妊活④妊活中のパートナーシップ ~ふたりで乗り越えるために~

ベテラン助産師の本村啓子です。


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今回は妊活について計7回でお話します。

今回は4回目です。



妊活は、女性だけのものではなく、夫婦ふたりで取り組むものです。

でも、なかなか赤ちゃんができないと、ストレスがたまり、夫婦関係がギクシャクしてしまうこともあります。


大切なのは、お互いの気持ちを理解し合い、無理をしすぎず

楽しく妊活を続けることです。


今日は、妊活中に大切なパートナーとの向き合い方についてお話しします。



  ① 妊活はふたりで向き合うもの


妊娠しにくい理由は、女性側だけではなく、男性側にも原因があることが多いです。


そのため、妊活は「妻だけが頑張るもの」ではなく

夫婦ふたりで協力しながら進めることがとても大切です。



💡 こんな考え方をしていませんか?


「妊娠できないのは私のせい?」 → 妊娠は夫婦の問題。ひとりで責めないことが大切!
「夫が協力してくれない!」 → 伝え方を変えると、協力的になってくれることも。
「病院に行くのが恥ずかしい…」 → 男性も検査が必要なことを知ろう!




  ② 妊活中のストレスと夫婦関係


妊活が長く続くと、「なぜうまくいかないの?」と不安になったり

焦ったりすることがあります。


その気持ちを、夫婦でうまく共有できないと、ケンカになってしまうことも…。


💡 こんなとき、どうする?


🗣 夫が妊活に協力的でないとき…


➡ 「一緒に病院に行ってほしいな」「サポートしてくれると嬉しい」と、

  やさしく伝える。


➡ 「あなたと一緒に頑張りたい」という気持ちを言葉にする。



💬 妻がストレスを抱えているとき…


➡ 「大丈夫?」と声をかけるだけでも安心する。


➡ 妊活の話ばかりではなく、リラックスできる時間を作る。




  ③ 夫婦でできること


妊活をスムーズに進めるために、夫婦で協力できることはたくさんあります。


💡 夫婦で意識したいこと


コミュニケーションを大切にする → お互いの気持ちを話す時間を作る。


プレッシャーをかけすぎない → 「今月こそは!」と焦ると、ストレスが増える


リラックスする時間を持つ → 妊活のことばかり考えず、デートや趣味を楽しむ。


男性も健康に気をつける → 喫煙・飲酒・食生活を見直し、精子の質を上げる。




  ④ まとめ


妊活は、ひとりで頑張るものではなく、夫婦ふたりで支え合いながら進めるものです。

お互いの気持ちを大切にしながら、無理をしすぎず、リラックスして妊活を続けましょう。

焦らず、ふたりのペースで歩んでいくことが、赤ちゃんを迎えるための第一歩です。