こんにちは、助産師の本村啓子です。
今回は”子どもが落書きした時の対応”を
テーマにお話をさせていただきます。
子どもが成長する過程では、創造力を育んだり、
好奇心を持って行動することがとても大切です。
しかし、その一環として壁や家具に
落書きをしてしまうこともあるかと思います。
そんな時、親としてどう対応すべきか
悩む場面もあるかと思います。
感情的に叱るのか、冷静に伝えるのか、
その対応次第で子どもの気持ちや行動は
大きく変わっていくと思います。
そこで子どもが落書きをした時の
良い対応例と悪い対応例について
考えてみたいと思います。
まずは、良い対応例と良くない対応例について考えてみましょう。
良い例
冷静に状況を受け止める
壁に子どもが落書きをしているのを見つけたとき、
「壁に絵を描いたんだね。絵を描くことは楽しいけど、
ここには描かないようにしようね。」
ポイントとしては子どもの創造力を認めつつ、
ルールを分かりやすく伝えてあげる。
感情的に叱らず、冷静に対応することで、
子どもが落ち着いて反省しやすくなります。
「紙に描いてくれたら、もっと素敵な絵が描けるよ。
次からはここに描こうね。」
と言う代替案を提案するなど落書き自体を否定せず、
適切な場所で楽しむ方法を教える。
悪い例
感情的になって怒ってしまう
壁に子どもが落書きをしているのを見つけたとき、
「なんでこんなことしたの!ダメでしょ!」
怒りの感情をぶつけると、子どもは怖がるか
反抗するだけで、何がいけなかったのか
理解しづらくなってしまいます。
責める言い方は、子どもの自己肯定感を
傷つけることがあり、創造性や意欲を
抑え込む可能性があります。
まとめ
今回、子どもが落書きした時の対応について、
良い例と良くない例を見てきました。
冷静に子どもの創造力を認めつつ、
ルールを教えることが大切です。
感情的に叱るのではなく、
前向きな言葉で導くことで、
子どもさんの行動も変わっていくと思います。
質問や感想などは是非コメントでお願いします^^


