ベテラン助産師の本村啓子です
今日は帝王切開と自然分娩についてお話します
帝王切開と自然分娩はどちらの方法も利点と欠点があり
個々の状況や選択肢に応じて適切な方法を選ぶことが重要です。
以下に、それぞれの方法について詳しく説明します。
自然分娩
医療的な介入をせずに行う経腟分娩のことを自然分娩と言います。
陣痛や腹圧など、母体の持つ力で胎児を分娩することです。
会陰切開などは行うことがあります。
自然分娩に含まれるもの「フリースタイル出産」「ソフロロジー式分娩法」「ラマーズ法」「水中出産」
特徴
自然のプロセスを尊重
分娩は、女性の身体が自然な形で分娩プロセスを進めることを重視します。
子宮収縮と陣痛の力を利用して、赤ちゃんを生み出す方法です。
回復が速い
通常、自然分娩後の回復期間は比較的短く、産後の身体的な不快感が少ないことが多いです。
特に切開部の痛みへの回復は3日ほどで緩和されてきます。
母子の絆を早期に強化できる
出産後の様子では、カンガルーケアを行ったり、母親の体との密接な接触を持てたり
当日から同室するなど早期に密接な関係をきずけます。
合併症のリスクが低い
帝王切開に関連する一部の合併症のリスクが低いです
帝王切開
緊急時や合併症時の安全性
帝王切開は、緊急の状況や母体や胎児にリスクがある場合に安全で迅速な選択肢として利用されます。
例えば、胎児の心拍異常、骨盤位の赤ちゃん、母体の合併症などが該当します。
計画的な出産
帝王切開は出産日を計画的に設定できるため、予定的な帝王切開も行われます。
これは日中の医師や助産師などの人出の多い時に行われることが多く
特に、胎児の健康に影響を及ぼす可能性のある状況に対して採用されます。
過去の帝王切開の経験
過去に帝王切開を経験した女性は、通常、次回の出産でも帝王切開を選ぶことが推奨されます。
帝王切開と自然分娩のどちらが良いかは、医師の考え方や、個別の状況に依ります。
医師との相談や詳細な検討が必要ですが、最終的には母子の安全性と健康を最優先に考え
適切な出産方法を選択するべきです。
まとめ
他人が帝王切開で出産したことで母になれないなどと
バカバカしいことをいう人もありますが、全く気にする必要はありません。
出産で何かと後悔をしている産後ママをたくさんサポートしてきましたが
無事に生まれたら99.9点だと私は思いま~す!
あとの0.1点を埋めることは必要はないですよ^^
母子が安全に出産することが一番大事ですし
出産は長い人生の中のほんの一瞬です。
今後どのようにいきいきと素晴らしい子に育てるかのほうがママとして大切ですね。
※3000人以上の出産を取り上げてきた経験をインスタライブで
お話しようと思います。
興味がある方は、ぜひフォロー、いいねお願いしておきます。


