こんにちは、助産師の本村啓子です。
今回は”ほうれん草で妊娠生活に栄養革命”と言う
テーマにお話をさせていただきます。
まずはじめに‥
妊娠中の栄養面でほうれん草が
高く評価されていることを知っていましたか?
妊娠中のお母さんにとって、
栄養バランスの良い食事は
赤ちゃんの健康とお母さん自身の
体調維持にとても重要です
その中でも、ほうれん草は
特におすすめしたい食材のひとつです。
ほうれん草は、赤ちゃんの脳や神経管の発達に
欠かせない葉酸が豊富に含まれている上、
鉄分やカルシウム、ビタミンCなど、
妊娠中に必要な栄養素がたっぷり
これらの栄養は、貧血の予防や骨の健康をサポートし、
お母さんと赤ちゃんの健やかな成長を助けます。
また、ほうれん草はサラダやスムージー、スープなど、
さまざまな料理に取り入れやすいのも魅力です

ほうれん草に含まれる主な栄養成分(100gあたりの含有量を基準とします)
葉酸
含有量: 約210μg
葉酸は胎児の正常な発育に不可欠で、
特に妊娠初期には重要です。
貧血の予防や細胞の生成にも関与します。
ビタミンA(βカロテン)
含有量: 約6,000μg
ビタミンAは視力の健康維持や
免疫機能をサポートします。
ビタミンC
含有量: 約35mg
ビタミンCは抗酸化作用が強く、
免疫力を高める効果があります。
鉄分
含有量: 約2.0mg
鉄分は赤血球の生成をサポートし、
貧血を予防します。
特に女性にとって、日常的な鉄分の補給は重要です。
カルシウム
含有量: 約49mg
カルシウムは骨や歯の健康に不可欠です。
ほうれん草に含まれるカルシウムは、
他の野菜と比べて豊富に含まれています。
カリウム
含有量: 約490mg
体内のナトリウム(塩分)バランスを調整し、
血圧を正常に保つ役割があります。
むくみの改善にも効果的です。
マグネシウム
含有量: 約69mg
マグネシウムはエネルギー代謝や
筋肉の機能を助け、体の多くの
酵素反応をサポートします。
ビタミンK
含有量: 約400μg
ビタミンKは血液の凝固を助け、
骨の健康を維持するために重要です。
食物繊維
含有量: 約2.8g
食物繊維は腸内環境を整え、
便秘の予防に役立ちます。
また、血糖値の上昇を抑える効果も期待できます。
ビタミンE
含有量: 約2.5mg
ビタミンEは強力な抗酸化作用があり、
細胞を保護し、老化を防ぐ効果があります。
その他にも多くの栄養成分が含まれています。

ほうれん草はレシピが豊富
ほうれん草をおすすめする一番の理由は、
何と言ってもレシピの豊富さです。
さまざまな料理にアレンジしやすく、
どんな食事にも取り入れやすいのが魅力です
「クックパッド」でも「インスタグラム」でもいいので、
「ほうれん草 レシピ」と調べてみてください
クックパッドだけでも8万件以上の
レシピが出てきます!
個人的には「ほうれん草の和風パスタ」が
おすすめです🤤
まとめ
ほうれん草は葉酸や鉄分など、妊娠中に
必要な栄養がたっぷり含まれているだけでなく、
スープ、サラダ、炒め物、スムージーなど、
さまざまな料理に使える万能食材です。
毎日の食事に無理なく取り入れられるため、
栄養バランスを保ちやすく、
妊娠中にピッタリな食材ですので、
是非、今日からでも取り入れてみてください
質問や感想などは是非コメントでお願いします^^
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