べテラン助産師の本村啓子です
昨日がホワイトデーということもあり
チョコレートについて書きます。
母乳育児の際に、チョコやケーキを食べて乳腺炎が
詰まりやすくなることもありますので気を付けましょう。
チョコレートのいいところ
チョコレートには、カカオポリフェノールと呼ばれる成分が含まれています。
この成分は、小腸で吸収され、血管の内部に入り込みます。
カカオポリフェノールは、抗酸化作用や抗炎症作用があり
体内で活性酸素や炎症を抑制します。
これにより、老化や慢性疾患のリスクを低減し、健康を維持します。
また、カカオポリフェノールは、血管の健康を促進する効果もあります。
血管内の炎症を軽減し、血流を改善することで、
心臓病や動脈硬化などの循環器系の疾患のリスクを軽減します。
さらに、血圧を正常範囲に保つ助けとなり、心臓血管系の健康をサポートします。
カカオポリフェノールには、認知機能の向上にも良い影響があります。
神経細胞の保護や神経伝達物質のバランスを調整することで、
脳の機能を促進し、記憶力や学習能力を向上させます。
さらに、ストレスや不安を軽減し、気分を安定させる効果もあります。
ストレスによる認知機能の低下やうつ症状の改善に役立ちます。
また、カカオポリフェノールは糖尿病の予防や管理にも効果があります。
血糖値の上昇を抑制し、インスリン感受性を向上させることで、血糖コントロールをサポートします。
これにより、糖尿病の発症リスクを低減し、既存の糖尿病の管理にも役立ちます。
口臭予防や歯周病の予防にも効果があるとされています。
チョコレートの悪いところ
いいところもあるカカオポリフェノールですが
過剰に摂取すると、体に悪影響を及ぼす可能性があります。
摂取過多による症状には、激しいめまいや不整脈、興奮、多尿などが挙げられます。
さらに、チョコレートにはテオブロミンやカフェインが含まれており
過剰摂取すると頭痛や不眠などの症状を引き起こす可能性があります。
また、高カカオチョコレートには、カロリーや脂質が多く含まれています。
一日に摂取する目安は3〜5枚程度とされており、
過剰摂取による体重増加や生活習慣病のリスクに注意が必要です。2
さらに、砂糖や乳脂肪が多く含まれる加工品のチョコレートは、
虫歯や脂質異常、糖尿病などのリスクを増加させる可能性があります。
まとめ
チョコレートはおいしいですが、適量をまもり過剰に食べ過ぎないようにしましょう
急な当分の接種は急激なホルモンの変動を伴ったり
血糖値が急に上がるため、血液の粘度が上がり詰まりやすくなるため気を付けましょう。
何といっても母乳は血液から作られているので
食べるものには気を付けましょう。







