こんにちは、助産師歴38年、本村啓子です。
これまでに約3000人の赤ちゃんの誕生に立ち会ってきました。
「お産って、何時間もかかって大変って聞くけど…」
そう思っている妊婦さん、多いですよね。
確かに時間がかかることもありますが、実はお産がスムーズに進む方には、
いくつか共通点があるんです。
今日はその中から、特に印象的だった3つをご紹介しますね。
お産がスムーズだったママたちに共通する3つの特徴
① 自分の“からだの声”をよく聞いていた人
あるママ(Aさん・仮名)は、妊娠中から「ちょっと疲れたな」と思ったら横になる、
お腹が張るときは無理せず休む…といったふうに、からだのサインに敏感でした。
実は、これってとても大事なんです。
妊娠中にからだと仲良くなる練習をしておくと、
陣痛が来たときにも余計な不安が少なく、
自分のリズムで呼吸したり、力を抜いたりしやすいんですよ。
② “お産はこわい”を否定せず、受け入れていた人
「こわくない」って無理に思い込もうとするより、
「こわいけど、大丈夫って信じよう」と思っていたママたちのほうが、
気持ちがふっとラクになって、結果的にお産がスムーズだったことが多いです。
陣痛の波に逆らわず、「これは赤ちゃんと一緒にがんばってる証拠だ」
と思えたとき、人ってすごい力を発揮できるんですよね。
③ 委ねる力を持っていた人
これもとても印象的です。
「なんとかしなきゃ!」と自分だけでがんばろうとするより、
助産師や医療スタッフ、パートナーの声に耳を傾け、
安心して身を預けられるママは、力みが少なくお産が進みやすい傾向にありました。
実際に「一緒にがんばってくれてると思ったら、急に安心できました」と
笑顔でお産を終えられたママもいらっしゃいます。
今日あなたにお伝えしたいこと
お産は、「こうすれば絶対こうなる」というものではありません。
でも、自分の体・心・まわりの人を信じる力は、
確かにお産に良い影響を与えてくれます。
妊娠中から、少しずつからだと仲良くなることを意識してみてくださいね。
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次回予告🎈
第2回は「会陰切開をしなかったママの共通点とは?」をお届けします!
「切るのが怖い…」という方、ぜひ読んでみてくださいね。