妊娠中

玄米で妊娠中の健康を守る!ママに嬉しい栄養効果
玄米で妊娠中の健康を守る! こんにちは!助産師の本村啓子です。 今回は”玄米で妊娠中の健康を守る”をテーマに お話をさせていただきます。 まずはじめに‥   玄米って実際どうですか? 健康にいいとよく聞きますが、食べていますか? 妊娠中は特に栄養バランスを意識しながら 食事を摂ることが大切ですが、 同時に便秘に悩むことも少なくありません。 玄米の方が栄養バランスや食物繊維が 高いことはわかっていながらも白米を自然と 選んでいる方も少なくないはず‥ 気になって調べてみたところ、なんと‥ お米消費の全体の5%前後しか 玄米は食べられていないのです。 さらに現代の食生活において、便利で手軽な パンの普及が進み、食文化や栄養バランスを 改めて考えるタイミングかもしれません。   そもそも玄米を食べない人に、 なぜ白米を選ぶのか聞いてみると‥ 「調理が楽」「白米の食感が好き」 「美味しい」「安い」など‥ 安い!? え??精米(白米)の方が玄米より安いの?? 調べてみたところ、確かにサイトやお店によっては 精米の方が安い‥ 気になって詳しく調べてみると、 一般的なブランド米の1キロあたりの価格は、 400円〜700円程度 高級ブランド米や特別栽培米などの場合は、 1キロで800円以上するものもあるみたいです。 それに対して玄米は、 1キロあたりの価格は、精米よりもやや高めで、 500円〜800円程度です。 無農薬や有機栽培の玄米になると、 1キロあたり900円以上することもあります。 健康にいいからとある日を境に玄米にしたので あんまり意識したことがなかったけど、 言われてみたら玄米の方が高いかも‥ 玄米から外皮や胚芽を取り除き、 白米にするために複数の工程があるので 勝手に白米の方が高いというイメージが‥ 話がそれてしまいましたが、玄米と白米では 栄養価にどれほどの違いがあるのでしょうか。 参考URL:https://blog.genmaikoso.co.jp/2016/09/1-3.html この図を見るだけで、玄米がいかに優れた食品であるかが一目で分かります    まとめ 玄米には、白米には含まれない 豊富な食物繊維やビタミン、ミネラルが ぎっしり詰まっています。 健康を考えるうえで非常に効果的な栄養素が バランスよく含まれている玄米には、 抗酸化作用を持つ成分も多く含まれており、 免疫力の向上や老化防止にも期待ができるのです。 私も玄米に切り替えてから、体調や便通に明らかに 変化しました。最初は白米との違いに戸惑いも少し ありましたが、次第に玄米の効果を実感するように なりました。 食物繊維が豊富なためか、便通がスムーズになり、 腸内環境が整っているのを感じます。 こうした栄養価の高さや効果から、 玄米は日々の食生活に取り入れ、食事から体を作る 習慣を妊婦さん、ママさんを含め多くの方に 取り入れて欲しいなと思います。 質問や感想などは是非コメントでお願いします^^ 公式LINEでは、お友達限定のお得な情報や、ママさん向けのイベント情報を随時お届けしています。 気になる方は、ぜひチェックしてみてください 자세히 보기
妊婦さんの健康を守る食物繊維の力:便秘対策から血糖値コントロールまで
