【第4回】赤ちゃんの爪切り・鼻吸い・耳そうじ…怖くないお手入れテクニックを助産師がやさし解説

こんにちは、助産師歴38年、本村啓子です。

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これまでに約3000人の赤ちゃんの誕生に立ち会ってきました。


赤ちゃんが生まれてしばらくすると、
「これ、どうしたらいいの?」と迷いやすいのがお手入れ系のお世話

「爪、切るの怖すぎる…」
「鼻水、取ってあげたいけど嫌がる…」
「耳そうじって、やるべきなの?」

どれもママ・パパにとって小さな大仕事ですよね。



今日はそんな不安を少しでも軽くできるよう、
助産師が実際に使っているお手入れのコツと、安全にできるポイント

わかりやすくお伝えします😊



✂️赤ちゃんの爪切り 〜深爪しない&安全な切り方〜


赤ちゃんの爪はとても薄くて柔らかく、しかも伸びるのが早い!
放っておくと、自分の顔を引っかいてしまうことも…。


【コツは3つ】

  1. 起きていても機嫌がいいときを狙う(寝てると手が閉じがち)

  2. 爪を指で軽く押し出して白い部分だけ切る

  3. ベビー用のハサミ型 or 電動爪やすりがおすすめ!

万が一切りすぎてしまったときのために、
清潔なガーゼをそばに準備しておくと安心です。



👃鼻吸い 〜嫌がる子でもできる!スムーズなやり方〜


赤ちゃんは自分で鼻をかめないので、鼻づまりは呼吸や授乳にも影響します。

【ポイントは準備と声かけ】


  1. お風呂あがり or 蒸しタオルで鼻まわりを温める

  2. 抱っこでしっかり安定させる(バスタオルでくるむのも◎)

  3. 「ちょっと吸うね〜」「終わったらスッキリするよ〜」と優しく声かけ

電動でも手動でも、使い方に慣れるまでは無理せず少しずつでOKです。


「とれなくてもOK、試しただけでえらい」くらいの気持ちで✨


👂耳そうじ 〜基本は「ほぼやらなくて大丈夫」!〜

赤ちゃんの耳の中は、自然に外に出てくる構造になっています。

だから、耳の中を綿棒でぐいぐい入れるのはNG!

【やるならこのくらいで十分】

  • お風呂上がりに、見えている耳垢を軽くぬぐうだけ

  • ベビー用綿棒 or ガーゼで耳の入り口を優しくなぞる程度

むしろやりすぎることで傷つけるリスクの方が大きいので、
「気になったときだけ」「見えている範囲だけ」で十分です😊



今日あなたにお伝えしたいこと

お手入れは、慣れれば数分で終わることばかり。
でも、慣れるまでは不安でドキドキするのが当たり前です。

だからこそ、

  • 「できなかった日があってもOK」

  • 「赤ちゃんが泣いても、それだけ嫌じゃないってわかったね」

そんなふうに、自分にも優しい言葉をかけてあげてくださいね。




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次回予告🌿

シリーズ最終回・第5回は
「こんなときどうする?赤ちゃんのくしゃみ・うんち・湿疹プチトラブル対処法」

小さなサインをどう読み取る?安心のヒントをお届けします😊