世界初!日本が生み出したマタニティマーク

こんにちは、助産師の本村啓子です。


 

今回は”日本が生み出したマタニティマーク”を

テーマにお話をさせていただきます。




みなさんはマタニティマークが

日本が世界で初めて導入したものと

知っていましたか??


 

近年では公共機関などで多く

見られるようになり、ママさんたちの

バッグなどにもつけられている

マタニティマーク。



じつはこのマークは1999年に世界に先駆けて

日本で誕生しました。




 マタニティマークが生まれるまで

 

今では想像しづらいかもしれませんが、

当時は妊娠したことを言いづらかったり

隠している人も多かった時代でした。



「妊娠初期はとくにお腹の赤ちゃんに

気がついてもらえず、満員電車に押し込まれる」



当時はマタニティマークのようなものはなく、

こんな悩みを抱えて生活されている方が

日本には多かったのです。



制作された方はそのような方のために

「おなかの中に赤ちゃんがいます」

というマークがあればいいのにな。

 

そう思う日々があったそうです。

 

その製作者の強い思いから、

完成までに1年近くかけて制作されたそうです。

 

そこから新聞社に取り上げられ、

一部の自治体や病院でも使われるようになり

少しずつ私たちの目にふれることが

増えていったそうです。


 

そして‥

 


長い年月をかけて2005年12月に

厚生労働省「健やか健康21」推進検討会が

マタニティマークのデザインを公募。

 


2006年2月に現在のデザインの

マタニティーマークが選定されたそうです。


 日本特有の文化からこのマークは生まれた


海外ではつらい時は自分から声をあげ、

助けを求める文化があります。



当時のわたしも妊娠したことを言いづらく、

妊娠中で体調がすぐれない中、

周りに気をつかってしまっていました。



そのようなお母さんは多かったと思います。

このマークがあったから‥



そのような経験をされた方も

少なくないのではないでしょうか?

 最後に‥



このような思い出つくられたマタニティマーク。


 

今では多くの方に理解され、

周りの人がそのマークを見ると

手を差し伸べやすくなるマークへと

なってきたように感じます。

 

この優しさの輪を作った方が

同じ日本人であること。



私は誇りに思います。


 

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