ベテラン助産師の本村啓子です。 今回はママの健康を守る食物繊維の力についてのお話です。 妊娠中は、母体と胎児の健康を守るために食生活が非常に重要です。その中でも、食物繊維は特に注目される栄養素のひとつです。 妊娠に伴うホルモンバランスの変化や子宮の拡大によって、多くの妊婦さんが便秘や血糖値の変動、体重増加などの問題に直面してしまいます。食物繊維を適切に摂取することで、下記のトラブルを予防してくれます。  1. 便秘の予防・改善 妊娠中はホルモンの影響や子宮の圧迫により、腸の動きが遅くなり便秘が起こりやすくなります。 特に不溶性食物繊維は腸の通過時間を短縮し、便の量を増やしてスムーズな排便を促します。  2. 血糖値の安定 食物繊維、特に水溶性食物繊維は、糖の吸収をゆっくりにする効果があります。 これにより食後の血糖値の急上昇を防ぎ、妊娠糖尿病のリスクを軽減します。  3. 体重管理 食物繊維は、満腹感を促進し、過食を防ぐ効果があります。 妊娠中の健康的な体重管理は、過剰な体重増加を防ぎ、出産時のリスクを軽減するために大切です。  4. 腸内環境の改善 食物繊維は腸内の善玉菌のエサとなり、腸内フローラ(腸内細菌のバランス)を整える働きがあります。 腸内環境が良いと、免疫力の向上や代謝の安定に役立ちます。特に妊娠中は免疫力が低下しやすいため、腸内環境の改善は重要です。  5. 妊娠高血圧症候群のリスク軽減 食物繊維は、血圧をコントロールするのに役立つとされています。 食物繊維を適切に摂取することで、妊娠高血圧症候群のリスクを下げる可能性があります。  6. コレステロール値の改善 水溶性食物繊維は、コレステロールの吸収を抑制し、血中のLDL(悪玉)コレステロールを減らす働きがあります。 これにより、妊娠中の心血管系の健康を守ることができます。  7. 胎児の健康サポート 食物繊維を含む食品には、ビタミンやミネラルも豊富に含まれていることが多く、赤ちゃんの発達に必要な栄養素も同時に摂取できます。 これまでに、妊娠中における食物繊維の効果についてお話ししました。 次に、食物繊維を豊富に含む食べ物についてご紹介していきます。  野菜 根菜類(さつまいも、ごぼう、にんじんなど) 葉物野菜(ほうれん草、小松菜、キャベツなど) ブロッコリーやカリフラワー  果物 りんご(皮ごと) バナナ ベリー類(いちご、ブルーベリー) アボカド(不溶性食物繊維が多い)  豆類 大豆やレンズ豆 ひよこ豆やインゲン豆  全粒穀物 全粒パン オートミール 玄米や雑穀  ナッツや種子 アーモンド チアシードやフラックスシード    まとめ 妊娠中の健康管理において、食物繊維は非常に重要な役割を果たします。便秘の予防や血糖値の安定、体重管理に役立ち、腸内環境の改善や栄養素のバランスをサポートをしてくれます。これらの効果を最大限に活かすためには、バランスの良い食事から適切な量の食物繊維を摂取することが大切です。 자세히 보기
妊娠中に味噌汁を食べてほしい6つの理由
ベテラン助産師の本村啓子です 今回は妊娠中の食事と味噌汁の関係性についてお話ししていきます。 味噌汁は、日本の伝統的な料理として広く親しまれており、妊娠中の食事にも大変重要な役割を果たします。 妊娠中は、体内の栄養バランスが母体と胎児の両方に影響を与えるため、栄養価が高く、消化に良い食事が求められます。 味噌汁は、さまざまな栄養素を簡単に取り入れることができ、体調管理にも役立つ料理です。ここでは、その具体的なメリットを6つにまとめて詳しく説明します。  1. 栄養のバランスが取りやすい 味噌汁は、さまざまな食材を自由に組み合わせることができ、栄養バランスを整えるのに適しています。 以下の栄養素が味噌汁を通じて効率的に摂取できます。 たんぱく質(豆腐、味噌など) ビタミン類(ほうれん草、ねぎ、じゃがいも、わかめなど) ミネラル(わかめ、あおさなど) 食物繊維(なめこ、ほうれん草、じゃがいもなど) 妊娠中は、胎児の成長をサポートするために多くの栄養が必要です。味噌汁は、これらの栄養素をバランスよく取り入れるための優れた手段です。  2. 消化が良く、胃腸に優しい 妊娠中はホルモンの変化により、胃腸の調子が不安定になることがよくあります。 味噌汁は温かく、消化が良い食品で、胃腸に負担をかけません。 