妊娠初期にやっておくと安心な5つの準備

こんにちは、助産師歴38年、本村啓子です。


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これまでに約3000人の赤ちゃんの誕生に立ち会ってきました。


今回は妊娠初期にやっておくと安心な5つの準備についてお伝えします


① 葉酸サプリのスタート

● なぜ必要?

妊娠初期は胎児の神経管(脳や脊髄の元)が形成される重要な時期。
この時期に葉酸が不足すると先天性異常のリスクが高まると言われています。

● どう選ぶ?

  • 厚労省推奨:1日400μgのモノグルタミン酸型葉酸

  • 鉄分・ビタミンB群など、吸収を助ける成分も◎

  • 継続しやすい価格、無添加だとより安心

「マタニーナ」は必要なものだけに絞った優しい葉酸サプリで

栄養を吸収できるような腸活を意識した商品です。


つわりの時期にも飲みやすいと好評です。






② 産婦人科を早めに決めて受診

● なぜ必要?

妊娠が分かっても、子宮外妊娠や絨毛膜下血腫などの異常があることも。
6〜7週頃には心拍確認のために受診が必要です。

● ポイント

  • 通いやすい距離・交通手段

  • 分娩できるか(紹介状の有無)

  • 助産師外来があるかどうか

  • 自然分娩 or 無痛分娩の対応

🩺「ここで産みたい」と思える場所を見つけると、不安が減ります。



③ 体調と生活習慣の見直し(特につわり対策)

● なぜ必要?

妊娠初期はホルモン変化で眠気・倦怠感・つわり・便秘などが起こりやすい時期。
そのため、無理をしない生活設計がとても大切です。

● やっておくとよいこと

  • 休める日には横になる(寝不足は大敵)

  • 小分けにして食べる、吐き気対策の飴を用意

  • 水分摂取(麦茶、炭酸水、経口補水液など)

  • 便秘・冷え対策に腸活(乳酸菌・温活)

🌿この時期、「頑張らない勇気」がとても大事です。



④ パートナー・家族への共有

● なぜ必要?

ホルモンの変化でイライラや不安が出やすい時期。
そのため、精神的サポート生活面での協力が必要不可欠。

● 話しておくと良いこと

  • 通勤や家事の負担

  • 食事・においの変化(つわり対策)

  • 不安な時にどうしてほしいか

  • 妊婦健診の付き添いの希望

👪家族が妊娠を「自分ごと」にする第一歩です。


⑤ 情報の取り入れすぎに注意する

● なぜ必要?

ネットやSNSには玉石混交の情報が溢れています。
間違った情報や他人の体験談に振り回されて、

かえって不安になる妊婦さんも多いんです。

● ポイント

  • 信頼できる情報源を1〜2つに絞る(例:産婦人科医・助産師・厚労省など)

  • SNSは「参考程度」に

  • 不安なことは専門家に聞く習慣を

📘おすすめ:母子手帳の内容をじっくり読む・自治体の母親学級に申し込む



妊娠初期の安心は

「情報 × 休息 × 周囲のサポート」

  1. 葉酸サプリで栄養準備

  2. 安心できる産院選び

  3. 無理しない生活リズム

  4. パートナーと協力体制

  5. 情報との距離感を保つ


「赤ちゃんを迎える準備は、まずママの心と体を整えることから」ですよ🌷