妊娠!!!
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こんにちは、助産師の本村啓子です
今回は妊娠の判明についての記事を書かせていただきます
妊娠の判明
妊娠の発覚にはさまざまなサインや症状があります。
実は、私自身も妊娠を知ったとき、胃の痛みが初めてのサインでした
1人目の時は、つわりは感じませんでした
2人目の時は、早くから妊娠と同時につわりがしっかりと訪れました
このように、妊娠の判明は人それぞれ異なり
同じ人でも前回とは違う体験があります。
妊娠の可能性を示す主な兆候や症状
以下は、妊娠の可能性を示す主な兆候や症状です。
生理の遅れ: 生理が予定日を過ぎても来ない場合、これは妊娠の一番明確な兆候のひとつです。
着床出血 : 受精卵が子宮内膜に着床する際に、少量の出血が見られることがあります。
乳房の変化: 乳房が張る、敏感になる、色が濃くなるなどの変化が見られることがあります。
頻尿: 膀胱に圧迫感を感じやすくなり、トイレの回数が増えることがあります。
疲れやすさ: 体のだるさや異常な眠気を感じることがある。
つわり: 朝を中心に、吐き気や嘔吐を感じること。
ただし、必ずしも朝だけに限らず、一日中続く場合もあります。
嗅覚の変化: ある特定の匂いに敏感になることがある。
食欲の変化: 一時的に食欲が減退したり、特定の食品を強く求めたりすることがあります。
心拍数の上昇: 妊娠すると心拍数が上昇することが一般的です。
基礎体温の高止まり: 妊娠すると、基礎体温が高温期が続くことがよくあります。
腹部の膨らみ: 進行する妊娠に伴い、腹部が徐々に膨らんでくる。
胃の不調: 胃のムカツキや胃酸の逆流などの消化器系のトラブルが起きることがあります。
情緒の変動: ホルモンのバランスの変化から、気分が不安定になったり 怒りっぽくなったりすることがあります。
これらの兆候や症状がいくつか当てはまる場合や、生理の遅れを感じる場合には
妊娠検査薬での検査や産婦人科での診察を受けることをおすすめします。
妊娠の診断が遅くなると、ママと胎児の健康に様々なリスクが関連してきます。
妊娠の診断が遅れる際の主なリスク
以下は、妊娠の診断が遅れる際の主なリスクです。
子宮外妊娠: これは受精卵が子宮の外部、通常は卵管内で成長してしまう状態を指します。
未診断または未治療の場合、卵管が破裂して出血を引き起こす可能性があり
これは命を脅かす緊急事態となります
薬物の影響: 妊娠の診断が遅れると、妊娠初期に胎児に有害な薬物やアルコールを
摂取してしまうリスクが高まります
胎児の発育遅延: 定期的な検診を受けることで、胎児の成長を監視することができます。
診断が遅れると、胎児の発育遅延を見逃す可能性があります
合併症の未検出: 例えば、妊娠高血圧症候群や糖尿病などの妊娠関連の
合併症が発見されるのが遅れる可能性があります
適切な栄養補給の遅れ: 妊娠初期は、特に葉酸の摂取が推奨されます。
適切なタイミングでの栄養補給が遅れると、
胎児の発育に悪影響が及ぶ可能性があります
心の準備: 妊娠の診断が遅れると、心の準備や環境の整備が追いつかない場合があります
医療的な介入の遅れ: 特定のリスクや合併症が存在する場合早期の医療的介入が必要となることがあります。
妊娠の診断が遅れると、その機会を逃してしまうことがあります
妊娠の疑いがある場合、早期に妊娠の確認と適切な医療ケアを受けることが
ママと胎児の健康を守るために非常に重要です
これらの症状はすべて、新しい命があなたの中で育っている証拠。
不安や心配があれば、医師や私たち助産師に相談してください
妊娠は素晴らしい経験です。数回しかない貴重なこのひと時を
一緒に楽しみましょう