豆腐やなめこなどの食材は、消化に良いことから、つわりや胃もたれに悩む妊婦さんにとっても安心して食べられます。  3. 塩分をコントロールしやすい 妊娠中は高血圧やむくみのリスクがあるため、塩分の摂取には注意が必要です。 味噌は塩分を含んでいますが、自宅で作る場合は味噌の量を調整することで、塩分をコントロールすることができます。 薄味で作ることを心がけることで、無理なく塩分を抑えることができます。  4. 体を温め、血行促進 妊娠中は冷えが問題になることがあります。味噌汁は温かいスープとして体を温め、血行を良くする効果があります。 体温が安定することで、免疫力の向上や疲労回復にも役立ちます。  5. 発酵食品としての健康効果 味噌は発酵食品であり、乳酸菌や酵母が豊富に含まれています。これにより、腸内環境を整え、便秘解消にも効果があります。 妊娠中は便秘に悩む女性が多いですが、味噌汁を毎日の食事に取り入れることで、腸内の善玉菌を増やし、腸内フローラを健やかに保つことが期待できます。  6. 味のバリエーションが豊富 味噌汁は具材の組み合わせ次第で、多彩な味を楽しむことができます。 妊娠中は味覚の変化が起こりやすいため、飽きずに食べ続けることができるのは大きなメリットです。 わかめや豆腐などの定番具材に加え、季節の野菜を取り入れることで、栄養面だけでなく味覚の満足感も得られます。  まとめ 妊娠中の味噌汁は、以下の理由から非常に重要です。 栄養バランスが良く、たんぱく質、ビタミン、ミネラルを効率的に摂取できる 消化が良く、胃腸に優しい 塩分をコントロールしやすい 体を温め、冷えやむくみを予防できる 発酵食品として腸内環境を整える効果がある 妊娠中は、毎日の食事を通じて胎児と自身の健康をしっかりサポートすることが大切です。味噌汁を取り入れることで、手軽に栄養をバランスよく摂取できるため、ぜひ積極的に取り入れてみてください。   こんなの知りたいなどあれば是非コメントお願いしますね^^ 자세히 보기
出産直前の赤ちゃんの回旋(回り方)の仕方
ベテラン助産師の本村啓子です   出産直前の赤ちゃんの回旋(回り方)の仕方がユーチューブでも、 Tiktokでも好評で5万回再生されています。 皆さんこんなのを知りたいんだなって思ったので載せています。 こんなの知りたいなどあれば動画にコメントお願いしますね^^   자세히 보기
食事改善と桶谷式
べテラン助産師の本村啓子です   今回は桶谷式における食事改善について書きます。   桶谷式における食事改善 桶谷式は、赤ちゃんの健康と母乳育児をサポートするための方法の一つで、 食事改善も提唱しています。 この方法では、刺激物(カフェイン、アルコール)、 加工食品、糖質の高い食品の摂取を控えることが推奨されることなどがあります。 しかし、桶谷式における食事改善も参考にしつつ、 栄養バランスを保つことが重要です。 母乳育児中の食事は、母親の体質や健康状態、 文化的背景によって最適な方法が異なりますが 健康に生活するうえではとても参考になる考え方です。 重要なのは、母親自身が健康であることです。   「まごわやさしい」 以下のことが主に言われていますので 参考にしてみましょう。 和食中心 ”まごわ(は)やさしい” 白米は好きなだけ 脂質を抑える 調味料は控えめに 「まごわやさしい」という言葉は、日本の伝統的な食生活を象徴する言葉であり 健康に良い食事のあり方を示しています。 ま(豆) 「まめ」は大豆や豆腐などを指し、たんぱく質や食物繊維、ビタミン、ミネラルなどが豊富です。大豆製品は、血糖値の上昇を緩やかにし、心臓病やがんなどの予防に役立つとされています。 ご(ゴマ) 「ごま」は、カルシウムや鉄分、マグネシウム、ビタミンEなどが豊富な健康的な油であり、風味付けや栄養強化に使用されます。特にごま油は、良質な脂質を摂取するのに役立ちます。 