産後ケアを2万人経験して感じる親子の絆を深めるスキンシップとは?

おはようございます、助産師の本村啓子です。



※写真は先日訪れた阿蘇の写真です。





今回は”子どもが親子の絆を深めるスキンシップ”を

テーマにお話をさせていただきます。





みなさんはスキンシップという

言葉を聞いてどのような印象をもたれますかはてなマーク



わたし自身、2万人以上の産後のお母さんたちに

関わらせていただく中で、スキンシップは

お子さんを安心させるだけではなく、

愛情を伝え、心と心をつなぐ

重要な役割を果たします。




毎日の子育てに追われていると、

つい「スキンシップって大事なの?」と

感じることがあるかもしれません。


 

赤ちゃんにとっての抱っこやハグ、

そして優しく撫でる手のひらの感覚は、

ママ・パパの愛情そのもの。



赤ちゃんとの触れ合いは、

単に安心感を与えるだけでなく、

心の成長や信頼関係を築く大切な瞬間です!

 


この記事では、忙しいママたちに向けて、

日常のスキンシップの素晴らしい効果や

その取り入れ方をご紹介していきます!!




じつは抱っこが1番のスキンシップ⁉︎ 





じつは五感の中でも、“触覚”は

いちばん最初に発達する感覚です。



赤ちゃんはママに抱っこされたり、

素肌が触れ合うことでオキシトシンが体内で

分泌されます。



このオキシトシンと言うホルモンは

愛情ホルモン」や「幸せホルモン」とも呼ばれ、

心の安定やリラックス効果をもたらし、

親子の絆を強く結びつける役割があります!!


 

顔を近づけて優しく話しかける 



 

生まれてすぐの赤ちゃんは視力が未熟。



新生児の目の焦点は20cm ~30cmと

言われているため、顔を近づけて

優しく話しかけてあげてください。



親の温かい声や笑顔を通じて、

愛情は赤ちゃんにしっかり伝わります。



その際に「マザリーズ」を意識してください。



マザリーズとは赤ちゃんに

話しかけてあげるときに、

優しくゆっくり抑揚をつけて

声をかけるトーンのこと。



マザリーズを意識してあげるだけで

赤ちゃんに安心感を与える効果があり、

ストレスを軽減する効果があります。

 


お世話も立派なスキンシップ 




みなさんからスキンシップについて

質問に答えるときに意外と驚かれたのですが、

お世話もスキンシップになると言うことでした。

 


赤ちゃんとのスキンシップは、

日常のお世話をする中で自然に生まれるものです。



おむつを替えてあげるとき、

沐浴の時に優しく身体を洗ってあげたり

お風呂上げりのスキンケアなども含まれます。



日々の赤ちゃんとの時間はすべて

赤ちゃんとの大切な触れ合いの時間となり、

それは愛情としてしっかり伝わっています!



赤ちゃんが生まれて、心身ともに

疲れてしまっている時だからこそ

無理せずお世話からスキンシップをする

のもいいかもしれないですね笑い



 まとめ

 


今回は「親子の絆を深めるスキンシップ」を

テーマにお話しさせていただきました。



スキンシップは赤ちゃんに安心感を

与えるだけでなく、親子の愛情を深め、

心と心をつなぐ大切な手段です!!

 


抱っこやハグ、優しく撫でることなど、

毎日の触れ合いが赤ちゃんの成長や

信頼関係を築く重要な瞬間となります。

 


そのほかにも、「マザリーズ」と呼ばれる

ゆっくり優しい声かけは、赤ちゃんの

心を落ち着かせ、ストレスを軽減する効果が

あるので意識してみると良いかもしれないですね。



さらに、おむつ替えやお風呂などの

日常のお世話を通じて、自然と愛情を

伝えることができるので、

無理せずお世話からスキンシップをとる

ことも大切だと私は考えます。


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