こんにちは、助産師歴38年、本村啓子です。
私は、これまでに約3000人の赤ちゃんの誕生に立ち会ってきました。
妊娠中、「手足が冷える」「お腹が冷たい」と感じる妊婦さんはとても多く
実際に妊婦健診で「体が冷えているね」と言われた経験がある方も。
でも実は、冷えはママの体調不良だけでなく、赤ちゃんにも影響を及ぼす可能性があるんです。
🌡冷えがもたらす影響とは?
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⭕子宮や胎盤への血流が低下 → 胎児への栄養や酸素が届きにくくなる
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⭕腸の働きが鈍くなり、便秘や消化不良に
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⭕筋肉がこわばって、お腹が張りやすくなる(切迫早産のリスクも)
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⭕ホルモンバランスの乱れ → 眠れない・イライラ・落ち込みやすく
赤ちゃんにとって、ママの体は“お部屋”そのもの。
温かく、居心地のよい環境をつくることは、安心して育つための第一歩です。
🔥妊婦さんが実践できる温活5つのポイント
① 首・手首・足首を冷やさない
→ 「三首」を温めると、血流が一気に全身に回りやすくなります。
📝ポイント:
② 白湯習慣で内側から温める
→ 朝の白湯は胃腸をゆっくり目覚めさせ、内臓をじんわり温めてくれます。
📝ポイント:
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起きてすぐ、コップ1杯の白湯(50〜60℃)をゆっくり飲む
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レモンを1滴入れるとさっぱり感もUP!
③ 温かい食材・飲み物を意識して摂る
→ 体を温める食材は、根菜類・発酵食品・生姜・黒ごま・味噌など。
📝おすすめ温活食:
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具だくさん味噌汁(大根・人参・ごぼう)
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生姜スープ・根菜ポトフ
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黒ごま入りおにぎり
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甘酒(ノンアル)・ルイボスティー・はと麦茶
④ お風呂はシャワーで済まさず湯船につかる
→ 妊婦さんでも大丈夫な温度(38〜40℃)で10〜15分、半身浴が効果的。
📝ポイント:
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入浴前後の水分補給も忘れずに
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好きなアロマオイルで心もポカポカに(ラベンダー、マンダリンなど)
⑤ 腸活と一緒に取り入れると相乗効果!
→ 腸が冷えると腸内環境が乱れ、便秘や免疫力低下にもつながります。
腸と子宮は近くにある臓器。同時に整えることが、冷え改善への近道!
🔸【マタニーナ葉酸サプリ】には、腸活を意識した乳酸菌・ラクトフェリンなどの温活サポート成分も。
👶ママと赤ちゃんが笑顔になる“温かい暮らし”を
冷えは気づかないうちに進行していることも多いです。
でも、ちょっとした意識とアイテムで、体の芯から温めることはできます。
体が温まると、心もほぐれる。
心がほぐれると、赤ちゃんにもいいエネルギーが届く。
それが温活の本当の価値です🌿
📦おまけ:温活グッズおすすめ3選
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シルク素材の腹巻き(薄手でもOK)
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あずきのカイロ(電子レンジで使えるタイプ)
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妊婦さん向けレッグウォーマー(締め付けずふわふわ)
📕【次回予告】第5話は「母子手帳の上手な活用術」。
ただの記録帳じゃない!育児のスタート準備に役立つ、母子手帳の本当の使い方をお伝えします。