わ(わかめ) 「わかめ」は海藻の一種であり、ミネラルや食物繊維、ビタミン類が豊富です。 特にヨウ素やカルシウム、マグネシウムなどが含まれ、甲状腺機能や骨の健康に良い影響を与えます。 や(野菜) 「野菜」は、ビタミンやミネラル、食物繊維などが豊富であり、バランスの取れた食事に欠かせません。 特に緑黄色野菜にはβカロテンやビタミンCが豊富で、免疫力を向上させる効果があります。 さ(魚) 「魚」には、不飽和脂肪酸であるEPAやDHAが豊富に含まれており、 心臓病の予防や脳の発達に良い影響を与えます。また、良質なたんぱく質やミネラルも含まれています。 し(シイタケ) 「しいたけ」には、ビタミンDやビタミンB群、食物繊維、アミノ酸が豊富に含まれています。 特にビタミンDは、 カルシウムの吸収を促進し、骨の健康に役立ちます。 い(イモ) 「イモ」は、芋類や根菜類を指し、炭水化物や食物繊維、ビタミンCやカリウムなどが豊富です。特に芋類にはβカロテンや食物繊維が豊富であり、消化器官の働きを促進し、便秘の改善に役立ちます。 これらの食材をバランスよく摂取することで、健康的な食生活を送ることができます。     食べ方 産後は「食事の白米は好きなだけ」で、日本の産後ケア方法の一つであり、 母体の回復と授乳期の栄養補給を重視した食事法です。 食事の基本 桶谷式では、食事の基本は白米です。白米は消化が良く、栄養価が高いため、 体を温め、エネルギーを補給し、母乳の分泌を促進します。 適切な食事を通じて健康な産後生活をサポートします。 好きなだけ食べる 「好きなだけ」という表現は、適度な範囲で自然な食欲に従って白米を食べることを意味します。 食べ過ぎや食べなさ過ぎを気にせず、体が必要とする量を摂取することが重要です。 栄養バランス 白米だけでなく、おかずや汁物、野菜、果物などもバランスよく摂ることが大切です。 タンパク質やビタミン、ミネラルなどの栄養素を多様な食材から摂取し、体の健康をサポートします 消化に配慮 消化が良い白米は、産後の体力が回復しつつ、消化器官に負担をかけません。 このため、白米は多くの日本人にとって身近な食事であり、 産後の体調が不安定な時期でも食べやすい食材として選ばれます。   健康な脂質の摂取 産後は「脂質を抑える」といわれますが、産後の体調管理や体重管理のために 食事における脂質摂取量を注意深く調整することを指します。 脂質を極端に制限するのではなく、健康な脂質の摂取を重視します。 例えば、オメガ3脂肪酸を豊富に含む魚やナッツ、アボカドなどの食品を適度に摂取します。 特に飽和脂肪やトランス脂肪酸などの不健康な脂質の摂取を制限することが重要です。 脂質を抑えるためには、食材の選択が重要です。 低脂肪の肉や乳製品、油で揚げ物や加工食品などを避け、代わりに蒸し焼きや茹で、 焼き物などの調理法を選びます。また、野菜や果物、穀物などを積極的に摂取し、食事のバランスを保ちます。 脂質摂取のバランス  脂質を抑えることは重要ですが、必要な栄養素であることも忘れてはいけません。 桶谷式では、食事全体のバランスを考えながら、脂質を適切な量で摂取するよう心がけます。 特に授乳期の女性は、エネルギーと栄養素が豊富な食事が必要なため、バランスを保つことが重要です。 母乳は血液からできていますので 油分の多い食事は避けたいものです。 個々の体調や状況に合わせる    個々の体調や状況に合わせて脂質摂取量を調整します。 例えば、体重管理が課題である場合や特定の健康上の問題がある場合は、より厳密に脂質を制限することもあります。 産後の「調味料は控えめに」といわれますが、産後の健康管理や食事の質を向上させるために、 調味料の使用量を節制することを指します。 塩分の制限 調味料の主な成分の一つである塩分は、過剰摂取がむくみや高血圧や体調不良の原因となる可能性があります。 塩分摂取量を適切に管理するために、調理や食事の際に使用する塩の量を控えめにします。 これによって、健康を維持しながら血圧や水分バランスをコントロールします。   野菜やハーブの活用... 자세히 보기
