こんにちは、助産師歴38年ベテラン助産師ケイコです。
今年もやります!!いいお産の日イベント💕(ゲスト:おたんこ助産師さん)
一昨年の写真
私はこれまでに3000件以上のお産に立ち会い
たくさんのママたちの授乳のお悩みに寄り添ってきました。
また専門家としてTVや新聞で多数出演させていただきました
MCぺこぱさん
今回は卒乳と断乳のお話をします。
1歳前後になると、赤ちゃんが少しずつ食事から栄養をとれるようになり、
卒乳や断乳を考えるママが増えてきます。
「夜中の授乳がつらいからやめたい」
「保育園や仕事復帰に備えて断乳しなきゃ」
「でも赤ちゃんがおっぱいに執着していて心配」いろんな心配が出てきますよね。
卒乳や断乳の悩みは多くのママに相談されます。
卒乳・断乳は大きなステップですが、正解は一つではありません。
親子に合ったやり方で進めることが大切です。
あるママは「夜間授乳で眠れなくて限界。でもやめるのが寂しい」
と気持ちが揺れていました。
また別のママは「仕事復帰が迫っているのに、
子どもがおっぱい大好きで泣いて離れない」と不安そうに話していました。
私自身も、卒乳の時はホッとする気持ちと寂しさの両方を経験しました。
「この子はもう大きくなっていくんだな」と嬉しい反面、
おっぱいに頼らなくなることが少し切なくもあったのを覚えています。
卒乳・断乳をスムーズに進める3つのポイント
タイミングは親子のペースで決める
タイミングですが「〇歳でやめなければいけない」というルールはありません。
ママの体調、生活リズム、赤ちゃんの様子を見て判断して良いのです。
正解はありません。
授乳以外の安心方法を用意する

おっぱいは栄養だけでなく安心の時間。
断乳後は抱っこ、ハグ、歌、絵本などで赤ちゃんを安心させてあげましょう。
段階的に減らしていく
一気にやめるとママも赤ちゃんも負担が大きくなります。
昼間の授乳から減らす→寝かしつけの授乳だけにする→夜間授乳も少しずつ減らす
と段階的に進めるのがスムーズです。
卒乳や断乳は、親子にとって新しい関係を築く大切な一歩です。
「まだ続けたい」も「もうやめたい」も、どちらも正しい気持ちです。
どうか周りの意見やネットの情報に振り回されすぎず
わが子と自分に合ったタイミング で始めましょう。
おっぱいに代わる安心の方法を見つけながら、
親子の絆はこれからもどんどん深めていきましょう。
「ここまで育ててきた自分」をたっぷり褒めてあげてくださいね。




