こんにちは、助産師歴38年、本村啓子です。
これまでに約3000件のお産に立ち会ってきました。
赤ちゃんが生まれてすぐ始まるお世話の中でも、
1日に何度もあるのが「おむつ替え」。
特に大変なのが——
「夜中の授乳のあとに、またおむつ替え…」
「うんちしてたけど、起こすべき?」
「せっかく寝たのに、替えたら起きちゃう…」
そう、夜のおむつ問題です。
今日は、ママたちのリアルな工夫と、助産師としてのアドバイスを交えて、
「夜のおむつ替え、どうしたらいいの?」にお答えします😊
そもそも…夜中におむつ、毎回替えるべき?
結論からお伝えすると…
👉 「おしっこだけなら、替えずに寝かせてOK」な場合も多いです。
新生児用のおむつは吸収力が高く、
すぐに替えなくてもかぶれにくい設計になっています。
ただし、
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うんちをしているとき
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おしっこで背中漏れしているとき
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赤ちゃんが不快そうにしているとき
このようなときは、起きていても寝ていても替えてあげましょう。
ママたちの「夜おむつ替え」リアルな工夫3つ
🌙① 「おしりふきは温めておく」
冷たいおしりふきでビクッ!と起きてしまう赤ちゃん、多いです。
👉 湯たんぽ・電気マットの上に置いておく
👉 おしりふきウォーマーを活用する
これだけで赤ちゃんの不快感がぐんと減り、寝かしつけのリスタートもスムーズに✨
🌙② 「ライトは最小限で」
強い光は、赤ちゃんを“覚醒モード”にしてしまいます。
👉 足元ライト、授乳ライトなど、ほんのりオレンジ系の光がおすすめ。
👉 スマホのライト直当てはNG!まぶしすぎます💦
ママ自身の目もラクになりますよ😊
🌙③ 「替える順番は“おむつ→おっぱい”がラク」
赤ちゃんは、おむつ替えで起きても、
おっぱいを飲みながらまた眠ってくれることが多いです。
なので、
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おむつ替えでしっかり起きる
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授乳で安心してそのままスヤ〜
この流れを意識すると、寝かしつけ直しのストレスが減ります!
今日あなたにお伝えしたいこと
夜中の育児は、とにかく「ひとりぼっち感」が強くなりがち。
でも、そんなときこそ——
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「今日は替えなくてOK」でもいい
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「ちょっと手を抜く」ことは工夫です
完璧じゃなくていい。
ママが少しでもラクに過ごせる工夫を、どんどん取り入れていいんです。
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夜中の授乳やおむつ替え、寝不足のつらさ…
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次回予告🛁
第3回は「お風呂デビューが不安なママへ。泣かずに入れる“赤ちゃん沐浴のコツ”」
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