こんにちは、助産師歴38年ベテラン助産師ケイコです。
今年もやります!!いいお産の日イベント💕(ゲスト:おたんこ助産師さん)
私はこれまでに3000件以上のお産に立ち会い
たくさんのママたちの授乳のお悩みに寄り添ってきました。
また専門家としてTVや新聞で多数出演させていただきました。
MC:ぺこぱさん
今回はママの育児で起きやすいお困りごとについて
第1回から10回にわけてシリーズでお話しますね。
夜泣き
夜泣きで悩むママはとても多いです。
夜泣きは赤ちゃんの発達に伴って自然に出てくるものですが、
ママにとっては睡眠不足が続き、心身ともに限界を感じてしまう大きな問題です。
あるママは「夜中に3時間以上泣き続けられて、もうどうしたらいいのかわからなくなった」
と泣きながら話してくれました。
別のママは「夫がぐっすり寝ている横で、ひとりで泣きながら抱っこしていた」
と孤独を打ち明けてくれました。
私自身も、夜泣きで何度も起きるたびに「いつ終わるの?」と
絶望的な気持ちになった経験があります。
夜泣きは、赤ちゃんが悪いのでもママが悪いのでもありません。
これは脳の発達や生活リズムが整っていないことによる自然な現象なのです。
夜泣きを少しでもラクにする3つの工夫
昼間の過ごし方を整える

昼寝が長すぎると夜眠れないことがあります。
日中はカーテンを開けて光を浴び、短時間でも外気に触れさせることで
昼夜のリズムが整いやすくなります。
寝かしつけのパターンを決める
毎晩同じ流れ(授乳→オムツ替え→抱っこ→子守唄など)を繰り返すことで、
赤ちゃんが「これから寝るんだ」と理解しやすくなります。習慣化は効果的です。
ママ自身が休む仕組みを作る
夜泣きで一晩中起きていると心身が持ちません。
パートナーや家族に協力してもらい、数時間でも交代で眠る時間を作ることが大切です。
産後のママの身体は長く寝なくても大丈夫なようになっています。
なので細切れでの睡眠で構わないので休むようにしましょう。
もし誰も頼れない場合は、日中に家事を手放してでも横になることを優先しましょう。
まとめ
夜泣きは赤ちゃんの成長の証でもありますが、ママにとっては本当に過酷な時間です。

「私だけが眠れていない」「私だけがつらい」と感じてしまうこともありますが、
夜泣きは多くのママが経験する通過点で必ず落ち着く日が来ます。
どうか「眠れない自分を育児がうまくないから赤ちゃんがかわいそうなどと責める」のではなく、
「よくここまで頑張ってる」と自分を認めてあげてください。
あなたが精一杯やっていることは、赤ちゃんに必ず伝わっています。
少しずつ工夫を取り入れながら、無理をせずこの時期を乗り越えていきましょう。
ママの笑顔は、赤ちゃんにとって最高の安心ですよ^^
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