言葉が持つ力:育児におけるポジティブな伝え方とは?

こんにちは、助産師の本村啓子です。

 


今回は”育児におけるポジティブな伝え方とは?”を

テーマにお話をさせていただきます。





例をあげると、わたしたち親世代の感覚で

「頑張らなきゃダメだよ!」と励ましのつもりで

かけた言葉が、子どもにとってプレッシャーとなり、

逆にやる気を失わせてしまうことがあります。


 

では、すればいいのでしょうか?


 

大切なのは、子どもを「承認」してあげることです。

これにより、自己肯定感を高め、挑戦する気持ちや、

自らチャンスをつかむ力を育むことができます。


 

日常で使う言葉を少し工夫するだけで、

子どもへの影響が変わってきます。

 


たとえば、「早くして!」という言葉は、

「一緒に急ごう!」と優しく促したり、

「3分でできるかな? よーいドン!」と

楽しいチャレンジに変えることができます。




また、「なんでできないの?」という言葉は

「今、上手になっていく途中だよ」と前向きに

伝えることで、子どもを励ますことができます。



さらに、よく使われる「ダメ」という言葉も、

子どもに危険が伴うとき以外は、

頻繁に使わない方がいいでしょう。



「ダメ」と言う言葉は子どもの自己肯定感が

傷ついてしまうこともあります。



「ダメ」と言う言葉の代わりに「よくないよ」と

言い換えることで、子どもに響きやすくなり、

本当に重要な場面で使う「ダメ」の効果が増します。




 まとめ



子どもを承認し、日常の言葉を少し工夫することで、

自己肯定感を育み、子どもの意思を引き出すことができます。


プレッシャーを与える言葉ではなく、

優しく前向きな表現に変えることで、

子どもを自然に励まし、

子どもの意思を大切にしてあげてください。

 


質問や感想などは是非コメントでお願いします^^