妊娠初期のママと赤ちゃん
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ベテラン助産師の本村啓子です。
妊娠おめでとうございます
この時期はうれしい時期であるとともに
身体の中でいろんな変化が急激に起こり体調を壊しやす時期です
妊娠初期の週数ごとに、胎児とママの身体の変化と注意点を記載しますので
参考にしてみてください。
1週目 - 4週目 (妊娠1ヶ月)
- 胎児: この時期、受精卵が子宮内に着床し、胚と呼ばれる小さな集団の細胞からなる胎児が形成されます。
- 胎児は非常に小さく、肉眼で見ることは難しいです
- ママの身体: 妊娠初期の症状として、嘔吐、吐き気、乳房の張り、頻尿などが現れることがあります。
- 適切な栄養摂取と安静が大切です
5週目 - 8週目 (妊娠2ヶ月)
- 胎児: この時期、胎児の器官が形成され始め、心臓が動き始めます。
- 胎児はまだ非常に小さく、胎盤が栄養供給を担当しています
- ママの身体: 妊娠初期の症状が続き、疲労感や感情の変化も感じられます。
- 栄養バランスを保ち、健康な食事を心がけましょう
9週目 - 12週目 (妊娠3ヶ月)
●胎児: 胎児の器官の発達が進み、腕や足、指が形成され、性別が分かることがあります。
- 胎児は約5センチほどの大きさに成長します
- ママの身体: 妊娠初期の症状が和らぐことがあり、体調が回復し安定することが多いです。。
- 妊婦健診を受け、胎児の成長を確認しましょう
13週目 - 16週目 (妊娠4ヶ月)
胎児:
胎児は成長し、顔の特徴がよりはっきりと現れます。動き始め、心臓音を聞くことができるようになります。
胎盤が完成して流産の危険性は少なくなります。
- ママの身体: この時期には妊娠初期の症状が軽減し、食欲が戻ることがあります。
- 胎児の成長に合わせて栄養を摂り、適度な運動を心がけましょう。
17週目 - 20週目 (妊娠5ヶ月)
- 胎児: 胎児は成長し、性別が確認できる時期です。
- 骨や筋肉が発達し、胎児の動きが活発化します。
- ママの身体: おなかが大きくなり、妊婦のお腹が見えるようになります。
- 胎児の健康を確保するために健康的な食事と定期的な検診が必要です。
21週目 - 24週目 (妊娠6ヶ月)
- 胎児: 胎児の五感が発達し、触覚、聴覚、味覚が働きます。
- 胎動が感じられ、胎児の表情がより豊かになります。
- ママの身体: おなかが大きく、体重が増加します。
- 腰痛や脚の浮腫みに注意し、適度な運動や姿勢の維持が大切です。
妊娠初期から妊娠中期にかけて、胎児とママの身体は共に成長しています。
定期的な医師や助産師の診察を受け、妊娠中の変化を確認しながら
適切な栄養、運動、ストレス管理をしてが健康的な楽しいマタニティ生活を楽しんでくださいね