ベテラン助産師の本村啓子です
母乳育児の成功には、いくつかの大切なコツがあります。
今回はその3つについて話をします。
1. 頻回な授乳
赤ちゃんの成長に合わせて、頻回な授乳が成功の鍵です。
ここで大切なのは、赤ちゃんが必要なだけ飲むようにサポートすることです。
1: 頻繁な授乳タイムを設ける
母乳育児では、赤ちゃんのペースに合わせて頻繁に授乳しましょう。
赤ちゃんが吸うことにより母乳が作られるためのホルモンが大量に分泌されます。
通常、新生児は1日に8回以上、授乳が必要です。
母乳の場合は消化がいいので2時間おきの授乳も普通に起こります。
リズムが整う1か月までは、頻回に飲ませて母乳が出るサポートをします。
2: 夜間も授乳を続ける
夜間でも授乳を続けることが大切です。
夜間の授乳は母乳分泌を促進し、赤ちゃんの安眠にも貢献します
授乳枕や足りない時のミルクを近くに置くなど
快適な環境を整え、暗い部屋で授乳し、授乳中もリラックスした雰囲気を作りましょう。
3: 赤ちゃんのサインを注意深く観察する
赤ちゃんは泣くだけでなく、授乳を求めるさまざまなサインを示します。
手を口に持っていったり、唇をなめたり、小さな唸り声を出したりすることがあります。
これらのサインに敏感に反応し、授乳を提供しましょう。
ただし、飲んですぐの場合はおむつだったり、げっぷが出ていないためだったりしますので
授乳以外の要因もあるので気を付けましょう。
2. 乳房と乳首の管理
正しい飲ませ方や乳房の健康を保つために、乳房と乳首の管理が欠かせません。
妊娠中期から、乳房や乳首のマッサージも行いましょう
(別日に詳しく説明)
4: 母乳分泌を促すマッサージ
乳房のマッサージは母乳分泌を増やすのに役立ちます。
授乳前にも毎回乳房をマッサージして、母乳の分泌を良くしましょう
5: 正しい飲ませ方を心がける
正しい飲ませ方には、乳頭を丸くふくませ、深く赤ちゃんの口に入れることが重要です。
上の右の絵の様に、赤ちゃんの唇を内側にめくり、口を大きく開かせましょう。
これにより、乳首への負担を軽減し、赤ちゃんが効果的に授乳できます。
授乳時の赤ちゃんの高さにも気を付けましょう。
授乳枕などで高さ調節をしましょう。
おちょぼ口で浅くくわえたり(上の絵の左側)
乳頭をつぶし飲みしたりする赤ちゃんの飲み方には注意が必要です。
これらの飲み方は乳頭や乳輪を傷つけ、乳房の健康に悪影響を及ぼす可能性があります。
大きく口を開けて深く飲ませる、正しい飲ませ方をサポートしましょう。
6: 授乳後の乳首のケア
授乳後、乳首のケアも大切です。
母乳がまだ残っているときは20分を目安に搾乳しましょう
搾乳したものは冷蔵庫に保存し次回の授乳時に温めて足します。
(冷凍なら1日まで保存可)
栄養、睡眠
7: 栄養を十分に摂る
母乳を供給するためには、母親自身が健康で栄養を十分に摂ることが不可欠です。
バランスの取れた食事を心がけ、水分補給も忘れずに行いましょう。
必要な栄養素を摂ることで、母乳の品質と分泌量が向上します。
8: 十分な睡眠を確保する
睡眠不足は母乳育児のストレスを増加させ、母乳分泌にも悪影響を及ぼす可能性があります。
赤ちゃんの睡眠サイクルに合わせて、十分な休息を取るように努力しましょう。
パートナーや家族のサポートを受けることも大切です。
これらのコツを実践することで、母乳育児を成功させる確率が高まります。
赤ちゃんの成長と健康をサポートするために、母乳育児を楽しんで取り組みましょう。
※以上はママ側の因子です。赤ちゃん側の問題で飲めない場合もあります。
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第1回目
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3000人の出産の介助経験を持つ
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