第8話:人と比べてしまう…発達の個人差にどう向き合う?

こんにちは、助産師歴38年ベテラン助産師ケイコです。
今年もやります!!いいお産の日イベント💕
(ゲスト:おたんこ助産師さん)

一昨年の様子


私はこれまでに3000件以上のお産に立ち会い
たくさんのママたちの授乳のお悩みに寄り添ってきました。

また専門家としてTVや新聞で多数出演させていただきました。
MC:ぺこぱさん

今回は赤ちゃん についてお話します。
子育てをしていると、つい他の赤ちゃんと比べてしまうもの。



「同じ月齢なのに、うちの子はまだ寝返りしない」
「友達の子はもうつかまり立ちしているのに…」
「言葉が遅いのは発達に問題があるの?」


SNSや育児サークルなどで他の赤ちゃんを見る機会が増え、
焦りや不安を感じやすいのが現代のママの特徴です。


他の家のお子さんと比較して「比べて落ち込むママ」は本当に多いです。


あるママは「友達の子がもう歩いているのに、
うちの子はハイハイすらしない」と涙を流しました。

また別のママは「言葉がなかなか出ずに、
発達障害なのでは…と毎日検索してしまう」と不安を訴えていました。

私自身も、わが子が同じ月齢の子と比べてできないことが多いと
「大丈夫かな」と心配した経験があります。

でも今振り返ると、発達は本当にその子のペースがあり、
遅い・早いだけで判断できないものだと痛感しています。



  比べない育児を意識する3つの視点



発達には幅があることを知る


寝返り・ハイハイ・歩き始め・言葉…すべてに大きな幅があります。
例えば歩き始めは9ヶ月の子もいれば、1歳半でようやく歩き出す子もいます。
どちらも「正常」の範囲なんでです。


昨日のわが子と比べる


比べるなら他の子ではなく「昨日のわが子」です。
少し長く寝られた、声を出して笑った、興味を持つものが増えた…

それが立派な成長のサインです。


どうしても不安なら専門家に相談する


発達が遅いかどうかを判断するのはママの役目ではありません。
心配なときは小児科や健診で相談しましょう。
専門家の視点を得ることで安心できるママは多いです。


比べてしまう気持ちは、ママが「一生懸命だからこそ」生まれるもの。
でも赤ちゃんは一人ひとり違うリズムで成長しています。

「うちの子はうちの子のペースで大丈夫」
その気持ちを持てるだけで、ママの心はぐっと楽になります。


どうか他の子と比べて落ち込むのではなく、
「昨日より今日」「今日より明日」の小さな変化を楽しんでくださいね。

ママの安心した笑顔が、赤ちゃんにとって一番の発達サポートです。


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