引き寄せます。



 

フットボール抱きで

脇に抱える方法も飲みやすい場合があります。

いろんな角度で飲ませてみましょう。



乳頭保護具の使用


 


乳首が飲みにくいときは、乳頭保護具を試してみることもおすすめです。

これは乳首を覆うシリコン製のカバーで、授乳をサポートするのに役立ちます。

一時的に使用しながら、マッサージなどで乳首が出てくるのを待ちます。


また、下のような乳頭吸引機で乳首を引き出す方法もあり効果的です。

乳頭の亀裂

 

乳首や乳房の乾燥やひび割れが痛みにより授乳にネガティブな印象を与える場合があります。

保湿クリームや乳液を使用して乳首を保湿し、乾燥を防ぎましょう。

痛みの強い場合は乳頭保護器を付けてあげるのもいいでしょう。

赤ちゃんが完全にミルクを飲み終えた後に、少し乳首を休ませる時間を確保しましょう。

乳首に過度の圧力をかけないようにし、乳首の状態を改善します。

 

搾乳

飲み残しは搾乳して、乳房をやわらかくしましょう。

搾乳する中で飲みやすい乳房になっていきます。


  まとめ

扁平・陥没乳頭の場合

乳首は妊娠中期の安定期からのケアで

出てくる場合もあります。

妊娠中からのマッサージで吸いやすい乳首にしておきましょう。


インスタライブ


第1回目

「ゆるーく安産になる方法!」終了しました。

mamano_mikata_monna

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3000人の出産の介助経験を持つ

ベテラン助産師がインスタライブで、ママの質問に答えます

次回は皆さんの希望の内容で行いたいと思います。

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