安産のために自分でできること
ベテラン助産師の本村啓子です 今日は安産にするために自分でできることについてお話します 安産にするために、妊娠中からできることがいくつかありますので これについて書きます。   健康的な生活習慣の維持 まずは健康的な食事、適度な運動、十分な休息を確保しましょう。 これは妊娠中に限らず健康生活への基本です。 妊娠中は特に栄養に注意が必要です。 葉酸、鉄分、カルシウムなどの重要な栄養素を摂取し、バランスの取れた食事を心掛けましょう。 適切な体重を維持することも大切です。 妊娠中の体重増加は、妊娠前のBMI(身長と体重の比率)に基づいて異なります 参考にしてください。 低体重(BMI 18.5未満)の場合: 妊娠中の体重増加目安: 12kg以上 正常体重(BMI 18.5〜24.9)の場合: 妊娠中の体重増加目安: 11kg〜16kg 肥満(BMI 25以上)の場合: 妊娠中の体重増加目安: 7kg〜11kg 妊娠中の運動は適度に行うことで体力を保ち、筋力を鍛えるのに役立ちます。 ウォーキング、水泳、ヨガなどがおすすめです。   20分ほどのウオーキングは出産時にも、かなり効果を発揮します。 (体力的にも、出産の進み方も抜群に早いことが多いです)   ストレス管理   ストレスは出産に悪影響を与える可能性があるため、 リラクゼーション法や瞑想を取り入れてストレスを軽減しましょう。 呼吸法を行うのも効果的です(昨日のブログ)   適切な姿勢の維持   妊娠中に腰の痛みが出ることはよくあります。 分娩に向けて、関節を緩めるホルモンが出るためです。 妊婦体操やマタニティベルトを使用してみてください。   産前マッサージ 産前の全身マッサージは筋肉の緊張をほぐし、リラックスを促進するのに役立ちます。 専門のセラピストによる施術を受けるか、パートナーや家族にお願いしても良いでしょう。   正しい呼吸法の練習 正しい呼吸法を練習し、陣痛時にリラックスできるように準備しましょう。 昨日のブログを参考にしてみてください。 出産準備のクラスに参加 母親学級や両親学級、ヨガクラスなど、出産に備えたプログラムに参加することで 正しい知識をまなび、呼吸法、体の動かし方を学び、安産に備えることができます。 パートナーとの信頼関係があれば、妊婦はサポートを感じ、安心感を持つことができます。 これは安産の道をスムーズに進めるのに役立ちます。 出産プラン(バースプラン)の作成 出産プランを作成し、希望する出産方法や要望を医師や助産師と共有しましょう。 ※安全のためにできることとできないこともあるので、共有しておきましょう。 イメージを共有させることも安産に向けた準備です。 会陰マッサージ ↑会陰部 会陰マッサージに関しては、効果的である側面はありますが 正しく行わないと感染などの危険もあるため清潔な手指で行います。   会陰部の柔軟性を高め、分娩時に起こる可能性のある裂傷や破れを減少させることが目的です。 会陰部の柔軟性を高めることで、分娩時の痛みを軽減する効果が期待されます。 会陰マッサージの方法  会陰マッサージは以下の手順で行われます。 ・手をしっかりと洗い、マッサージオイルまたはジェルを用意します。 ・会陰部に優しく触れ、会陰部を円を描くようにマッサージします。  このとき、痛みがないように注意深く行います。 ・分娩前数週間から開始され、週に数回の頻度で行われます。 ・会陰マッサージは正しい方法で行うことが重要です。 ・指を中に入れてのマッサージまではしなくても効果はあります。 ※必須なことではありませんし、妊娠中に何らかの健康上の問題がある場合 会陰マッサージの適応しない場合があります。 医師と相談し、適切なケアしましょう。   まとめ   出産は身体だけでなく、心の準備も必要です。 出産に対する不安や緊張を緩和することが大切です。 最も重要なことは、医師や助産師と連携し、個別の状況に応じた出産プランを立て 安心して出産に臨むことです。 適切なサポートを受けながら、自分の体と赤ちゃんに最善のケアを提供し 安産になるように心がけましょう。 この本は現役助産師さんが書いた本で、漫画で楽しく出産・育児の話が書いてあり楽しく見れます。 本屋さんや、アマゾンなどで販売されています。 くすっと笑えることもあり、面白く読めました。 堅苦しくないので、ぜひ読んでみてください。... 자세히 보기
呼吸法が安産に有効な訳
ベテラン助産師の本村啓子です 今日は呼吸法が安産に有効な訳についてお話します     痛みの軽減 呼吸法で、陣痛中や出産中に痛みに集中しすぎることを避けることができます。 陣痛が来たらゆっくりと深呼吸をするこを意識することで 痛みに対する意識が変化し、痛みが適切な範囲にコントロールできます。 これは妊娠中から意識的に練習しておきましょう。 1日1回寝る前に3分ほど練習します。     腹式呼吸を意識することで副交感神経が働き眠りやすくなるので 眠りにも効果的です。 ※5秒吸って7秒吐く 瞑想は、ストレスを軽減し、エンドルフィンの分泌を増加させるのに役立つメソッドの一つです。 深い呼吸と瞑想を通じて、自分自身と調和し、幸福感を高めます。     リラックス   痛みやストレスにより筋肉が緊張することがあります。 私の体験からも、緊張の強い産婦は時間がかかる傾向にあります。 それは赤ちゃんが出てくる産道の周囲の筋肉を固くして 生まれにくくするからです。 深呼吸を意識して筋肉の緊張を緩和することを意識します。 骨盤底筋が緩み、腹部の筋肉も緩み、陣痛時に不必要の痛みが和らぎます。     鎮痛ホルモンの促進 正しい呼吸法により、鎮痛ホルモンであるエンドルフィンの分泌が増加します。 エンドルフィンは自然の鎮痛剤として知られ、痛みの軽減に関与します。 リラックスした状態は、エンドルフィンの分泌が増加します。 笑顔を作ることや笑うこともエンドルフィンの分泌を促進します。 笑顔を作るために、ポジティブな思考を持ち、笑いを楽しむ習慣を取り入れましょう。 日ごとからエンドルフィンが分泌できるよう、意識していきましょう。 マッサージ 産通緩和の腰のマッサージは、筋肉の緊張を緩和し、痛みを軽減するのに役立ちます。 パートナーにもマッサージの方法を覚えておいてもらいましょう。 おしりの割れ目の少し上らへんを、圧迫してもらいます。 (楽なところでいいです)   音楽 音楽は、エンドルフィンの分泌を促進します。 好きな音楽を聴くことで、気分がよくなり、幸せを感じることができます。 分娩時にも安心できる音楽をかけて臨みましょう。   リラクゼーション効果  正しい呼吸法はリラクゼーションを促進し、緊張を和らげます。 リラックスした状態では、ホルモンのバランスが整い、陣痛の進行がスムーズになります。   パートナーや助産師との連携 呼吸法を使うことで、パートナーや助産師と連携しやすくなります。 正しい呼吸法を指導してもらいながら、母子ともに安産にすることで 慰労サイドからも安心のサポートを受けることができ、不安や痛みの軽減に役立ちます。   焦りや不安の軽減 呼吸法は焦りや不安を軽減する効果もあります。 正しい呼吸法を実践することで、冷静な状態を保ち、出産に対する不安感を和らげることができます。 痛みの軽減には、呼吸法の他にも鎮痛薬やアプローチがありますが 呼吸法は自然でリスクが低く、安全な方法です。     