こんにちは、助産師歴38年、本村啓子です。
先日TV埼玉でぺこぱさんと共演させていただきました^^
私はこれまでに約3000人の赤ちゃんの誕生に立ち会い、
退院後のママたちの育児相談にもたくさん乗ってきました。
産後すぐにぶつかる悩みのひとつが、
「赤ちゃんが泣き止まない」ということ。
「私の何がいけないの?」と不安になりますよね。
今日は、そんなママにこそ知っておいてほしい泣く意味と
対応のヒントをお伝えします。
泣くのは「赤ちゃんの言葉」です
まず大前提として、赤ちゃんは「泣くことでしか伝えられない」
ということを、忘れないでください。
例えば、こんなことを伝えていることがあります:
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お腹がすいた(でも飲みすぎて気持ち悪い時も泣くんです)
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暑い・寒い
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眠いのに寝つけない
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抱っこしてほしい
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音や光が気になる
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なんとなく不安・刺激が多い
泣き止まない=何か悪いことが起きている、というわけではないんですね。
実際に効果があった「泣き止ませテク」3選
私が実際にママたちにお伝えしてきて、効果があった方法をご紹介します。
①「しーっ」「うーん」と声を出してリズムを合わせる
胎内音に似たホワイトノイズは
赤ちゃんを安心させてくれることがあります。
ママの声で「しーっ」と言いながらゆっくり揺らしてあげると、
落ち着く子も多いです。
② 縦抱き+ゆっくりスクワット
横抱きでは泣き続ける子が、縦抱き+軽く膝を曲げる動きで
落ち着くことがあります。
ママの心音を感じられる縦抱きと、
心地よい揺れが合わさると安心するんですね。
③ 環境を静かに・暗く整える
テレビやスマホ、強い照明が刺激になっていることも。
少し暗くして、静かな音楽やママの声だけにしてみてください。
ママが疲れたら「泣いててもいい」と思って
大切なのは、「赤ちゃんが泣くのは自然なこと」と受け入れること。
泣き止まない赤ちゃんを前に、「私が頑張らないと」と無理してしまう
ママが本当に多いんです。
でも、ママが疲れてしまっては元も子もありません。
一度、ベビーベッドに置いて、深呼吸する。
5分だけ隣の部屋に行って、お茶を飲む。
それだけでも、赤ちゃんと向き合う余裕が戻ってきます。
あなたの愛情は、ちゃんと届いています
3000件以上のお産と育児相談を通して感じるのは、
どのママもすごく頑張っているということ。
泣き止まなくても、それは「ダメなママ」ではなく、
「赤ちゃんがあなたを頼っている証」です。
少しずつでいいんです。
今回ご紹介した方法のうち、ひとつだけでも試してみてくださいね。
次回は、「夜泣き」と「昼夜逆転」についてお話ししようと思います。
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