こんにちは、助産師歴38年ベテラン助産師ケイコです。
今年もやります!!いいお産の日イベント💕(ゲスト:おたんこ助産師さん)
一昨年の写真
私はこれまでに3000件以上のお産に立ち会い
たくさんのママたちの授乳のお悩みに寄り添ってきました。
また専門家としてTVや新聞で多数出演させていただきました
MCぺこぱさん
妊娠、出産、そして仕事復帰。
この流れの中で、ママの心と体には想像以上の負担がかかっています。
「もうダメかもしれない」
「涙が止まらない…」
「自分がどんどん壊れていく気がする」
そんな声を、何度も聞いてきました。
でもね、私は確信しています。
相談するというたったひとつの行動が、あなたを救ってくれることがあるんです。
なぜ「相談」は、心が折れそうな時にこそ必要なのか?
理由は3つあります。
① 「思考のループ」から抜け出せる
育児や仕事の悩みって、自分の頭の中でぐるぐる考え始めると、どんどん深みにはまってしまいます。
「もっと頑張らないと」
「私が悪いのかも」
「こんなことで弱音吐いていいのかな…」
そんな思考のループに入り込むと、自分を責めることしかできなくなってしまいます。
でも、誰かに相談して「言葉にする」ことで、ぐるぐるが止まり、外に出すことができるのです。
それだけで、心の負担が軽くなることもあります。
② 「視点」が変わると、心がラクになる
他人に話してみると、
「え、それって○○だったんだね」
「みんな同じように感じてるよ」
という風に、自分では見えなかった角度から物事を見せてくれることがあります。
視点が変わるだけで、「私だけじゃなかったんだ」と思えることが、本当に大きな救いになるんです。
③ 「つながり」は、心の回復力を高めてくれる
育児中って、想像以上に孤独です。特にワンオペのママや、
職場に育児の相談がしにくい環境にいると、誰にも言えないストレスをずっと抱えてしまいます。
でも、人と話すことで、「私、ちゃんと誰かとつながってる」と感じられます。
このつながりの実感こそが、心の免疫力になるのです。
「相談」は、弱さじゃない。
あなたがあなたを守るための選択です。
私が以前出会ったあるママは、2人目を出産後すぐに復職し、
上の子の赤ちゃん返り・職場のストレス・夫婦関係など、全てが重なって涙が止まらなくなってしまいました。
でも、ふとしたきっかけで保健師さんに一言「最近つらくて…」と伝えたところから、
少しずつ自分を取り戻していったんです。
彼女が話してくれた言葉が今も心に残っています。
「相談するって、こんなに自分をラクにしてくれるんだって初めて知りました。誰かに話していいんだ、って思えたとき、気持ちが一気に軽くなりました。」
私のSNSでのライブでも相談していただいた方がいました。
赤ちゃんが「かわいいと思えない」「手にかけてしまうかわからない」
というところまで追い込まれてたのですが
周囲に相談できて適切な治療を受けたことで
今は赤ちゃんがかわいくて仕方ないといわれるほど回復しました。
相談先リストは「目的」ではなく「手段」
大切なのは、「どこに相談するか」よりも
「話してみようかな」と思える自分を持つことです。
そのために、相談先リストは心の非常口として持っておくと安心です。
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保健師さん
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助産師
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信頼できる上司や同僚
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パートナーや家族
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同じ立場のママ
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心療内科やカウンセラー
「いざという時に話せる場所がある」
そう思えるだけで、少し肩の力が抜けたりします。
今日のあなたに伝えたいこと
「がんばらなきゃ」は、もう十分してきましたよね。
つらい時こそ、声に出してみてください。
たとえそれが、「疲れました」「しんどいです」の一言でも大丈夫。
あなたの心は、言葉にして初めて守ることができます。
頑張らないことを意識して人に頼ることを覚えていきましょう!
それが楽しい子育ての秘訣です^^











