分娩編【第2回】会陰切開をしなかったママの共通点とは?

こんにちは、助産師歴38年、本村啓子です。

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これまでに約3000人の赤ちゃんの誕生に立ち会ってきました。


妊婦さんとお話していると、こんな声をよく聞きます。

「できれば、会陰切開はしたくないんです…

その気持ち、とってもよくわかります。



私も助産師として、なるべく自然に産んでほしいという想いでサポートしています。


実は、会陰切開をしなくてもすんだママたちにはある共通点がありました。
今日はその中から、特に印象に残っているポイントを3つ、お伝えしますね。



会陰切開をしなかったママの共通点3つ


いきみのタイミングを「自分の感覚」でつかめていた

ある初産のママ(Bさん・仮名)は、陣痛が強くなってきても、
焦らず、「まだ赤ちゃんが降りてきてない感じがします」と冷静に教えてくれました。

いきみたくなるのは自然なことですが、早いいきみは会陰に負担をかけることも。


その点、このママは「本当にいきみたい!」という感覚を

ちゃんと待つことができたんです。


その結果、裂けることもなく、切開もせずに赤ちゃんが生まれましたよ😊



股関節や骨盤まわりがやわらかかった


実は、股関節や骨盤周りの柔軟性って、会陰にも影響するんです。


ヨガやストレッチを日常的にしていたCさん(仮名)は、
赤ちゃんの頭が見えてからも、ゆっくりとリズムよく呼吸して、
とてもスムーズにお産をされました。


体がやわらかいと、会陰部分の伸びも良くなり、切らずに済むことが多いんです。



助産師との信頼関係ができていた


Dさん(仮名)は、妊娠中から不安なことはどんどん相談してくれる方でした。


「ちょっと怖いですけど、先生がついてるなら大丈夫です」と言ってくれて…。


お産のときも、私たちの声かけに合わせて呼吸や体勢を変えてくれて、
とても落ち着いて出産されました。


リラックスして、会陰に無駄な力が入らなかったことが、
切開なしにつながった大きなポイントだったと思います。


今日あなたにお伝えしたいこと


会陰切開をする・しないは、赤ちゃんやお母さんの状態に応じて判断するもの。


だから「絶対しない!」と決めすぎず、“切らなくても済む準備”をしておくことが大切です。


今日ご紹介したように、
・股関節をやわらかくするストレッチ
・呼吸とリラックスの練習
・信頼できる人との関係づくり


これらを意識してみてくださいね。


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次回予告👨👩👧

第3回は「分娩室で見た“夫の神対応&地雷行動”」をお届けします!
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