酸素供給 呼吸法を使うことで、体に適切な酸素供給が行われ、母体や胎児の健康を確保します。 特に陣痛時には酸素供給が重要です。 お腹の中の赤ちゃんは胎盤や臍の緒を通して酸素をもらいますから、ママの呼吸だけが頼りです。 ママが呼吸を止めたり、パニックになってしますと心音が落ちて、帝王切開の1つの理由になります (帝王切開の理由はほかにもたくさんあります)   ソフロロジー式呼吸法 呼吸法は何でもいいですが参考に、ソフロロジー式呼吸法を説明します。   ソフロロジー式呼吸の特徴   意識的な呼吸 ソフロロジーでは、呼吸に重点を置いています。 意識的に深く、ゆっくりとした呼吸を行うことが特徴です。 リラクゼーション ソフロロジー式呼吸は、身体や筋肉の緊張を緩め、リラックスを促進します。 これにより、ストレスの軽減や心身の平静を実現します。 イメージリー ソフロロジーでは、イメージリー(想像力)も活用されます。 出産へポジティブなイメージを思い浮かべることで、 呼吸によるリラクゼーションを強化しておきます。   ソフロロジー式呼吸の基本的な練習方法   快適な場所で座るか横になります 静かでリラックスできる場所で、快適な姿勢をとります。 目を閉じ、深呼吸を始めます 鼻から5秒深く息を吸い込み、ゆっくりと7秒かけて口から息を吐きます。 このとき、呼吸に意識をはくことに集中させます。 時間をかけて練習  ソフロロジー式呼吸は、継続的な練習が重要です。毎日数分から数十分を取り入れ、効果を実感しましょう。 ソフロロジー式呼吸は、ストレスや不安を軽減し、リラックスやポジティブな気分を促進するのに役立ちます。 効果を感じるためには定期的な練習が必要です。... 자세히 보기
分娩時の荷物の準備
ベテラン助産師の本村啓子です 今回は分娩時の荷物の準備についてお話します。 分娩時の荷物の準備は、妊娠8か月(妊娠32週から34週ごろ)を目安に始めることが一般的です。 ここでは、分娩時の荷物の準備と具体的な内容について説明します。   分娩時の荷物の準備内容   母親用の荷物 ナイトドレスまたはパジャマ(産後は大量に汗をかくので着替えは入院日数分) スリッパまたは履き替え用の靴(提供されることもある) 授乳用ブラジャー 下着(産後ショーツは入院日数分ー生理用ショーツが入るならそれでもいいが、小さい場合が多い) 前開きショーツは産院の指示に従う(基本的には多くなくてよいし1枚は提供される場合が多い) 髪のゴムまたはヘアバンド カーディガン(授乳中や歩き回る際に便利) トイレタリー用品は提供されることが多い(歯ブラシ、歯磨き粉、シャンプー、石鹸、洗顔料など) ナイト用ナプキン(産直後のパットは提供される) 分娩に関連する荷物 バースプラン(あれば) 医療カード 証明書(身分証明書、保険証など) お金やクレジットカード(最低限) 持参薬(医師の指示に従って) カメラやスマートフォン(連絡や、写真やビデオを撮るため) 化粧品類・洗顔・化粧水・クリーム 新生児用荷物 (入院中は提供されることが多い) ・退院時の洋服 ・新生児の衣服(短肌着、長着など) ・バスタオルやおくるみ(くるむ) ・新生児用のおむつ(病院で提供される場合が多い) ・新生児用のベビーシート(退院時に必要)   食べ物と飲み物 軽食やおやつ(分娩が長引く場合に備えて。パンやカロリーメイトでもOK) 飲み物(水やスポーツドリンク、お茶など) ストローのついたボトル(なければストロー) お金やクレジットカード(自販機用) その他のアイテム 分娩時のリラクゼーションアイテム(音楽、アロマ、マッサージ用テニスボールなど) まとめ 病院の荷物置き場は狭いので、荷物は分娩時の最低限にして、必要になったものを 家族にもってきてもらいましょう。 気楽に、気楽に^^   자세히 보기